#10 ニキ・リヤナゲさん(プロダンサー)
22年6月1日(水) 20:55
ニキ・リヤナゲさん(25歳・宮崎市出身・プロダンサー)
東京・豊島区。JR目白駅のすぐ近くにあるスタジオに
今回の主人公の姿がありました。
宮崎市出身の母とスリランカ出身の父との間に生まれたニキさん。
宮崎日大高校を卒業後、ダンスインストラクターなどを経て4年前に上京。
プロダンサーとし活動しています。
ダンスチームのメンバーでもあるニキさん。
週に5日、毎日8時間ダンスの練習に打ち込んでいます。
今は何に向けて練習しているんですか?
(ニキ・リヤナゲさん)
「今は、D.LEAGUE(ディー・リーグ)の最終戦に向けて練習している最中で...」
2021年1月に開幕した“D.LEAGUE”
ストリートダンスの発展・普及を目的とした世界初のプロダンスリーグです。
現在2シーズン目。11チームが参戦しています。
ニキさんが所属しているチームは
『LIFULL ALT-RHYTHM(ライフル アルトリズム)』
今シーズンからD.LEAGUEに参戦した”LIFULL ALT-RHYTHM“
チームのコンセプトは?
(ニキ・リヤナゲさん)
「コンテンポラリーとストリートダンスの融合という形でアルトリズムは進めています。
ジャンルの枠にとらわれない新しいアルトリズムだけのスタイルを作っていこうというチームになります。」
メンバーはディレクター・レギュラーダンサーの11人で構成。
個性的なダンサーが集まっています。
それぞれ得意なダンスがあるメンバーたち
ニキさんのスタイルは?
(ニキ・リヤナゲさん)
「私は、“フリースタイル”と言っていろいろブレイキンとかソウル、ポッピン、ロッキンみたいなジャンルをいろいろやってました。」
高校時代は宮崎でロッキンチーム「FUNKTION」として活動
ニキさんってどんなダンサーですか?
(ダンスリーダー calinさん)
「同じ振付けを踊っていても、一人光って見えるというか。上手いダンサーとかかっこいいダンサーは体に対しての顔のつけ方がすごい上手い・かっこいい人が多いんですけど、ニキはそんな気がします。」
(ディレクター・野口 量さん)
「お客さんであったりとか人がいることでスイッチがパチンと入る。いろんなタイプに化けられる素晴らしいダンサーです。」
その一方で・・・
(他メンバーから)「めっちゃ頑固です。負けず嫌い。」「信じられないくらい“天然”」「ムードメーカー的な存在で愛にあふれた人です。」
天真爛漫なニキさん。
幼いころから踊るのが大好きだったといいます。
(母・詩乃さん)
「音楽がかかったら体を動かして、父親と2人で一緒に踊っていたというのがあって、それで5年生になった時に一緒のクラスになった子の親御さんが一緒に始めないかと声をかけてくださって。それからはもう水を得た魚のようにもうバンバンとダンス一筋でいくようになりましたね。」
宮崎で多様なダンスを学んだニキさん。
県内外のコンテストにも出場するなど経験を積んできました。
2017年福岡県で行われたソロダンスバトルで優勝
(ニキ・リヤナゲさん)
「東京に出てくる前に、一度ソロバトルで優勝したんですけど福岡で。それ以外にもアーティストさんのバックダンサーを地方にいたけどやったり、いろいろして向こうにいながらも経験は自分なりにしていました。」
そして4年前大きな転機を迎えます。
(ニキ・リヤナゲさん)
「東京来る前にアメリカに行ってたんですけど、その時に“ダンスやっぱ楽しいな”と思って、自分のスキルを磨いたり知名度を上げたりというのを今したほうがいいかなと思ったから東京に上京しました。」
娘の決意にお母さんは...
(母・詩乃さん)
「あーもう行って行って!みたな感じですね。やっと行けるね!って感じですね。心配やないと?といろいろ周りから言われるんですけど、それはどこに行っても一緒ですわ。宮崎にいても東京にいてもニューヨークに行っても一緒だし。心配するのが私の役目でもあるわけやし。」
上京してからは、インストラクターやアーティストのバックダンサーなどを務めてたニキさん。そして去年「D.LEAGUE」という新たなステージへ。
(ニキ・リヤナゲさん)
「(D.LEAGUEは)レベルが高いが当たり前と思って見てたし、ラインを超えたところでも戦ってるというか、でもそこから更にどう自分をもっていけるか。みんな個人でも戦ってるし、チームでも戦ってるしというそういうイメージがあります。」
チーム練習を終え、やってきたのはガード下の空きスペース。
ここで何するんですか?
(ニキ・リヤナゲさん)
「ここでいつも練習やってます。何も気にしないで一人でずっと踊ってます。」
振付けなしのフリースタイル
音楽に合わせて自由に踊ります。
(ニキ・リヤナゲさん)
「“毎日もうひたすら自分は5時間練習します”みたいな人もいると思うんですけど、私はそれをしているとダンスが嫌いになっちゃいそうだなと。楽しいとずっと踊っちゃいます。」
本当にダンスが好きなんですね。
【プロとの葛藤】
(ニキ・リヤナゲさん)
「やばいダンス楽しくないかもと思った時期もめっちゃこの1年でありましたし、自分はこの踊りみたいなのを持ってる人が多かったから、やっぱ自分は今までいろんなジャンルをやってて、ちゃんと自分の魅力を出せてるのかな?みたいな。」
そんな娘にお母さんは?
(母・詩乃さん)
「なかなかアルトリズムの世界観の中で踊れるということはないだろうなと思って、それで十分頑張ってるっちゃが!って」
(ニキ・リヤナゲさん)
「やっぱお母さんに言われる言葉って安心するし、また元気もらえるっていうか。お母さんと電話する時はホロリ(涙)となることが多いですね。いつも。」
宮崎が大好きなニキさん。ふるさとへの思いは?
(ニキ・リヤナゲさん)
「宮崎で生まれて良かったなっていうのは凄いあります。すごいみんないいダンサーとかが多いんですよ宮崎。絶対みんなチャンスあるはずやし、自分で切り開いて進んでいく姿を見せることができればと思ってます。」
宮崎のお母さんから東京の娘へ
(母・詩乃さん)
「ダンサーとして生きて行ってくれることが私の誇りでもありますし、楽しみでもあります。頑張ってね!これからも!」
(ニキ・リヤナゲさん)
「本当にいつも応援してくれてありがとうございます。これからも自分らしく頑張っていくので、引き続き温かく見守っていてくれたらと思います。いつもありがとうございます。」
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