今年最高更新の小暑

ノダっち

25年7月7日(月) 17:25

金曜日の夜から
宮崎市内でも
二酸化硫黄臭がありましたね。
 
夕方の噴火の時に
大量のガスが出て、
その時にあった積乱雲が
運んできたのではないか、
と考えています。
 
一方、
新燃岳の噴火自体は、
金曜日までに比べて
土日からきょうにかけて
少し落ち着いていました。
 
そのぶん、
土曜日、日曜日と
PM2.5の数値も
徐々に落ち着いてきています。
 
ただ、GPSの観測で
とくに顕著な山体の収縮が
まだ見られていません。
 
地下に入ったマグマが
まだどうにもなっていない状態
ということだと思われます。
 
きょうの午前10時時点では
相変わらず静かな噴気の状態なので、
これまでの噴火活動で
マグマの中のガスが
だいぶ抜けてくれていたら、
このまま終わってくれるのでは
(あるいは静かに溶岩だけが出て終わる)
という願い的なも持ちつつ、
引き続き
今後の活動も注意しておきましょう。
 
 
一方、天気的には
週末も、予想通りに
危険な暑さが続きました。
 
土曜日は、厳しい暑さの中、
Checkサマーカーニバルに
お越しいただいて、
声をかけて下さったみなさま、
ありがとうございます。
 
一方、きのうは
宮崎市内(気象台・空港)で
今年初の猛暑日になる中、
ノダは、消防操法大会の
応援に行っていました。
 
風があったのでマシでしたが、
西からの風の影響で
平野部で気温が上がった面もあります。
 
 
きょうも広く晴れて、
厳しい暑さになりました。
 
西米良で今年の県内最高の
38.4℃まで上がっています。
 
一時的に全国の今年最高でしたが、
あっさり岐阜県の多治見に抜かれました。
 
今日は二十四節気の小暑
暑さが本格的になるころ、
という暦で、
暑中見舞いを出す時期に入ります。
 
 
ただ、明日以降は
不安定な天気が続きやすく
今年は、明日以降、
きょうまでよりも
暑さが少し落ち着きそうです。
 
上空の太平洋高気圧が
北に偏っていき、
東の海からの湿った空気が
県内に入ってきやすくなる予想で、
にわか雨が起きやすくなるでしょう。
 
あすは、まだにわか雨は限定的で、
洗濯物を外に干せる時間も
しっかりあると予想していますが、
外を確認しながらの対応が必要です。
 
梅雨に戻ったような予報ですが、
梅雨前線が復活してくる
九州付近に
伸びてくる気配ではありません。
 
多くの日で
山沿いを中心に晴れ間があって、
平野部でも雨の合間に晴れ間があったりと
変りやすい天気の日が多い予想です。
 
高気圧の強さと、
南にある雲のかたまり
低圧部となっているものが
熱低になるのかどうか。
そのあたりが複雑に作用して
天気が変わってくるでしょう。
 
最新の予報をご確認下さい。
 
ここまでの猛烈な暑さは
いったん落ち着いてきますが、
蒸し暑さは続きますので
油断せずに熱中症予防を
心がけてください。
 
気象庁の一カ月予報は
なぜか強気の予想でしたが、
この期間に高気圧が弱まりそうな気配は、
お伝えしていた通り
予想されていたもので想定内です。
 
順調なら来週後半以降には
また高気圧が強まる段階に入るでしょうが、
資料によってバラついていますので
もう少し様子を見ましょう。
 
また高気圧が強まってくれば
厳しい暑さが続きやすくなりますので、
ご注意ください。
 
そういう意味では
大地がかなり熱せられすぎて
農作物の管理も大変だったともいますので
恵みの雨になる所もありそうです。
 
ただ、恵みの雨程度の降り方で
経過してほしいとも願います。
(台風などできたらそうならない
 ケースもあるので)
 
また、暑さは少し弱まりますが、
蒸し暑さは続きます。
 
油断せずに熱中症予防を
心がけましょう。
250707_1
暑かった
きのう朝の宮崎県消防学校
250707_2
弱めながらも
噴煙が出ていた
けさの新燃岳
(MRTのライブカメラより)

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