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蒸し暑い空気は雨にも注意したい空気

ノダっち

25年6月13日(金) 16:27

天気の話なノダ

前線が北上しました。
 
朝から、「いかにも」
という蒸し暑さを
感じられたでしょうか。
 
さらに昼間は、
予想以上に晴れて日差しもあって
蒸し暑さが強まりました。
 
熱中症の危険度の高い
蒸し暑さだったと思います。
 
蒸し暑い空気は
雨雲を発達させやすい空気です。
 
中国大陸の沿岸に進んだ
フィリピンの東から北上した熱低は
今夜までに不明瞭になり
次第に梅雨前線に合流しそうです。
 
前線は活動になるでしょう。
 
一方、太平洋高気圧が強まるため
梅雨前線自体は
北に押し上げられる予想です。
 
ただ、高気圧の周辺部で
高気圧の縁を流れてくる風と
梅雨前線の南を流れる
大陸からの(熱低や台風由来)の
風が合わさってきそうです。
 
この風が集まる場所が
次第に九州に近づいてくる見込みで、
これによって
発達した雨雲が出来た場合は、
大雨となる可能性もあります。
 
きょうのコンピューターの予想は
それほど発達した雨雲の予想が
顕著に出ていないのですが、
その可能性がある点を頭に入れて
雨雲レーダーをご確認ください。
 
土砂降りの雨や
激しい雷が続くようなときは
キキクルの確認をお願いします。
 
引き続き、
地面の中の水も抜け切っていないため
危険度が上がりやすい状況です。
 
土砂災害に警戒・注意するとともに、
道路の冠水などにもご注意ください。
 
日曜日も
強い暖かく湿った空気が
南西から流れ込んできやすい
大気の状況が続きます。
 
日曜日に関しても
コンピュータは
それほど発達した雨雲の予想は無く、
南西からの風の吹き付けで
九州の西側に雨雲が出来て
県内の山沿いを中心に
流れ込む予想です。
 
これも、このまま
鵜呑みにするのは心配な資料で、
雨雲の出来方によっては
山沿いを中心に雨量が多くなる可能性も、
考慮しておきたいと思います。
 
平野部は
晴れ間が出る可能性もあって
日が差すほど蒸し暑さが強まりますが、
晴れていても油断できない空模様で
急な激しい雨にも備えておきましょう。
 
月曜日にかけても
この暖かく湿った空気が入りやすい状態は
予想されますがので
やはり念のため、
雨の降り方に気を付けておいてください。
 
一方、暖かく湿った空気が入るので
蒸し暑さは強まります。
 
しかも、平野部は
晴れ間が出る可能性があるので、
一層、蒸し暑くなるでしょう。
 
熱中症予防が必要です。
 
来週中ごろは
とくに水曜日から木曜日ごろは
太平洋高気圧がしっかり張り出して
夏本番の、梅雨明けした可能様な
空が広がる気配もある
太平洋高気圧の予想があります。
 
そのままその状態が続けば
梅雨明なのですが、
あくまでも、まだ「一旦」でしょう。
 
次の週末あたりには
高気圧はしぼみそうな気配です。
 
それでも、平年よりは強めな状態は
しばらく続きそうな予想で、
このあたりは
来週以降の新しい予想もご確認ください。
250613
昼前の青空

予想以上に晴れました

日中にかけて一旦弱まりました

ノダっち

25年6月12日(木) 18:00

天気の話なノダ

昨日の午後からきょう日中にかけては
前線が少し活動を弱めてくれました。
 
雲が多くて
各地で時おり雨が降っていますが、
雨雲の発達具合は落ち着いています。
 
ただ、まだ
南部山沿いは
地面の中にたっぷりと
水が残った状態と推定されて、
今後の雨の降り方によっては
危険度が上がりやすい状態です。
 
引き続き、最新の情報の確認を
お願いします。
 
 
きょうは、梅雨前線は
朝の段階で
九州南岸付近に解析されていました。
 
ただ、ムシムシしていた体感は
前線の北側っぽくはなかったですね。
 
日中は
ジワジワ北上していると思われます。
 
少し晴れ間が有った所もあって
蒸し暑さが強まっていました。
 
午後は、前線がやや強まったようで
だんだんと西から
発達した雨雲が近づいてきています。
 
おおむねきのうの予想から
大きな変化がない予想通りに
近づいてきていますので、
この雨雲は九州北部を中心に
入ってきそうです。
 
 
あすにかけても
梅雨前線は九州北部付近に予想され、
やや北上傾向になる資料ですので、
午前は県内は雨雲が少なくて
晴れ間が出る可能性があります。
 
きょうよりも
蒸し暑さが強まりやすいでしょう。
 
熱中症にならないように
お気を付けください。
 
午後は湿った空気の影響もあって
雨雲が増えそうです。
 
油断せずに
しっかりと傘を準備して
お出かけください。
 
雨が強まった時は
キキクルの確認をお願いします。
 
また、落雷や突風の発生にも
注意が必要です。
 
 
土曜日ごろになると、
今日時点で
台湾付近に解析されてきた
熱帯低気圧が前線に合流し
梅雨前線活動が
かなり強まるおそれがあります。
 
この熱低については
きのうのOAでご紹介した通り
フィリピンの東にあった雲で
大陸沿岸を北上するため
台風への発達は予想されていません。
 
一方で、前線への刺激という面では
とても心配な存在です。
 
日曜日にかけて
最新の雨に関する情報に
ご注意ください。
 
台風1号由来の雨雲の元は
少し遅れて週明けくらいに
影響する可能性があります。
 
引き続き、
台風1号については
中国大陸で弱まる見込みです。
 
 
来週は中ごろを中心に
太平洋高気圧が強まって
夏本番の空が広がる日もあるとともに、
夏本番の厳しい暑さになる日も
出てくるでしょう。
 
十分な熱中症予防が必要です。
 
きょう発表された1カ月予報だと、
再来週(今月下旬)も
太平洋高気圧が強い予想で、
平年より曇りや雨の日が少なくて
暑くなる予想になっています。
 
ただ、資料を見ると
来週よりは
太平洋高気圧が弱めに見えて、
来月のはじめにかけても
その傾向が続きますので、
来週から一旦
梅雨明けを感じる空になっても
また来月はじめにかけて
梅雨が戻ってくる可能性が高く、
北上した前線が南下してくる時ほど
強い雨を降らせやすくもなるため
注意しておきたい状況を予想します。
 
来週以降の資料でも
そのあたりを確認していきましょう。
250612
午後4時ごろの
MRTかの西の空

明るい曇り空でした

最盛期になった梅雨

ノダっち

25年6月11日(水) 16:52

天気の話なノダ

きのうのOAで
この後入ってくる可能性あり、
と言っていた雨雲たちでしたが、
強めに入ってきました。
 
宮崎市内は
夜の早めの時間で
雷が激しかったですね。
 
さらに夜遅くになって
鹿児島県方面から
ライン上に連なった
発達した雨雲も入って
都城を中心に
土砂災害の危険度が上がりました。
 
昨日の夕方時点の
コンピュータの予想よりも
早めに南寄りに
流れ込んできた印象です。
 
これは、残念ながら
今の技術では仕方ないことで、
今夜どこかで強い雨が
降りそうだ~、
くらいの予想ととらえてください。
 
ただ、発達した雨雲が
都城付近から薩摩半島の南西の
東シナ海にかけても連なって
やや緊張感の高い雨雲だったのは
なかなか困りました。
 
ちょっと寝不足です。
 
そのまま列がまっすぐ入ったら
かなり嫌な感じになった所でしたが、
南西に連なっていた部分は、
やや斜めの動きを持っていたのと
弱まりながら流れ込んできたので
救われました。
 
それでも、
朝起きた時の大淀川下流域は
そこそこに増水していて
河川敷ギリギリでしたので
やはりしっかり降った夜でした。
 
直撃したら大変だったでしょう。
 
都城は
夜中の避難指示も出ましたが、
昨夜のOAでも
雷の音が気になったり
雨音が気になって目が覚めたら
キキクルの確認を
ということをお願いしました。
 
危険なところにお住まいの方は
自ら事前に動けるような
準備をしておくということも
いざという時の備えには
大切になるでしょう。
 
とはいえ、、、
 
難しい面もありますけどね。
 
 
今日の日中は
前線の活動がやや弱まったようです。
 
梅雨前線は
県南部付近に解析されていますが、
宮崎市での体感は
前線の南側の蒸し暑さになっています。
 
日南市油津は
真夏日になりました。
一方で、70%近い最小湿度なので
不快指数の高い
熱中症の危険度の高い暑さです。
 
 
梅雨前線は、
あすには再び九州北部付近に
伸びそうな予想になっています。
 
この程度の変化は
誤差の範囲って言っても良いくらいの
感じている野田です。
 
前線の活動はそれほど強くなさそうですが、
前線の南側は
常に雨雲の素が入っているので
コンピュータが予想できていない
急な雨雲の発達には
注意しておきましょう。
 
落雷などに注意が必要です。
 
また、南部を中心に
地面がたっぷりと水を含んできたので
雨が強まった時には
キキクルを確認しましょう。
 
少なくとも
週末にかけて梅雨前線が大きく離れず、
断続的な雨が予想されるため
随時確認をお願いします。
 
来週は、昨日もお伝えしたように
太平洋高気圧が強まりますが、
その程度や
今日発生した台風1号が
中国大陸で衰弱した後の
残骸の雨雲の素の空気の
動き次第になってきそうです。
 
最新の予想の確認をお願いします。
 
いずれにしても
日曜日以降は
もう一段階強い蒸し暑さは
覚悟しておいた方が良さそうです。
250611_1
朝の大淀川下流

東の空に
少し青空も見えましたが、
川は増水して
河川敷ギリギリでした
250611_2
昨夜、都城付近を中心に
流れ込んだ活発な雨雲と
ヒヤヒヤした
南西に連なった雨雲
(気象庁HPより)

ムシムシは雨雲の素

ノダっち

25年6月10日(火) 18:00

天気の話なノダ

昨夜は
大隅半島付近に出来た
線状降水帯の一部が
串間付近をかすめました。
 
少しずつ南下傾向があったため、
串間での影響が
限定定期になったのは
助かったかもしれません。
 
まだまだ今年も、
コンピュータが計算できていない
発達した雨雲の発生が相次いでいます。
 
「出来る可能性がある」
くらいは予想が出来てきているので
そういう予想が出ていたら、
いつも以上に注意しましょう。
 
最新の雨雲の状況や
雨が強まった時に
キキクルを見て確認する
ということをお願いします。
 
そして、こういうタイミングで
改めて、家族で
いざという時の行動について
ハザードマップを使って
確認もしておきましょう。
 
 
梅雨前線は、
昨夜は北上が遅れて、
九州南岸に発達した雨雲が
出来てしまいましたが、
けさには、九州北部に北上していたようで
きょうの午前は、九州北部で
雨が強まっていました。
 
ただ、心配されたほど
雨雲の組織化は無く、
線状降水帯発生はなかったようにみえます。
 
発達した雨雲のエリアは
午後にかけて南下傾向になって、
午後は、県内でも
雨の強まった所がありました。
 
一方、県内は
やはり南部平野部を中心に
昼過ぎにかけて雨雲が少なくて
晴れ間も少しあって
気温が上がっています。
 
宮崎は昼前に30.3℃まで
上がりましたが、
湿度は70%ありました。
危険な蒸し暑さだったと言えます。
 
午後は雨雲が
増えてきた所から
暑さは落ち着いていましたが、
次々と近づいてきている状況です。
 
 
あすは、梅雨前線が
九州南部付近に南下してきそうです。
 
午前を中心に
梅雨前線の南にいる時ほど
発達した雨雲の発生に
注意しておきましょう。
 
地面の中に
ジワジワと水の量も増えてきていますので
危険度も上がりやすくなりつつあります。
 
まだ、それほど
危機感の高い状況ではないですが、
週末まで雨が降ったり止んだりしそうで、
注意しておきたい状況です。
 
一方、
南部平野部は熱帯夜の予想も出てきました。
 
今夜は寝苦しさを感じそうです。
 
ただ、日中は前線の北側になる所が多く
今日ほどの暑さは無いでしょう。
 
 
あさって以降は
梅雨前線の動き次第で変わります。
 
活動が強まりそうな資料もあるため
明日以降の予想の確認をお願いします。
 
また、あすにかけて
台風1号が
発生しそうな予想にもなりました。
 
南シナ海で発生して
中国大陸に上陸する予想なので
上陸後は衰弱しそうですが、
梅雨前線に台風由来の
雨雲の元が流れ込む可能性がありますし、
進路によっては
弱まりきらないかもしれません。
 
こちらも、
来週にかけての前線の活動とも
関わってきますので
最新の予想の確認をお願いします。
 
きょうの資料だと
来週になると太平洋高気圧が強まって
梅雨前線を押し上げそうな予想が
優勢です。
 
その場合には、
夏本番を思わせる空になって
暑さが強まるかもしれません。
 
その点も注目しましょう。
250610_1
昼前のMRTから南の空

写真では分かりにくいですが
少し青空が
覗いていました
250610_2
正午の衛星トゥルーカラー画像
(JMA,NOAA/NESDIS,CSU/CIRA)

フィリピンの西で
渦を巻きかけているのが
台風1号候補の
熱低の雲です

梅雨は後半戦入り

ノダっち

25年6月9日(月) 16:47

天気の話なノダ

きのう6月8日、
九州北部と四国の梅雨入りとともに
沖縄の梅雨明けが発表されました。
 
沖縄は、
5月22日に梅雨入りが発表されて、
たった2週間ちょっとでの
梅雨明の発表になっています。
 
沖縄の梅雨入りのタイミングについては
見直される可能性も捨てきれないので
現時点ではにはなりますが、
この短さはうらやましく感じる方も
いらっしゃるでしょうか。
 
一方、沖縄が梅雨明けして
九州北部や四国の梅雨入りということは、
今後は、沖縄付近まで
梅雨前線が
南下しにくくなることを意味していて、
一層、九州南部の梅雨も
本格化する時期になってきた、
ということも意味しています。
 
さっそく、きょうは
朝の気象庁発表の情報から
鹿児島県に線状降水帯の予測情報も
発表されました。
 
そういう季節になってきた、
ということです。
 
 
梅雨前線は、
土曜日にジワジワと北上してきて、
きのうから九州南岸付近に伸びています。
 
土曜日は、雲が増えてきましたが、
午前を中心にしっかり晴れて
洗濯物はしっかり乾かせたでしょう。
 
この時期らしい程度の暑さもありました。
 
土曜日の夜以降は雲が分厚くなってきて、
きのうの朝までには
もう雨雲がかかってきていた県内です。
 
けさにかけても、梅雨前線は
目だった北上はなかったようで、
前線の北側での雨になったため、
昼の気温が上がりにくくて、
きのうからほぼ横ばいの気温で
経過しています。
 
昨日の昼も、きょうも、
半そでだと
ヒンヤリ感じられたくらいだったでしょう。
 
昨日の最高気温は22度前後の所が多く、
未明に出ている所も多いです。
 
宮崎市は、きのう朝から今日にかけて
20度前後で経過しています。
 
一方、きのうから今日にかけて
やや発達した雨雲も
断続的にかかっていますが、
まだ急激に危険度が上がるような
緊張感の高い雨雲はかかっていません。
 
 
梅雨前線は、
今日はじわじわと
九州南部付近を北上しているとみられ、
あすは九州北部を北上しそうな予想です。
 
あすは、特に午前にかけて
発達した雨雲が出来やすい
前線のすぐ南のエリアにはいるため、
雨の降り方に注意しておきましょう。
 
土砂降りの状況が続くときには
キキクルの確認をお願いします。
 
午後に前線が離れると
南部平野部を中心に雨が止んで
晴れ間がのぞくかもしれませんが、
晴れ間が見えても油断でき無し空、
と思っておいてください。
 
一方、晴れ間が見えて日が差すと
前線の南側で
一層熱中症の危険度の高い
蒸し暑さになります。
 
熱中症への注意も必要です。
 
きのうきょうと、
昼の気温が上がらない状況から
一変しての蒸し暑さになりますので、
周辺の体の弱い方への
注意喚起の声掛けもお願いします。
 
 
今週後半も
梅雨前線は九州北部付近に予想され、
週末あたりは
特に太平洋高気圧が強まってきそうで、
梅雨前線が大きく北に上がって、
そのタイミングは
夏を思わせる空が広がるかもしれません。
 
 
なお、
金曜日に台風1号になるかも?
とお見せしたフィリピンの雲は
あの時点で日曜日の熱低化が
予想されていたのですが、
熱低にならないまま週明けになりました。
 
フィリピンの近づきすぎて
陸地の影響で回転が
上手くまとまらなかったのでしょう。
 
あす、フィリピンの西で
熱低化が予想されていますが、
さて、どうなるか、
注目しています。
 
以前もお伝えした
台風1号の発生が遅い順は(日本時間)
1)1998年7月9日15時
2)2016年7月3日9時
3)1973年7月2日3時
4)1983年6月25日15時
5)1952年6月10日3時
6)1984年6月9日15時
 
となっていて、きょう
6番目以上になることが確定しました。
 
現状で熱低が出来ていないので、
5番以上になってくることになるでしょう。
 
この時期は、
台風として接近しなくても
前線を刺激するなどの影響もあるので
引き続き、南の雲の動向にも
注目していきます。
250609_1
土曜日の朝の青空

春側の青空は
これが今季ラストかな?
250609_2
土曜日の
散歩中に見つけた
アジサイの花

花に見える
ガクの間で
ひっそり咲いている
小さな真花もありました。

金曜日に
記載を忘れていましたが、
気象台の標本木でも
この真の花の開花が
6月6日に
平年より4日遅く
発表されています。

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