MRT宮崎放送

2025年度

2025年度 受賞者

SDGs環境大賞

特定非営利活動法人 郷の息吹

特定非営利活動法人「郷の息吹」の取り組みは、里山の荒廃や侵入竹などの地域の構造的課題に向き合いながら、森林再生を起点に暮らし・産業・文化を再接続してきた実践です。放置森林の整備や竹林対策を継続するとともに、国産メンマの製造・出荷、水環境の実習、伝承食を受け継ぎ、自然マルシェや森林ツアーを開催するなど、多層的な活動を通じて、環境保全を経済活動や教育、交流へと結びつけています。環境を「守る対象」から「暮らしの中で活かし続ける基盤」へと転換し、体験や交流を通じて地域住民や来訪者の関わりを広げてきた点に深い価値があります。この地域発の実践がさらに深化し、各地の暮らしの中で新たな循環を育み続けることを期待しています。

※この活動は、SDGs目標のうち、9(産業と技術革新の基盤をつくろう)、11(住み続けられるまちづくりを)、15(陸の豊かさもまもろう)、17(パートナーシップで目標を達成しよう)に当たります。

優秀賞

檍地域まちづくり推進委員会 環境部会

本環境部会は、17年にもわたり宮崎市檍地区周辺で環境保全に関わる幅広い活動を続けてきました。特に、①希少生物が生息する一ツ葉入り江の干潟の保全・啓発活動、②新別府川・江田川清掃・希少動植物の保護活動、③檍地区花いっぱいにする環境美化活動、④一ツ葉松林再生活動など、地域の環境保全・美化を住住民の主体で精力的に進めてきました。

※この活動は、SDGs目標のうち、11、14、15、16などに当たります。

優秀賞

株式会社 宮﨑茶房

宮﨑茶房は、昭和58年から40年以上にわたり、全国に先駆けて無農薬・有機栽培に取り組み、現在の五ヶ瀬町全体へと広がる環境保全型茶農業の礎を築いてきました。五ヶ瀬川源流域という水源地を守る使命のもと、農薬や化学肥料に頼らない栽培方法を貫き、地域の水質保全と生態系の維持に大きく貢献している点が高く評価されます。

※この活動は、SDGs目標のうち、9、11、15、17に当たります。

キラリと光る活動賞

延岡市立北川中学校

地元の北川町で、中学生の皆さんが家田湿原をはじめとする地域の自然環境の再生と保全に努めている取り組みです。地域の人々と力を合わせ、地元の美しい自然を守り、育てていく校風を後輩へ継承していく姿勢が高く評価されました。

※この教育活動は、SDGs目標のうち、4、11、15に当たります。

キラリと光る活動賞

南九州大学 人間発達学部 遠藤ゼミplus

絶滅の危険が高まる九州のカモシカについて、保育園・小学校教育のための教材づくりを開始。ESD(持続可能な開発のための教育)指導者を育成する新しい手法で保護活動を実践しています。

※この活動は、SDGs目標のうち、4、15に相当します。