夏台風らしい

ノダっち

23年8月1日(火) 17:27

台風6号の予想は、
きのうの状況と
あまり変わっていません。

引き続き、正直に言って
進路がよく分からないので
どの程度の影響になるか、
「よく分からない」
という状況です。

素直ではない台風な辺りは、
夏台風らしいとも言えます。

とは言えますが、
なかなか面倒なやつです。

九州に近づくのか、
近づかないのか、
どこをどう動くのか・・・

もう少し様子を見ましょう。


いずれにしても、
きのうの見解通り、
少なくとも土曜日にかけては、
ここ数日の天気の傾向と同じで
時々、所々でザッと雨が降って、
雨と雨の間では、
沿岸部や県境付近を中心に
晴れ間もありそうです。

また、海の波の高い状態が続きます。

波打ち際に近づくのは、
しばらく慎重な判断が必要です。


今日の県内は、
東からの湿った空気による雨雲と、
上空の気圧の谷の雲がかかって
雲が多くなっていて、
所々で雨が降っています。

田野で1時間40ミリの
激しい雨も観測しました。

一方、所々で
日差しも観測していて、
都城で33度近い最高気温など
蒸し暑さも強まっています。


あすも、雨が降ったり止んだりで、
雨脚が強まる所もありそうです。

まだ、それほど
危険な地盤の状態ではないですが、
通常よりは多くなってきたところもあり、
激しく降ってきた時には、
キキクルもご確認下さい。

同じように、
あさってにかけても、
局地的に雨が強まる可能性があります。

最新情報をご確認下さい。

また、日が差すと
蒸し暑さが強まって、
昼は、引き続き、
熱中症の危険度が高い暑さですし、
朝にかけても、寝苦しい
熱帯夜の所もあるでしょう。

昼間に、なるべく
涼しい所で過ごしたり、
こまめな水分や塩分の補給をしたりと
十分な熱中症予防はもちろんですが、
お休み前にも、
コップ一杯分の水を補給して寝るなど
熱中症予防が必要です。

海の波は、
あす午前までが
いったんピークでしょう。

あすの午後、東シナ海に入ると
しばらく、ゆっくりと
西に進みそうな予想で、
若干離れることで
やや波が落ち着きそうな
予想になっています。

ただ、その後、
東に向きを変えてくると
再び波が上がりますので、
そのあたりの予想も
注目しましょう。


なお、台風6号を西に動かす風が
東シナ海でなくなりそうなのは、
太平洋高気圧が弱まるためです。

今は、太平洋高気圧の南側を
西に進んでいます。

ただ、台風がその弱い部分に
北上していっていて、
それによって高気圧が割れそうです。

大陸側にも高気圧が残って、
大陸にも行けず、
大陸の高気圧が北風を吹かせるので
北にも思うようにいけず
動きが遅くなる
予想になっているように見えます。

大陸が側の高気圧と
東に後退する太平洋高気圧と
どちらが強まってくるかで
その後、東に進むのか、
北上するのか辺りの予想が
別れているようです。

東側の高気圧が強まれば、
九州のへの影響が
限定的で経過しますが、
弱まれば、、、、困ります^o^;;

ということです。

その高気圧の強さの予想に関して、
気象庁の資料によると
台風6号の南東に残された
雲がカギを握っているかもしれない、
的な記載がありました。

一方、午後の気象庁の台風予報は
だいぶ東進傾向を
明瞭にしたような
中心線の描画になりました。

一旦奄美付近まで行って、
大陸に帰っていく予報がある一方、
そのまま、
本州の南まで行く予報もあり、
そのどちらの傾向が明瞭になるか、
あるいは、もっと九州に近づくのか、
そもそも、そうならないのか・・・・

さて、どうなるでしょう。

引き続き、
南東の雲のふるまいとともに
またあす朝の予報に注目です。

230801
午後2時の衛星画像
(気象庁HPより)

台風6号の雲は
いかにも強まった
しっかりした
中心構造です。

台風から取り残されたような
台風6号の南東の雲は、
よくあるものではありますが、
大きな風のぶつかり合いの場で
雲が出来やすい場所が
日本の南に出来て
(モンスーントラフ)、
日本の南海上が
騒がしくなりそうな予想が
実は、先週から
続いている状況もあるので、
この動きにも念のために
注意しておきたい状況です。

 

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