念のための対策を

ノダっち

23年8月4日(金) 17:10

台風6号の予想は、
県内にとっては、
とても心配なコースで出てきました。
 
この傾向が、
あすも変わっていなければ、
この週末の雨が弱いうちに
台風対策を進めていきましょう。
 
とくに、あすは
晴れ間もありそうですし、
あさって日曜日も、雨の弱い時間や
止んでいる時間もあるとみていますので、
・雨どいや溝の掃除をしておく
・非常用の持ち出し袋の点検
・避難経路の家族との確認
 (ハザードマップの確認)
・飛びやすい物の片づけや固定
・必要なものの買い出し
 (懐中電灯の電池なども)
など、台風対策を
進めておくとよさそうです。
 
 
きょうも、県内は
時おり所々に雨雲がかかっている一方、
日差しもあって、
きょうも蒸し暑さも強まっています。
 
あすも、基本的には
同じような感じでしょうが、
きょうよりは雨が増えるかもしれません。
 
引き続き、雨が強まると
警報級になる可能性もある
地盤の緩み具合が続きますので
崖の近くではキキクルを確認しましょう。
 
一方、蒸し暑さも続きますので
十分な熱中症予防も必要です。
 
あさってになりますと、
台風が次第に九州の南、
奄美付近に進んできそうですので、
さらに雨雲が増えますし、
風も強まるでしょう。
 
大型の台風ですので、
今の大きさの強風域のままだと、
強風域に入るところがあるかどうかも、
注目点になりそうです。
 
月曜日になると、
ジワリと北上傾向になるか、
少し北東方向に
動きそうな予想になっています。
 
台風を動かす
台風の南側の東向きの風は、
九州の南で息切れしそうです。
 
東からは、中途半派に
太平洋高気圧も張り出してしまい、
台風の東進をブロックして、
高気圧周辺の風によって
また北に向きを変える予想になりました。
 
北に向きを変えた後、
どう進むのかはまだ幅がありますが、
今日の中心線は、
きのうお伝えした、
嫌なパターンの方になっていて、
かなり影響が心配な状況です。
 
なお、台風は、
きょうにかけて動きが遅くなって
同じ場所で海水をかき混ぜて
海面水温が下がった可能性があり、
きのうより
やや勢力を落としていますが、
今後、進んでくる九州の南は
台風が再発達するのに十分な
海面水温の高さがありますので、
再び発達する予想になっていて、
少なくとも強い勢力で
接近してきそうです。
 
一方、きょうの台風は、中心付近の目が
大きく開いた構造になってきました。
 
目が大きくなるのは、
衰弱に向かうときにもなるのですが、
目が広がっても強いままの台風は、
弱まりにくいのが特徴とも言われます。
 
この目が大きく開いたままで
九州に接近してくる場合には、
雨が強まりやすいタイミングなどにも
影響する可能性がありますので、
その点にも注目しましょう。
 
台風が接近する場合にには、
動きが遅いため、
中心付近の雨雲がかかって
急激に状況が悪化し、
雨量がかなり多くなることが心配ですし、
暴風域に入ったら、
当然、風の影響が長引くことも
心配しています。
 
このままいきますと、
警報級の雨の可能性は高く、
雨の量は、動き次第で変わり、
悪いと、災害級になるおそれも
十分にあるでしょう。
 
気象台は、すでに
7日までの総雨量が多い所で300ミリ、
その後さらに増える、
という発表もしています。
 
来週は
夏休みの予定を入れていたのですが、
少なくとも水曜日までは
勤務に変えました。
 
また月曜日に
最新情報をお伝えしますので、
是非ご確認下さい。
 
なた、週末も余裕があれば
SNSに投稿もしたいと思います。
 
念のための対策を
まずはお願いします。
230804_1
午後4時の衛星画像

台風は、中心の目が
大きくなりました。

一方、外側は
大きな雲域があり、
大型の台風で、
強風域も大きくなっています。
230804_2
朝の、
ザ~っと雨が降った後、
すぐに青空が見えた空

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