9月中旬としては記録的な暑さ

ノダっち

23年9月21日(木) 16:42

宮崎の気象台では、
ギリギリ熱帯夜にならなかったのですが、
宮崎空港が25.2度の熱帯夜、
さらに日南市油津は、
9時までの最低気温が26.6度と、
厳しい熱帯夜でした。
 
きのうも書いたように、
日南市油津では10月でも
熱帯夜になった記録がありますので、
熱帯夜の遅さとしては
記録的ではないのですが、
9月下旬(21日)以降の最低気温としては
最も高い記録になりそうです。
 
ただ、今夜、この気温よりも
下回らなければ
という条件付きにはなります。
(熱帯夜として言う場合、
 本来なら夜から朝の気温なのですが、
 統計記録としては0時から24時の
 最低気温でしか残らないため、
 統計的に見る場合は
 日最低気温で比較していて、
 少々ややこしいです)
 
昼間も、平野部を中心に
日差しがあって、
南西からの風の影響もあって
平野部ほど気温が上がりました。
 
宮崎市は、
34.6度まで上がっていて、
9月下旬以降としては、
2番目の高さになっています。
(これまでの最高は、
 1948/09/21の34.7度で、
 県内での9月下旬以降最高は
 宮崎空港の
 2010/09/22の34.8度です。)
 
一方、秋雨前線の南下に伴って
昼頃からは
山沿いを中心に雨雲が流れ込みました。
 
ただ、きのうの予想通りで
九州山地の影響もあって
雨雲は弱まりながら
県内に流れ込んできています。
 
前線の活動も
南下とともに弱まったようです。
 
 
秋雨前線は、
あすになると、九州の南まで
南下しそうな予想になりました。
 
前線付近の雨雲が
所々に時おりかかりそうです。
 
雨は山沿いが中心で
平野部ほど雨雲が少なくなりそうで、
ほとんど降らない所もありそうですが、
平野部も、あすは
傘を持って出かけておくのが
安心な一日になるでしょう。
 
急な強い雨や落雷の発生にご注意ください。
 
洗濯物も乾きがよく無さそうです。
 
昼の日差しが弱まって、
暑さは少し落ち着いてくるでしょう。
 
土日にかけては、
前線北側の秋の空気も
少しは入ってきて、
朝晩を中心に涼しさも感じられそうです。
 
 
来週の中ごろは、
再び上空で高気圧が強まる予想で、
夏の空気が再び入ってくる予想が
今日も続いています。
 
週末に一旦暑さが落ち着きますが、
来週の中ごろは
再び夏の暑さになりそうです。
 
あすからの暑さの落ち着きで
油断しないようにしましょう。
 
 
きょう発表された一か月予報でも、
先日の3カ月予報同様、
来月中旬にかけて、
平均気温は平年より高い予想になりました。
 
10月に入っても
まだ真夏日になるような
暑さの日も出てきそうです。
 
運動会などでの熱中症にも
引き続き注意が必要でしょう。
230921_1
朝の宮崎市の空

晴れ間もありましたが、
雲も多く、
不安定感のある空でした
230921_2
昼前のMRTから西の空

上の方が広がった雲が
見えていました。

おそらく
秋雨前線の南に出来た
熊本県内にあった
発達した雨雲でしょう。
230921_3
正午の衛星画像と天気図
(Weather Modelsから
商用利用の同意を得て転載)

秋雨前線南に出来た
やや発達した雲が
南下していました。

一方、東から張り出していた
太平洋高気圧は後退中です

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