山体膨張が解消したものの・・・

ノダっち

23年10月24日(火) 16:50

山体膨張が観測されて
心配された桜島は、
さっそく、きょうの明け方に
噴煙の高さが
火口から3キロを超える噴火があり、
連続噴火にもいたって、
たまったものを出したようで、
山体膨張のデータ的には
解消されたと発表がありました。
 
ただ、この噴火によって
宮崎市の南部や
日南市や三股町で
降灰があったと
報告をいただいています。
 
この噴火による噴煙の雲も
朝の6時台には
不思議な形で見られた所もありました。
 
ノダも見ましたが、
写真を撮り損ねたので
視聴者様から送っていただいたものを
掲載しておきます。
 
また、午後にも
噴煙量やや多量の噴火があって、
県内南部が風下でしたので、
朝と同じような地域で
うっすらと降灰したかもしれません。
 
火山灰は角が立っているため
洗車するときは直接こすらずに、
強風で吹き飛ばすか
高圧洗浄機など多量の水で
洗い流しましょう。


ただ、天気的には
今日も薄い雲がかかったくらいで
広く晴れていて、
秋らしい雲が空に目立つくらいで
洗濯物がよく乾いた所も多いでしょう。
 
内陸を中心に朝と昼の気温差が
大きく出やすい天気でもあります。

あすも、高気圧にしっかり覆われて
気持ちよく晴れそうです。
 
やはり朝晩と昼の寒暖差が
内陸を中心に大きくなるでしょう。
 
桜島の山体膨張が解消したようなので
活動も穏やかになってくれるのを願いますが、
あすの県内は、
降灰が起きにくい風向きになります。

洗濯物もよく乾くでしょう。

あさってから土曜日にかけても
引き続き同じようによく晴れて、
寒暖差が大きくなりやすい予想です。
 
とくに、金曜日の日中は、
宮崎でも再び
26度まで上がりそうな予想も出ています。
 
一方、週明けは、
気圧の谷に入りそうです。
 
この谷の予想が不安定で
雨雲がしっかりかからる予想と
かからない予想があります。
 
雨が降る可能性も頭に入れつつ、
もう少し様子を見ましょう。
 
 
なお、
きょう発表された3か月予報では
これまでの傾向通り、
暖冬傾向が示されています。
 
11月の平均気温は
平年並みか平年より高めで、
12月と1月の平均気温は
平年より高い予想です。
 
暖冬時は冬型がつづかずに
大陸からの高気圧の張り出しが弱いため、
12月と1月は
平年よりも晴れる日が少ない
予想になっています。
 
1月は、降水量が
平年より多くなる可能性もある
予報にもなっていて、
南岸低気圧時の
昼の寒さにも注意が必要でしょう。
 
また、急な冬型の強まりによる
一時的な寒さにも注意して、
天気予報を随時ご確認下さい。
231024_1
視聴者提供

午前6時ごろの
宮崎市内海の空

桜島の噴煙の雲と思われます
231024_2
視聴者提供

宮崎市堀切峠での
8時頃に
降灰によって
フロントガラスに着いた
火山灰
231024_3
午前7時半の衛星画像
(Weather Modelsから
商用利用の同意を得て転載)

日向灘にある
丸っこい雲のような塊は
噴煙によるもので、
だんだん東に移動しました。

またその西側には
噴煙によって
茶色く見える部分もあり
この辺りで
降灰があった可能性があります
231024_4
午後3時過ぎの噴火
(気象庁HPより)

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