最盛期になった梅雨

ノダっち

25年6月11日(水) 16:52

きのうのOAで
この後入ってくる可能性あり、
と言っていた雨雲たちでしたが、
強めに入ってきました。
 
宮崎市内は
夜の早めの時間で
雷が激しかったですね。
 
さらに夜遅くになって
鹿児島県方面から
ライン上に連なった
発達した雨雲も入って
都城を中心に
土砂災害の危険度が上がりました。
 
昨日の夕方時点の
コンピュータの予想よりも
早めに南寄りに
流れ込んできた印象です。
 
これは、残念ながら
今の技術では仕方ないことで、
今夜どこかで強い雨が
降りそうだ~、
くらいの予想ととらえてください。
 
ただ、発達した雨雲が
都城付近から薩摩半島の南西の
東シナ海にかけても連なって
やや緊張感の高い雨雲だったのは
なかなか困りました。
 
ちょっと寝不足です。
 
そのまま列がまっすぐ入ったら
かなり嫌な感じになった所でしたが、
南西に連なっていた部分は、
やや斜めの動きを持っていたのと
弱まりながら流れ込んできたので
救われました。
 
それでも、
朝起きた時の大淀川下流域は
そこそこに増水していて
河川敷ギリギリでしたので
やはりしっかり降った夜でした。
 
直撃したら大変だったでしょう。
 
都城は
夜中の避難指示も出ましたが、
昨夜のOAでも
雷の音が気になったり
雨音が気になって目が覚めたら
キキクルの確認を
ということをお願いしました。
 
危険なところにお住まいの方は
自ら事前に動けるような
準備をしておくということも
いざという時の備えには
大切になるでしょう。
 
とはいえ、、、
 
難しい面もありますけどね。
 
 
今日の日中は
前線の活動がやや弱まったようです。
 
梅雨前線は
県南部付近に解析されていますが、
宮崎市での体感は
前線の南側の蒸し暑さになっています。
 
日南市油津は
真夏日になりました。
一方で、70%近い最小湿度なので
不快指数の高い
熱中症の危険度の高い暑さです。
 
 
梅雨前線は、
あすには再び九州北部付近に
伸びそうな予想になっています。
 
この程度の変化は
誤差の範囲って言っても良いくらいの
感じている野田です。
 
前線の活動はそれほど強くなさそうですが、
前線の南側は
常に雨雲の素が入っているので
コンピュータが予想できていない
急な雨雲の発達には
注意しておきましょう。
 
落雷などに注意が必要です。
 
また、南部を中心に
地面がたっぷりと水を含んできたので
雨が強まった時には
キキクルを確認しましょう。
 
少なくとも
週末にかけて梅雨前線が大きく離れず、
断続的な雨が予想されるため
随時確認をお願いします。
 
来週は、昨日もお伝えしたように
太平洋高気圧が強まりますが、
その程度や
今日発生した台風1号が
中国大陸で衰弱した後の
残骸の雨雲の素の空気の
動き次第になってきそうです。
 
最新の予想の確認をお願いします。
 
いずれにしても
日曜日以降は
もう一段階強い蒸し暑さは
覚悟しておいた方が良さそうです。
250611_1
朝の大淀川下流

東の空に
少し青空も見えましたが、
川は増水して
河川敷ギリギリでした
250611_2
昨夜、都城付近を中心に
流れ込んだ活発な雨雲と
ヒヤヒヤした
南西に連なった雨雲
(気象庁HPより)

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