#12 DJ SOULJAHさん(DJ)

お~い!元気しちょる?

22年8月3日(水) 20:55

DJ SOULJAHさん(DJ)

 

 

1999年に単身渡米しキャリアを積み、数々のHIPHOPアーティストらと共演。高い評価を受けます。

2013年東京に拠点を移してからも国内外のクラブ・フェスなどで活躍。その世界では広く知られた凄腕のDJです。

 

東京ドームの大幅なリニューアルにあわせて、球場の演出にも力を入れることに。

今シーズンからジャイアンツの“スタジアムDJ”を務めています。

 

(DJ SOULJAHさん)

「初めて(球場に)来るお客さんももちろんいらっしゃいますし、全員が野球ファンだけではないと思いますけども、その方たちにも球場に来る楽しみといいますか、アミューズメント感じゃないですけど、そういうことを音楽で表現できたらなと思ってやってます。」

 

SOULJAHさんが盛り上げるのは、お客さんだけではありません。

選手たちの練習も音楽でサポート

 

選曲はどうやって決めているんですか?

(DJ SOULJAHさん)

「日によって毎回違うんですけど、今日みたいに連戦多い時にはゆっくり始めてとか、誕生日のアーティストや選手がいたらそういう曲をかける時もあったり、それこそ雨降っていたらとかいろいろ考えながら...自分も“10番目の選手”とよく言ってるんですけど、そういう感じになれる。音楽で盛り上がってくれたらいいなと思って。」

 

音楽で選手を盛り上げるDJ SOULJAHさん。

小中学生の時は、ジャイアンツが大好きな野球少年でした。

 

(DJ SOULJAHさん)

「物心ついた時から、一番最初の写真がバット持ってる子なんで中学生の終わりまでは本気でプロを目指して一生懸命やっていたので、その時からやっぱり巨人軍のキャンプを見に行ったりとか初めて見た公式の試合も巨人軍の試合で...」

 

 

筋金入りの巨人大好き野球少年

なぜDJに?

(DJ SOULJAHさん)

「たまたま(野球の)全国大会に行ったり県大会でもそうなんですけど、自分以外のポテンシャルを持った人達を目の当たりにした時にちょっと自分の中で初めて疑問といいますか、自分の中で野球しか知らなかったのでそこで“DJ”との出会いがあったことで、急に今まで(野球に)100%向いていたものがだんだん(DJに)向いてきて」 

 

そのきっかけとなったのが、REAL-DのMASAKI DENONNさんでした。

 

(DJ SOULJAHさん)

「一番最初に生で見たDJがMASAKIさんで、MASAKIさんを見た時にこういう活動やこういう風に曲をかけるんだと知りましたし、その後に(イベントで)ご一緒させてもらったり、アドバイスとか指導をいただけたことは本当に今にも通じるものがあるなと思いました。」

 

当時のDJ SOULJAHさんってどんなDJでしたか?

(REAL-DのMASAKI DENONNさん)

「10代からすごいスキルを持ってて知識も。もうめちゃめちゃ飛び抜けていましたね。宮崎にもいい感じのDJが出てきたなという感じでしたね。その時は。」

 

当時を物語るのが、“95”の背番号

 

(DJ SOULJAHさん)

「“95”これは僕がDJ始めた年です。」

 

その4年後宮崎を離れアメリカへ

 

(DJ SOULJAH)

「もっと世界と言いますか、自分の知らないものを知りたいなっていうとこが、東京のDJもすごいけどアメリカのDJもすごい。じゃあもうアメリカ行くしかないみたいな。動機がそれぐらい簡単といいますか...(アメリカへ)行ってみたら本当にパチッとあったような感じがして、もうすぐ住みたいってなったんで」

 

 

 

DJの本場・アメリカで10年以上に渡り活動したDJ SOULJAHさん。

アメリカの野球場にもよく足を運んだんだそうです。

 

(DJ SOULJAHさん)

「(アメリカの球場は)野球プラスアルファが多かったので、誘われたから行くっていう人たちももちろんいるわけじゃないですか?そういう人たちも楽しめる要素がいっぱいあって、こんなのが日本で出来たら最高だよな!っていうのが本当目の当たりにしたので...」

 

今やその役割を担うSOULJAHさん。

ドームの外で行われたイベントでも会場を盛り上げます。

丁度この日は【Miyazaki Day7月9日】

ドームを訪れていた河野知事と清山市長にも遭遇。

 

(河野知事)

「嬉しいですね。宮崎出身の方が活躍しているとですね。」

(清山市長)

「キャンプでお待ちしております。」

 

イベントを終えたSOULJAHさんは東京ドーム内の専用ブースへ

スタジアムDJの本領発揮です。

間もなく試合開始。音楽でスタジアムに熱気を呼び起こします。

そして、イニング間の音楽などを担当。選手の登場曲も流します。

 

選手の登場曲とかは相談とかするんですか?

(DJ SOULJAHさん)

「例えば練習中にかけた曲を選手が誰の曲ですか?と聞かれてそれを選手が実際使うという例もあったり、あとスクラッチを加えてほしいというリクエストが坂本キャプテンからあったりとか、DJが元となって生まれた楽曲もあるのでそれがすごくいい結果かなと思っています。」

 

この日は、【Miyazaki Day】

必ずかける!ときめていた曲がありました。

宮崎のレゲエバンド“せいごうバンド”の代表曲「千草町1-4」

 

(DJ SOULJAHさん)

「自分がいま(宮崎で)ラジオ番組をやってまして、番組の1周年記念っていうのとせいごうバンド結成25周年ということでリリースさせてもらいました。

バンドリーダーである橘 正剛さんも生粋の“G党”ジャイアンツファンなので、夢が叶った瞬間かなと思います。」

 

(REAL-DのMASAKI DENONNさん)

「DJ SOULJAHは郷土愛が強いというか、宮崎の人を盛り上げようという姿勢がすごく見えるので、素晴らしいと思います。

宮崎でもみんなと優しくつながっていって義理堅く人情味あふれるところも、東京や海外でもその現地の人たちとそういう関係を築いていってほしいですね。」

 

 

宮崎を愛するDJ SOULJAHさん。

これからの目標は?

(DJ SOULJAHさん)

「宮崎でもイベントとかは今できてないんですけど、野球関連で言えば宮崎キャンプとかあるのでそういう時に何かやれたらいいかなーと。」

「東京でも海外でも宮崎県人としてがんばっていけるようにこれからも精進してまいりますので、ぜひ応援の方よろしくお願いいたします。」