梅雨ラストスパートか!?

ノダっち

23年7月4日(火) 16:43

昨夜の雨雲は、
前線の南下とともに
順調に予想通りに南下しました。
 
きょうの午前は、
やや北上したようで
鹿児島県を中心に
発達した雨雲も流れ込んで、
県内にも、串間付近を中心に
雨雲がかかりましたが、
それほど大規模な組織化には
至っていません。
 
午前にかけて
前線に向かって暖かく湿った空気が
しっかりと流れ込んだようですが、
午後は、この流れ込みが
緩やかになったようです。
 
暖かく湿った空気の流れ込みが
緩やかになってきたことで、
前線の活動も弱まってきています。
 
ただ、おそらく
前線がばらけてきたのでしょう。
 
雨雲があちらこちらで発生しています。
 
やはり、日曜日と似た
天気傾向になっている今日の県内です。
 
各地で日差しも出ていて、
蒸し暑くなりました。
 
昼に外に出ると、
セミの鳴き声も聞こえて、
梅雨明けも近いのかな?
と感じたノダです。
 
 
あすは、梅雨前線がジャンプして、
九州より北に伸びてきて、
午後にかけて南下してくる見込みです。
 
前線の南側になりますので、
再びの雨雲の発達には
注意しておきましょう。
 
とくに、地面の中の水が
たっぷり残った状態ですので、
災害の危険度が上がりやすく、
山沿いや南部を中心に
大雨災害に警戒が必要です。
 
地盤が緩みやすい状況で
土砂災害についてはもちろんですが、
土の中の水分量が多いため
雨が土にしみ込みにくくて、
表面を流れて川が増水しやすかったり
窪みにたまると
冠水も起きやすい状況になります。
 
今の所、あすの朝から昼過ぎくらいの
山沿いを中心に
発達した雨雲がかかりそうな予想です。

激しく降ってきた時には、災害発生に
くれぐれも警戒してお過ごしください。
 
平野部は、止み間もありそうですが、
忘れずに傘を持って出かけましょう。
また、雨の強まりにも油断できません。
 
 
あさっては、いったん
前線は大きく南下して、
晴れ間がしっかり出そうです。
 
所々で猛暑日の可能性もある予想で、
十分な熱中症予防が必要になります。
 

なお、週末以降は
太平洋高気圧がやや強まって
梅雨前線を押し上げそうですが、
まだ、前線の影響を排除できるほどの
太平洋高気圧の強い状態が
続くほどの予想にも見えません。
 
梅雨明けを判断する
気象庁の予報でも、
まだ九州南部に傘マークが
来週初めにかけて並んでいて、
「まだ梅雨明けはしないよ」
と言っているようにも見えます(笑)
 
ということで、引き続き、
週末以降も、雨の降り方に
注意していく必要がありそうです。
 
一方で、
梅雨前線が九州の北に北上するため、
県内では、平野部を中心に
晴れ間も出るパターン
なってくるでしょう。
 
晴れ間が出て、
暑さが強まる可能性もアリ、
その面でも、予想気温などにも
ご注目ください。
 
また、来週になっても、
太平洋高気圧が
これまでのように
しっかりしぼみそうな予想もなく、
いずれにしても、
来週くらいにはその雰囲気が
ハッキリ感じられそうな気配もあります。
 
あさっての一か月予報にも注目です。
230704
きのう夕方の大淀川下流域

毎年のことではありますが、
今年の梅雨末期も
しっかりと
河川敷が水没する
雨の量となりました

投稿月