11月10日

ナチュラルライフ

19年11月10日(日) 16:30

ナチュラルライフ

宮崎市佐土原町・巨田池(こたいけ)の鴨網猟

今月は宮崎県の無形民俗文化財、
宮崎市佐土原町巨田池に伝わる鴨網猟をご紹介しています。



巨田池(こたいけ)は
宮崎市佐土原町上田島にある灌漑用のため池で、
北に水田が広がり、南東、西は高さ50メートルほどの丘陵地が池を囲んでいます。
冬になると鴨が羽を休める巨田池。
池を囲む丘陵地の樹木を切って鴨の通り道をつくり、
夕方餌場へ行くために池から飛び立つ鴨を独特の網を投げてとるという猟です。

鴨越保存会会員で歴史に詳しい中武四郎さんによると、
鴨猟の歴史は400年以上になるそうです。
旧藩時代は武士の鍛錬の目的もあり、武士がこの鴨猟に関する一切を取り仕切っていました。
その後は、巨田池は用水池のため水利組合の役員が世話人となりましたが、
農業をする人が減り参加人数も減って経営不能となったことから別組織を構成。
昭和34年に鴨越保存会を創立し現在に至っているそうです。

現在は24人ほどの会員数ですが、皆さんそれぞれに仕事をしながらの猟でもあり、
今回の猟場の整備にはその半分ほどの参加者となりました。
その中でも若手の杉尾さんは、父親と親子で会員になって鴨猟に参加しています。
鴨猟を始めたのは父親の影響もありますが、
地元に住む者として伝統の猟を受け継ぎたいという思いがあります。
猟が始まる11月から12月にかけては日暮れが早いため(午後5時ごろ)、
仕事が終わってからの参加はなかなかできませんが、
年が明けると日暮れの時間がだんだん遅くなるので、
仕事が終わった後、巨田池に来て猟をするのが楽しみです。
猟そのものも楽しいのですが、夕暮れ時の2、30分のわずかな時間、
鴨が飛び立つのを待ちながら小声で仲間とおしゃべりすることも楽しみです。
それは年長の先輩たちから鴨猟についてのあれこれを学ぶ時間でもあります。

猟をするときは、
日暮れが何時頃なのか、
風はどっちの方角に吹いているのか、
色々な自然環境を読むことも必要です。
それによって鴨がどう飛ぶのか予測して、わずかな猟の時間を有効に過ごします。
鴨の保護と乱獲を防ぐため越網(コエアミ)も一人3丁までと制限されています。

この越網、Y字型をした独特の網で、会員の手作りです。
その見事な仕掛けについては次回ご紹介しますので、
どうぞお聞き逃しなく。






今週のひとみままオススメの草花



リンドウ

青い釣鐘型の花が開くと、
まるで地上に落ちた星のようにも見えます。
漢字で書くと竜胆。
その根っこをかじるとあまりに苦いので、
まるで竜の胆を食べたようだから、
という由来があります。
想像上の生きものの胆、どれほど苦いのでしょうか。
野山で見ることは少なくなりましたが、晩秋の花の代表です。

11月10日

気になる気持ち

19年11月10日(日) 16:30

気になる気持ち

11月5日は「世界津波の日」「津波防災の日」でした。

この日に宮崎第一中学高等学校で全校生徒を対象とした
防災の講演会が行われ私がお話をさせていただきました。
1000人を超す生徒さんだったのですが、
いずれの生徒さんもしっかり話を聞いてくれて
自分事として向き合ってくれていると感じることができました。
防災の意識が芽生えさらに知識を身に付けてくれることを願っています。


さて、高齢化が進み人口減少は間違いなく進んでいます。
また地方では都市部への一極集中も重なっていて
若者が少ないだから子ども少ないという少子化と
人口減少の連鎖が続いています。

地方の住民の方は何とかしないといけないとは
思っているのですが、ほぼどこの地域でも出てくる言葉が
「子どもたちが帰ってきたくても、仕事がない」です。
この「仕事がない」というのは「務めるところがない」
ということで決して「仕事がない」わけじゃないと
いつも思います。

そんなことが頭の片隅にありながら色々と本を読んでいたら
ロジェ・カイヨワという哲学者が書いた
「戦争論」という本を、日本の哲学者の西谷修氏が
解説している本がありました

18世紀後半からの産業革命が、農業生産から、
工業生産基盤の社会へと変化させ、
社会と人々の生活を組織化、人は、
工場のあるところに集まって暮らすことになり
「雇用」が社会への統合に欠かせなくなってしまった。
この「仕事がない」という話は、
産業革命が始まったころからずっと続いていて
「近代」産業社会の話、そのものだなと感じました。

私が考えていたことが見事に整理されました。
哲学ってすごいですね。
そういうことであるなら、その仕組みから抜け出さないと
変わらないというこです。

そこで思い出すのは千葉県から日之影町に移住した
岡田君のことを思い出します。

大学を卒業して緑のふるさと協力隊で1年日之影町に来て
そのまま残り集落支援員などの仕事をしながら
日之影町の課題や可能性を自分で感じ整理して
高齢化で継続が厳しくなっている柚子や金柑、栗などの
農家さんのお手伝いをしながら、そのマイナスを生かして
六次産業化に結びつけ「仕事」を生み出し
今や個人事業主として頑張っています。

ここ数年で延岡の有名な菓子店さんに卸したり、空港などでも販売
されるなど広がりを見せており、更にその商品を使った
新たな展開も始めています。

岡田君は都会から来て、田舎の日之影町で事業を立上げ成長しています。

高齢化、少子化、人手担い手不足そして人口減少の時代、
今や待ったなしなのです。

11月10日

今日のもったいないおばちゃん

19年11月10日(日) 16:30

今日のもったいないおばちゃん

トイレットペーパーなど生活日用品は
再生品を選んで買いましょう
エコな心で分別し、作られたものです~進んで使いましょうね

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