梅雨前線、北へ

ノダっち

23年7月7日(金) 17:13

梅雨前線が
再び北上しました。
 
きのう隠れていた
南岸の梅雨前線は、
昨日の18時以降、
気象庁の天気図で
再び姿を現していて、
きょうの午前に、
次第に九州を北上したようです。
 
(実は、きのうの日中も南岸に
 やはりあったのではないか・・・
 とも思ってしまいますが・・・)
 
この前線の北上に伴って
けさは、やや活発な雨雲の帯が
次第に北上しました。
 
きょう、雨が一番県内で降ったのは
結果としてこのタイミングで、
昼間の雨雲は
山沿い中心に散発的になっています。
 
昼間は、南から流れ込む
暖かく湿った空気が
九州山地の風下で作った雨雲が、
県内に入ると
弱まってくるパターンでした。
 
弱まったため、平野部は晴れ間も出て
宮崎空港で34.8度まで上がるなど
平野部を中心に
厳しい蒸し暑さになっています。
 
前線の南側になったことで
湿度もきのうより上がっていて、
熱中症の危険度も上がりました。
 
今夜は、平野部を中心に
このまま雲の間から
織姫星、彦星も
確認することが出来そうです。
 
天の川も、20時半から23時くらいは
郊外で確認できることも出来ますが、
夜遅くになると明るい月が出てくるので、
月明かりで
天の川を見るのは厳しくなるでしょう。
 
 
この土日も、
基本的には、この前線の南側の
状態が続く見込みで、
きょうの午後のような天気が
基本となるでしょう。
 
山沿いの所々で雨が降って
局地的に強まる可能性がある一方、
南部平野部を中心に
晴れ間もあって、
蒸し暑さが強まりそうです。
 
熱中症にならないようにご注意ください。
 
あすから開幕する
高校野球の応援に行く方も、
こまめな水分補給や
日かげでの休憩を心がけましょう。
念のための、雨具はご準備ください。
 
一方、梅雨前線が
予想以上に南下してきて
活動を強めた場合には、
山沿いで雨が強まる恐れも
捨てきれない予想が出ています。
 
また、この前線の南側で
太平洋高気圧の周辺部の状況では、
局地的に、不意に、
急に空気がぶつかるなどして
発達した雨雲が出来ることもあり、
油断できない場所になりますので
もし、激しい雨が続いてきた時には
キキクルを確認するようにしてください。
 
太平洋高気圧がしっかりと覆ってくると、
下降気流が勝ってきますので、
梅雨前線の南側でも
雨雲は発達しにくくなります。
 
 
では、いつ頃から
太平洋高気圧がしっかりくるか・・・
 
ですが、
 
来週、太平洋高気圧は
強まってくる予想で、
梅雨前線も北に離れそうなのですが、
しっかりと覆ってくるほどの
強まりまでは
まだ見えていません。
 
来週火曜日ごろには
湿った空気の流れ込みで
不安定感が強まる予想もあります。
 
この湿った空気の流れ込みは、
衛星画像を載せますが、
いま、関東の南辺りに
縦にならぶ雲に対応していると思われ、
上空の太平洋高気圧の
谷の部分に対応しているような資料です。
 
上空の太平洋高気圧が、
いま、本州の南と日本の東の
2つに分かれているのですが、
来週は、だんだんと東の高気圧が強まって
一つになってくるように見えます。
 
この時に、関東の南のあたりにある
湿った空気の部分(雲で見えている)が
押されてこちらにやってくるような予想です。
 
ただ、この手のやつは、
よくわかりません^o^;;
梅雨前線の予想よりも、眉唾です。
 
予報が変わる可能性もあります。
 
それ次第で、
梅雨明けのタイミングも
変わってきそうです。

ただ、ノダ的には、
この高気圧の隙間の影響は小さいものの、
この影響を少し様子を見て、
来週の水曜日辺りで
梅雨明けが発表されるのではないか、
ときょう段階では見ています。
 
この影響が小さければ、
もう週明けで、その雰囲気も出るでしょう。
 
ただ、いずれにしても、
梅雨前線は、もう北に行きました。
 
今後は、梅雨前線が
九州南部まで南下してくる可能性は
低い状況になっています。
 
ということは、
その気象台からの発表がどなろうと、
平野部は厳しい暑さになりやすい予想です。

十分に熱中症予防を気を付けて、
ペットや家畜の体調管理にも
お気を付けください。
230707_1
きょう昼過ぎ
MRTから西の空で
もみあげの長い
おじさんが
煙を吐いていました

分かるかな!?^o^;
230707_2
朝の雨と雨との間で
また大淀川の川面に
霧が立ち上ってきましたが、
列車を消すほどの
発達はありませんでした
230707_3
昨日の夕方は、
優しい夕焼けでした
230707_4
正午の衛星画像

日本の南の
高気圧による晴れのエリアが
南西諸島付近を中心とした
エリアと
日本の南東を中心とした
エリアの
2つに分かれていて、
その間に雲があります。

この間にある雲と
湿った空気が
来週にかけてどうふるまうか、
注目しています

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