演奏会について

□ ヨーヨー・マ (チェロ) Yo-Yo Ma

1955年中国人の両親のもとパリで生まれる。4歳より父にチェロを学び、5歳のときにリサイタルを開く。1962年ニューヨークに移住。9歳の時からジュリアード音楽院にてレナード・ローズに師事。10代でカザルスやロストロポーヴィッチら巨匠たちと肩を並べるアーティスト、と評価される。その後ハーバード大学にも学び、古典文学で名誉博士号を授与されている。 ソリストとして世界中のオーケストラと共演するとともに、多くの室内楽の演奏も彼の友人たちと多彩にこなしている。これまでに、エマニュエル・アックス、ダニエル・バレンボイム、クリストフ・エッシェンバッハ、トン・コープマン、ボビー・マクファリン、リッカルド・ムーティ、デイヴィッド・ジンマンらと度々共演してきたほか、従来のクラシックの枠組みを超えて、アメリカのカントリー・ミュージックをベースに創作した「アパラチア・ワルツ」、タンゴの革命児ピアソラの作品を演奏した「プレイズ・ピアソラ」等のアルバムの録音で幅広い層のファンを獲得した。

□ キャサリン・ストット (ピアノ) Kathryn Stott

イギリス、ランカシャー生まれ。ユーディ・メニューイン音楽院にてヴラド・ペルルミュテールおよびナディア・ブーランジェに学ぶ。その後ロンドン王立音楽院を卒業、1978年のリーズ国際ピアノ・コンクール入賞から国際的な活躍が始まった。これまでにサイモン・ラトル、チャールズ・グローヴズ、オッコ・カム等の指揮者や世界各国のオーケストラと共演、室内楽奏者としてはマイケル・コリンズ、トゥルルス・モルク、ジャニーヌ・ヤンセン、小川典子等と共演を続けているが、特にヨーヨー・マとは数多く7度の来日公演で共演している。
録音はフォーレのソロ・ピアノ全作品集、ドビュッシー、ラヴェル等多くのフランス音楽や、ジョン・ファウルズ作品集や「マラゲーニャ」「タブー」で知られるラテン音楽のレクオーナなどのピアノ曲、ナイマン、マックスウェル=デイヴィス等多くの現代作品。他にもケクラン、シュルホフ、カバレフスキーのピアノ協奏曲、ディーリアスの作品集(小川典子とのデュオ)。ヨーヨー・マとはグラミー賞を受賞した「ソウル・オヴ・タンゴ」のほか、フランスの作品集「パリ~ベル・エポック」、ブラジル作品集「オブリガード・ブラジル」(グラミー賞受賞)などがある。