寒冷渦で不安定に

ノダっち

23年9月8日(金) 16:45

引き続き広く晴れています。
 
ただ、きのうと違って
昼頃から
所々に積乱雲も出来てきました。
 
台風が離れて
下降気流が弱まり、
上空に寒気が入って
雨雲が発達しやすくなったのでしょう。
 
日差しがしっかりあって
きょうも33度前後まで
上がった所もあります。
 
引き続き、
熱中症に警戒が必要な
暑さになりました。
 
この下層での
気温上昇も
上空との気温差が大きくなり、
対流が起きやすくなった要因のひとつです。
 
一方、台風13号は
東シナ海の沿岸に近づいて
その北側の秋雨前線の影響もあり、
房総半島で、かなり危険な
雨の降り方になっています。
 
(天気図上からは、
きのうの夕方以降、
秋雨前線が消えていましたが、
同等のものが出来ていたのではないか、
と思っています)
 
被害が心配です。
 
 
週末も、県内上空には
寒気が居座ります。
 
先日もお伝えした寒冷渦です。
 
あすも、基本的には
今日と同じような感じでしょう。
 
午前を中心に広く晴れますが、
所々で雨雲が発生して、
急な雷雨の恐れがあります。
 
蒸し暑さも続きますので、
熱中症にならないようにご注意ください。
 
あさって日曜日は、
上空の寒気が少し薄まる一方、
湿った空気の流れ込みも強まりそうです。
 
今日の段階で
九州の南東に伸びている雲の帯を
作っている湿った空気が
入ってくるようなイメージでしょう。
 
このため、あすよりも
雨雲が増えそうな予想になっています。
 
土日ともに、晴れ間があっても
油断できない空模様です。
 
また、上空に寒気があって
雨雲が発達しやすい環境になりますので
突風を伴ったり
氷の粒の
ひょうが降ったりする恐れもあります。
 
ビニールハウスの被害なども
ご注意ください。
 
 
少なくとも、
月曜日くらいまでは
この寒気の影響と
湿った空気が入りやすい環境が
続くように
今日の資料だと見えますので、
最新の雨に関する情報に
ご注意ください。
 
一方、火曜日以降は、
次第に太平洋高気圧が強まりそうです。
 
この高気圧の強まり具合によって
湿った空気の入りやすい状況が続いて
にわか雨の置きやすい状況が続くか、
逆に、晴れて暑くなるか、
そのあたりも変わってくるでしょう。
 
来週中ごろの予想についても
今後の新しい予報で
ご確認をお願いします。
 
すぐに次の熱低の予想はありませんが、
南海上は、まだ落ち着きませんので
そのあたりにももしかしたら、
また月曜日から
注目が必要になるかもしれませんので、
この日記やOAでご確認下さい。
230908_1
朝の青空と
海の方の雨雲
230908_2
昼の青空と
内陸部で発達中だった
雨雲
230908_3
10時の衛星画像
(雲頂強調画像)
(気象庁HPより)

台風13号の渦巻きは
中心付近が低い雲で構成され
発達した雲が無いものの、
北東側に発達した雨雲が
たくさんある状況で、

こういうタイプの台風は
台風の中心付近では
影響が大きくありません。
台風の進路に気を取られたり
とくに上陸を
気にする必要は
あまりないということになります。

中央の放送などを見ていると
上陸に焦点を当てた
話題が目に付いたのが
非常に気になりました.

と、書いていたら
15時50分に出た予報で
13号は、上陸せずに
熱低化する予想になりました。

動きが鈍っていますし、
納得の予報の変化です。
上陸しようがしまいが
結果的には
大きな差はないでしょう。

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