5月31日

ナチュラルライフ

20年5月31日(日) 16:30

ナチュラルライフ

日本野鳥の会宮崎県支部さんの案内で鳥を楽しもう


日本野鳥の会宮崎県支部のお三方に、
身近な鳥や宮崎の限られた場所で繁殖する貴重な鳥をご紹介いただく
最終回、ご案内役は中村豊さんです。

中村さんは野鳥に関する様々な調査を行い、
とくに門川町枇榔島をフィールドとした
カンムリウミスズメの生態調査や保護のための活動は32年間続けています。
その活動により2017年度 MRT環境賞の個人部門優秀賞を受賞しました。
今回はあらためてカンムリウミスズメがどんな鳥か教えていただきます。

カンムリウミスズメは国の天然記念物です。
大きさはムクドリくらい。大きさのわりに体重が重く、飛ぶのが得意ではありません。
そのかわり、水中を飛ぶように泳ぎます。
一生のうちのほとんどを海の上で過ごし、
陸上に上がるのは、繁殖期のわずかな期間だけです。
中村さんはカンムリウミスズメをペンギンみたいな鳥、と表現されました。
名前にスズメとありますが、スズメの仲間ではなく
「小さい鳥」という意味でスズメとついています。
また頭に冠のような冠羽がついていることからこの名があります。

日本で繁殖するウミスズメ科の鳥は7種類いますが、
カンムリウミスズメだけが黒潮や対馬海流の影響のある暖帯海域に生息。
その最大の繁殖地が宮崎県の枇椰島で、
世界に1万羽いると推測されるカンムリウミスズメのうちの約3000羽が枇榔島で確認されています。
中村さんはその枇榔島でカンムリウミスズメの生態を調査しています。

調査のための足環をつけた個体が20年ぶりに見つかり、
それもかつて成体に足環をつけていたことから、少なくとも20年以上生きていたことが確認されました。
(長寿で驚きましたが、アホウドリは70年生きていた例もあるそうです!)

またカンムリウミスズメに取りつけたジオロケーターの記録により、
枇榔島を巣立ったカンムリウミスズメが太平洋を北上し、
津軽海峡から樺太へ至り、
それから日本海を南下して鹿児島沖をまわって
再び枇榔島に繁殖のため戻ってくることがわかっています。
それも、ほとんど海の上を漂い、泳ぎながらだそうです。



海流の力を借りているのかもしれませんが、
それでもあのちいさな体でこれほどの距離を旅するなんて、
命ってなんとダイナミックなのでしょうか。
枇榔島での繁殖は春です。12月頃から繁殖地に姿を見せはじめ、
3月に産卵し1ヶ月後に孵化すると、再び海での生活。
その短い間に、中村さんは枇榔島で厳しい環境の中調査や保護活動をしています。



絶滅が危惧されるカンムリウミスズメ、守っていくためにどんなことが必要でしょうか。
かつては、心ない釣り人が捨てた釣り糸や針で傷つけられたり命を落とすこともありましたが、
瀬渡し船の船長さんたちの呼びかけにより、その数は減ったそうです。

今は島に流れ着く、または海を漂う
プラスチックゴミが問題だと中村さんは語ります。
これはカンムリウミスズメに限ったことではありません。
私たち人間の暮らしの便利さが、野生の生き物の命を危険にさらし、
自然環境を悪化させています。
私たちは、カンムリウミスズメのようなちいさな命にココロを寄せて、
環境に負荷をかけない暮らしをする必要があると感じます。

門川町は毎年枇榔島で繁殖するカンムリウミスズメの見学会を行っています。
カンムリウミスズメや環境に配慮しながらその生態を学ぶ機会なのですが、
今年は新型コロナウィルス感染防止のため中止となりました。
来年は開催されることを願っています。




今週のひとみママおすすめの草花



アジサイ
雨の季節に似合う花は、何と言ってもアジサイ。
日本が原産地で、日本から大陸、ヨーロッパへ渡り西洋アジサイが生まれました。
万葉集にもアジサイを詠んだ歌があり、古くから愛されていた花だとわかります。

5月31日

気になる気持ち

20年5月31日(日) 16:30

気になる気持ち

うちの事務所は自然豊かな場所にあります。



そんなうちの事務所で先日水辺の水草をとっておりました。
そうすると西側の竹やぶの方からガサガサと音がします。
この竹やぶには大きなせんだんの木もあって
ウグイスやハトなどたくさんの鳥たちも暮らしています。



この音も鳥たちの音かなと思いながら作業をしていたのですが、
どうもガサガサが大きいし移動している感じがしました。

気になってふと目をやると奥の方から
タヌキ?ムジナ?タヌキにしては大きいような、
まるまると太ったのが出てきました。

そして事務所の端の方をトコトコと走ってまた
竹やぶの中に消えていきました。

何なのだろう~わざわざ竹やぶから出てこなくても
行けただろうに私に気付かなかったのか・・・

その時頭に浮かびました「平成ぽんぽこ狸合戦」という映画。
多摩ニュータウンを舞台にそこに住んでいた狸が
開発を行う人間と戦うアニメーションです。
もしかしたら、この付近に元々住んでいたタヌキやムジナが
新参者の私たちに対して何かの作戦を展開し始めたのではないか。
などと色々と想像しました。

そういえば、ここに事務所を建てた当初は
お昼になるとムジナが事務所の前を横切ってましたし、
先日はタヌキが事務所の前で何やらにおいをかぎながら
ウロウロしていました・・・。う~ん面白い。

水草をとっていた水辺にはたくさんのイモリがいます。
赤い腹を見せてひっくり返っているのがいたので
死んでいるかとつついたらくるりと回ってのそのそと
歩いて陰にはいりました。



みなさんのんびり暮らされております。

先日は子どもイモリが親と思われるイモリにちょっかいを出して
通せんぼをしたりつついたりして遊んでいました。
イモリが遊んでいるところを初めてみました。う~ん面白い。

ついこの間はカラスが美味しそうなビワをくわえて
事務所の南の端っこに飛んできました。
そこはビワの種がたくさん落ちていたところで、
これでその正体が分かりました。
私が隣の畑のビワを食べたと勘違いされないかと心配していたところでした。
カラスが地面にビワを置いてつつきだすとどこからか2羽のカラスが飛んできました。
その2羽はビワをつついているカラスに近づくと
口を開けてビワをせがむのです。

親子だったんです。

カラスが子カラスに餌を与えているのを初めてみました。
他のメンバーと見ながら「こうやっている姿はかわいいもんだね~」

カラスはゴミを荒らしたりするイメージが強くて
悪い印象もあるのですが、親子、子育ての姿はとてもいい物でした。
このカラスにとってうちの事務所のあの場所は食堂なのでしょうかね~。
う~ん面白い。

いろんな仲間たちと和やかに暮らしています。



さて、梅雨の時期に入ります。
災害のことはしっかり考えておく必要があります。
防災では「自分の命は自分で守る」というのが行政含めてよく言われます。

その通りだと思います。

「自分で考えて判断して行動する」

ということです。

避難は「避難所に行くこと」ではありません。
命を守る行動をするということです。

これを皆さんがしっかり意識して災害時に対応できたとします。

そうした時にそれぞれがそれぞれ行動するわけで、

当然全員が避難所に行くわけではありません。
今は垂直避難や在宅避難も言われています。
ここで考えたいのです。

「自分の命を自分で守る」を提唱するということは
それが現実となることを望んでいるということです。

では実際そうなった時に「避難者の把握」や「支援」はどうするのでしょう。

コロナ禍の中での3密を防ぐ避難を検討してきましたが、
分散型避難でも問題になったのは「避難者の把握」など同じものでした。

ここにきて気付きました。

コロナ禍での避難の問題ではなく、そもそものことが出来ていなかったのです。
「自分の命は自分で守る」といいながら、
その対策がスッポリ抜け落ちていて備え、準備ができておらず、
避難所の対策だけしかされていなかったのです。

自分の命を守るため
もう一度人のつながりを確認して、
連絡を取り合う複数の相手を決めて約束し、
自分の避難先を行政などに把握してもらえるようにしておきましょう。

5月31日

今日のもったいないおばちゃん

20年5月31日(日) 16:30

今日のもったいないおばちゃん

非常食の消費期限をチェ~ック
期限切れで捨ててしまわぬよう、定期的に、避難を想定して
食べてみましょう~  気づくことも沢山ありますよ

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