#22 Ayane(R&Bシンガー)

お~い!元気しちょる?

23年6月7日(水) 20:00

Ayaneさん(R&Bシンガー)

 

日比谷フェスティバル会場に今回の主人公の姿がありました。
今回の主人公は、R&Bユニット ILU GRACEのAyaneさん。

 

 

Ayaneさんは延岡市出身。

2010年にドラマーのKazuさんとILUGRACEを結成し、東京を拠点にライブ活動をおこなっています。

 

 

ライブはどうでしたか?

(Ayaneさん)

「ドキドキしました。東京で(ファンと距離の)近い感じのライブは久々だったので。」

 

宮崎はどうですか?

(Ayaneさん)

「宮崎めちゃめちゃ帰りたいです。

 毎年年始に、『今年の目標は宮崎に帰ること』って言ってるんですけど、毎年叶っていなくて。」

 

 

 

今年2月にはフランスのマルセイユで開催されたイベントに参加。

R&Bの世界で今注目のアーティストです。

 

 

Ayaneさんが歌手を目指したのは8歳のとき。

 

(母)

「(歌うことが)好きでしたね。(当時から)歌手になると言っていたと思います。」

 

(Ayaneさん)

「最初は安室ちゃんが歌っているのをテレビで見て、『私も歌手になる!』と思っていました。一度もブレることなくここまできました。」

 

大学は、東京の青山学院大学に進学。

 

(Ayaneさん)

「音楽だけをやっていても価値観は広がらないので

 まったく違うことを勉強するというのは、自分の人生にプラスになったと思います。」

 

 

大学卒業後、ミュージシャンの道へ―――

 

 

(Ayaneさん)

「(父は)めちゃめちゃ応援してくれていますね。

 子どもの時に歌手になりたいと言ったら、歌手は食べていけんぞ~って言われて。」

 

(父)

「しょうがないですよね。僕もやりっぱなしだったから・・・。」

(母)

「(Ayaneさんと父・孝男さんの)性格は、似ています。」

 

お父さんの背中を見て育ったAyaneさん。

そんなAyaneさんに、お母さんのことを聞いてみると・・・。

 

(Ayaneさん)

「もともとは、ちょっと反対していたと思う。

 (今は応援してくれているので)心強いです。」

 

 

そんなAyaneさんの、人生の転機となった出会い―――

 

 

同じ宮崎市出身で、ドラマーのKazuさんとの出会いが、ILU GRACE結成のきっかけとなりました。

 

(Kazuさん)

「彼女の歌を聴いて、めちゃくちゃ感動して。」

「(Ayaneさんは)ソウルフルな声質と、あまり聴いたことがない声だったんですよね。」

 

2010年に、R&B ILU GRACEが誕生します。

 

 

そしてもうひとつの、人生の転機―――

 

Ayaneさんの師匠、クライド・ウィリアムズJrさん。

アメリカ出身のクライドさんと出会い、英語での曲作りが始まりました。

英語の発音など、ボイストレーニングの指導を受けています。

 

Ayaneさんの魅力を聞いてみると・・・

 

(クライドさん)

「いっぱいありすぎ。すごい声が細かい。」

「テクニックをたくさん使っているが、テクニックを使っているように聞こえない声。」

 

(Ayaneさん)

「(クライドさんに出会って)人生変わりました。

 本当にちゃんとしたR&Bを教えてもらって、声の出し方もふくよかになった。」

 

Ayaneさんが作詞作曲したShutterという曲には、これまで生きてきた想いが込められています。

 

(Ayaneさん)

「自分の信念を貫くことはすごく大事で、強い気持ちを持っていないと足元をすくわれたり、足をひっぱられたり、良くないフィーリングになることもある。」

「でもそれに邪魔されずに、しっかり地に足をつけて信念を持つことを大事にして信じているものを貫く。」

 

 

 

これからの目標は―――

 

(Ayaneさん)

「後世に残る音楽を絶対に残したい。時代が変わっても、『あの時代にあの曲があった』という曲を残しておくことが目標。」

「(自分にとって音楽とは)自分自身を形成している軸。」