MRT宮崎放送

#58 成井文星(チアリーマンズ)

2026年06月03日

成井文星さん(宮崎市出身)

 

スーツ姿で宙を舞うサラリーマン。

彼らは今話題のパフォーマンスチーム「チアリーマンズ」です。

 

年齢、性別、立場に関わらず、様々な人たちを応援するために、

平日は会社員、そして土日はパフォーマーとして活動しています。

 

そのチアリーマンズの一人、宮崎出身の成井文星さん。

 

 

踊りだけでなく、父親譲りのMCで会場を盛り上げます。

 

(成井さん)

「基本役割は(チアの)上で飛ぶんじゃなくて下で飛ばしてっていう役割がほとんどなんですけど、

 あとはMCとして、演技の前に喋って、お客さん盛り上げたりとか。

 そういう、演技中に喋ったりとかっていう声でのパフォーマンスみたいなところも役割としてあったりしますね。」

 

 

取材D) お父さんの影響ですか?

成井さん)そうですね(笑)ちょっと遺伝子が入っているのかもしれないですね。

 

実は成井さんのお父さん、宮崎ではおなじみ”バニーさん”こと成井一充さんなんです。

 

 

(成井さん)

「小っちゃいときから見ていたので、やっぱり父親のMCする姿とかはイメージがあるのかもしれないですね。」

 

成井さんが所属するチアリーマンズは、2023年に結成。全員が早稲田大学の男性チアリーディング部のOBです。

最近は様々なメディアなどでも紹介され、人気も急上昇中。

世界的なオーディション番組【ブリデンズ・ゴット・タレント】にも出演しました。

 

この日、チアリーマンズがゲストに呼ばれていたのが、渋谷の表参道で行われたマラソン大会です。

チアリーマンズのメンバーは全員サラリーマン。平日は仕事に打ち込み、そして土日にはイベントに出演しています。

 

 

(メンバー)

「金融系の営業の仕事をしてます。」

「外資系のIT企業で働いております。」

「私も最近転職しまして、外資系のIT企業で営業しております。」

 

(創設メンバーの一人・赤井さん)

「自分たちもサラリーマンながらパフォーマーに戻りたいっていう風な思いはありつつも、とはいえ仕事があるし、

 日々忙しいしっていうところで、それを言い訳に、ちょっと自分がやりたいことを頑張れなかったなという風に

 思っていて、そういう風に何か頑張りたいと思ってるけど、何かしらが言い訳だったりとか足かせになって

 頑張れない人、そういう人たちの背中を押すことができたらなと思って、活動しております。」

 

チアリーマンズのパフォーマンスの特徴は、男性チアならではの、力強くアクロバティックな空中技です。

 

(成井さん)

「(空中技は)意外とあの息を合わせるのが難しくて、例えば3人とか4人で腕を組んで飛ばすんですけど、

 1人でもタイミングが違うと、すぐズレて横に飛んでっちゃったりとか、上で飛ぶ人が飛べない

 みたいなことがあるんで、そこの息を全員で合わせるっていう、なんかそこの修正がすごい難しいですね。」

 

ステージが終わったら、スタート地点でマラソン大会に出るランナーを応援します。

 

 

こちらはチアリーマンズならではのパフォーマンス。

2人1組になって肩の上に乗って声援を送ります。

 

(成井さん)

「(自分も)いつも下でこれ持ってるんですけど。めちゃめちゃ重いです。

 演技中とかは、もう一人上に乗って3段、4段…4人乗ることがあって、一番下が一番重いです。」

 

成井さんは現在、都内で大手の人材紹介の会社に勤めています。

高校までは野球に熱中。大学からチアを始めました。

 

(成井さん)

「実はお兄ちゃんが同じ大学のチームにいて、(年齢が自分の)8個上なんですけど。

 小学校5年生ぐらいのときに生で(パフォーマンスを)見たことがあって、そのときにかっこいいなと思ってたんで、

 もしこの大学行けたら男子チアのチームに入ろうっていうのはずっと決めてましたね。」

 

中学時代の成井さんをよく知るのが、同じ野球部で汗を流した同級生の山下晃志郎さんです。

2人は中学の県選抜に選ばれるほどの腕前でした。

 

(友人・山下さん)

「僕ピッチャーやってたんですけど、文星がショートで。正直、投げてて苦しかったりピンチだったりっていうときに、

 ”晃志郎大丈夫だよ”って、”俺らいるから”って声かけてもらって、それで頑張ろうっていう気持ちになりましたね。」

「(成井さんは)目立ちたがり屋ではあるので、絶対。(笑)

 人の前に立って何かをするっていうのは好きなんだろうなと。率先していろいろやってるイメージですね。

 学校行事でも生徒会だったり、キャプテンだったり。」

 

(成井さん)

「家族柄っていうのもありますし、父親・母親がテレビ出ていたこともあって、やっぱそういうのが

 小っちゃい頃からキラキラして見えてた部分もあったので、それこそ体育祭のなんか応援団長だったりとか、

 何かその生徒会やったりとか、何かそういう人前に立って何か喋るみたいなのは得意でしたし、

 そういうのはすごい好きでしたね、昔から。」

 

目立ちたがり屋な性格もあって加入したチアリーマンズですが、活動を続けておよそ3年。

成井さんのモチベーションにも大きな変化がありました。

 

(成井さん)

「自分たちが演技して、終わった後にお客さんから”明日から頑張ろうと思いました”とか、

 ”今病気で闘病してたんですけど、なんかすごくなんか活力になりました”とか生のコメントをいただくことが多くて

 なんかそういうのを経験してると、今はどっちかというと自分が目立つとかそういうだけじゃなくて、

 何かその先に自分たちがやってることが誰かの人生変えてるんだっていうのを結構実感するタイミングが増えて

 今そういうとこが結構やりがいというか。

 なんかすごいめっちゃ綺麗綺麗な感じになってますけど、なんかそこが一番嬉しいですね、自分としては。」

 

イベントに参加した日の夜。成井さんの姿は新宿の居酒屋「みやこんじょ」にありました。

大学時代から一緒にいる、チアリーマンズの立ち上げメンバーと乾杯。

 

(メンバー・亀井さん)

「(成井さんは)本当に”the・ムードメーカー”が合ってるので、自分で何か話を盛り上げたりとかっていうのも

 好きだし、なんかそれでそのみんなを巻き込んで楽しくできるっていうのが一番いいポイントかなって思ってます。」

 

チアリーマンズとして初めての単独公演を成功させるなど、忙しい日々を送る皆さん。

仕事との両立はできているんでしょうか?

 

(成井さん)

「みんな仕事第1優先でやって、終わったら土日はもうチアリーマンズにフルコミットするみたいな感じなので、

 全然そこは支障ないようにみんな頑張ってます。」

 

(メンバー・井上さん)

「平日or土日みたいな。いい切り替えになっているので、逆に(平日の仕事は)あってよかったですね。」

「逆にチアリーマンズがオフになると、土日何もなくて何したらいいか分からなってしまいますね(笑)」

 

そして今年の8月と10月に東京と大阪での単独公演が決定しました。

 

 

(成井さん)

「それこそ、今回5000人の収容人数というところで、僕らもやったことがないぐらい

 たくさんのお客さんが来てくださる公演で、今までにない挑戦になってるんで、

 ぜひ僕らの挑戦も一緒に見ていただければなと思うので、よろしくお願いします。」

 

 

”お~い!元気しちょる?”

 

宮崎にいる山下さんから、霧島焼酎の贈り物。

 

(成井さん)

「(霧島の焼酎、)懐かしい。芋焼酎、地元だとみんなこれ飲むので、僕も大好きですね。」

 

山下さんからのビデオメッセージに笑顔の成井さん。

 

(成井さん)

「嬉しいですね。中学のとき一番一緒にいたかなっていう感じだったので、

 それこそ野球の練習とかずっと一緒に2人でやってたので、久しぶりに会いたいですね。」

 

成井さんのこれからの目標は?

 

(成井さん)

「チアリーマンズの今の目標は、やっぱりチームとしても掲げてるところあるんですけど、

 やっぱ武道館で演技をすることですね。国内のパフォーマーがやっぱ誰もが憧れるステージかなと思うんで

 そこで僕の声で、その武道館に来た人たちを、何かその場を沸かせたいなっていうのは一つの目標でありますね。」