日中にかけて一旦弱まりました

ノダっち

25年6月12日(木) 18:00

昨日の午後からきょう日中にかけては
前線が少し活動を弱めてくれました。
 
雲が多くて
各地で時おり雨が降っていますが、
雨雲の発達具合は落ち着いています。
 
ただ、まだ
南部山沿いは
地面の中にたっぷりと
水が残った状態と推定されて、
今後の雨の降り方によっては
危険度が上がりやすい状態です。
 
引き続き、最新の情報の確認を
お願いします。
 
 
きょうは、梅雨前線は
朝の段階で
九州南岸付近に解析されていました。
 
ただ、ムシムシしていた体感は
前線の北側っぽくはなかったですね。
 
日中は
ジワジワ北上していると思われます。
 
少し晴れ間が有った所もあって
蒸し暑さが強まっていました。
 
午後は、前線がやや強まったようで
だんだんと西から
発達した雨雲が近づいてきています。
 
おおむねきのうの予想から
大きな変化がない予想通りに
近づいてきていますので、
この雨雲は九州北部を中心に
入ってきそうです。
 
 
あすにかけても
梅雨前線は九州北部付近に予想され、
やや北上傾向になる資料ですので、
午前は県内は雨雲が少なくて
晴れ間が出る可能性があります。
 
きょうよりも
蒸し暑さが強まりやすいでしょう。
 
熱中症にならないように
お気を付けください。
 
午後は湿った空気の影響もあって
雨雲が増えそうです。
 
油断せずに
しっかりと傘を準備して
お出かけください。
 
雨が強まった時は
キキクルの確認をお願いします。
 
また、落雷や突風の発生にも
注意が必要です。
 
 
土曜日ごろになると、
今日時点で
台湾付近に解析されてきた
熱帯低気圧が前線に合流し
梅雨前線活動が
かなり強まるおそれがあります。
 
この熱低については
きのうのOAでご紹介した通り
フィリピンの東にあった雲で
大陸沿岸を北上するため
台風への発達は予想されていません。
 
一方で、前線への刺激という面では
とても心配な存在です。
 
日曜日にかけて
最新の雨に関する情報に
ご注意ください。
 
台風1号由来の雨雲の元は
少し遅れて週明けくらいに
影響する可能性があります。
 
引き続き、
台風1号については
中国大陸で弱まる見込みです。
 
 
来週は中ごろを中心に
太平洋高気圧が強まって
夏本番の空が広がる日もあるとともに、
夏本番の厳しい暑さになる日も
出てくるでしょう。
 
十分な熱中症予防が必要です。
 
きょう発表された1カ月予報だと、
再来週(今月下旬)も
太平洋高気圧が強い予想で、
平年より曇りや雨の日が少なくて
暑くなる予想になっています。
 
ただ、資料を見ると
来週よりは
太平洋高気圧が弱めに見えて、
来月のはじめにかけても
その傾向が続きますので、
来週から一旦
梅雨明けを感じる空になっても
また来月はじめにかけて
梅雨が戻ってくる可能性が高く、
北上した前線が南下してくる時ほど
強い雨を降らせやすくもなるため
注意しておきたい状況を予想します。
 
来週以降の資料でも
そのあたりを確認していきましょう。
250612
午後4時ごろの
MRTかの西の空

明るい曇り空でした

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