#15 日髙沙耶(ハープアーティスト)

お~い!元気しちょる?

22年11月16日(水) 20:55

日髙沙耶さん(国富町出身・25歳)

 

東京・世田谷区にあるライブハウス。

 

今回の主人公は ハープアーティストの日髙沙耶さん。25歳、 国富町出身。

音楽イベントやSNSでのライブ配信などを中心に活動しています。

 

ライブのリハーサルからお邪魔しました。

この日は新曲を披露するライブ。

♪『オフィーリア』

 

沙耶さんの音楽スタイルはハープ奏者では珍しい“ハープの弾き語り”。

 

(日髙沙耶さん)

「ハープの弾き語りってまだメジャーではないんですけど、自分の唯一のモノが欲しくて今の形に私はたどり着いたので...

 ハープってこういう曲もいけるんだ!みたいな感じで楽しんでもらえたらなと思います。」

 

意外なジャンルにも挑戦!

♪『Endrollを笑って観たい』

 

 “ラップ”を取り入れた楽曲なども。

 

(日髙沙耶さん)

「ハープらしさというかクラシックの楽曲とかを考える人が多いんですけど、

 その固定概念を外すっていうことでハープらしくない曲を作ろうというので、

 (ハープと)一番遠そうなラップを選びました。」

 

(観客)

「とにかく多才ですね。なんでも音楽を自分のモノにしちゃう。」

「ラップとかも取り入れててすごく新しいジャンルだなって。」

 

ハープの可能性を追い求める沙耶さん。

大学進学を機に上京し現在東京郊外で一人暮らし。

 

ハープを始めたきっかけは?

(日髙沙耶さん)

「始めたのが10歳なんですけど、4、5歳くらいからハープが身近にあったので...」 

 

きっかけは叔母の古賀鈴子さん(ハープ奏者)

 

(叔母・古賀鈴子さん)

「私が出ているイベントに一緒に出て、ハープを伴奏に歌ったり踊ったりそういうのをさせてました。」

 

幼いころから音楽が大好きだった沙耶さん。

ハープにあわせて歌う内に自らも演奏するようになったといいます。

 

宮崎ではどんなハープ活動をやってたんですか?

(日髙沙耶さん)

「MRTmiccの会場で子ども音楽祭っていうのがあって、それに毎年出たり、

 ストリートでライブみたいなことをしたり、いろんなところで活動してたと思います。」

 

しかし当時はミュージシャンになろうとはハッキリ決めていなかったんだそう。

そんな沙耶さんの背中を押したのは・・・叔母の鈴子さん。

 

(叔母・古賀鈴子さん)

「どうしたいの?って聞いたら『本当は音楽が好きだけど音大はお金がかかる』『親にも迷惑かけるから』という話をしていたんですが、本当に音楽がすきならそんなことを考えずに音楽の道に行ったらいいんじゃないの?という話はしたことがあります。」

 

そして、沙耶さんのお母さんも・・・。

 

(母)

「本人も迷ったんじゃないかと思うんですよ。

 でも本当周りも音楽家が多かったので、本人がそう言うならもう仕方がないかなと思って、なのであとは応援しかないかなというところでしょうかね。」

 

(日髙沙耶さん)

「自分の将来のこととかはわりと選ばせてくれる育て方をしてくれた。

 今音楽活動が出来ているのも母のおかげなので、“母親として尊敬”しているというか。」

 

国立音楽大学へ進学しクラシックの基礎を学んだ沙耶さん。

大学卒業後はエンターテイメントの専門学校に入りボーカルを学びました。

 

曲作り(作詞作曲)はすべて自分で行っています。

作業部屋は自宅と同じマンション内にある防音ルーム。

作曲はハープそしてパソコンを使って行います。

 

自分で曲を作れることがハープ奏者としては大きな強みだと叔母の鈴子さんは話します。

 

(叔母・古賀鈴子さん)

「クラシックは書いてある譜面をそのまま演奏することが多いので、(曲を)作り出す力をハープの演奏に生かして、新しいいろんなタイプに音楽をまたハープを使って演奏してくれるのがうれしいし楽しみです。」

 

曲作りのモチーフは・・・

(日髙沙耶さん)

「ヨーロッパとか北欧とかの海外の伝承をまとめた大きい本を小さいころからずっと噛りついて見てたので、そういうの(海外の伝承)を思い出しながら曲の題材にしたりとかはあります。」

 

ハープに魅了され10年。

10月には初のミニアルバム「Day dreaming」を制作しました。

更にイベントの出演やライブ配信など幅広く活動しています。

 

これからどんな曲を作っていきたいと思っていますか?

(日髙沙耶さん)

「昔のおとぎ話や伝承と現代の人たちをかけ合わせたような曲に私としては挑戦していきたいというところではあるので、そういう曲をどんどん出していけたらなと思っています。」

 

 

宮崎の家族から東京の沙耶さんへ

 

(叔母・古賀鈴子さん)

「これからの演奏活動頑張ってね。応援してます。」

(母)

「体に気をつけて、たくさん食べて、元気で頑張ってください。」

 

宮崎の家族へ

(日髙沙耶さん)

「アーティストとしてたくさん活動していきたいと思っているので、ぜひ私のことを応援していただけると嬉しいです。お互いに元気で頑張っていきましょう!ありがとうございます。」