#2 市元亮さん(パーソナルトレーナー)
21年10月6日(水) 20:55
市元亮さん(23歳・国富町出身・パーソナルトレーナー)
ビヨンドジム(東京)所属
週5日・多い日は1日10人を受け持つ人気トレーナー
亮さんって、どんなトレーナーですか?
(お客様)
「キツイときに自分では無理無理と思っているのですけど、市元さんがポジティブに声をかけてくれるので、めちゃくちゃモチベーションもあがるし、楽しくできます。」
(同僚)
「市元くんのインスタグラムを見て、“いいな、かっこいいな”と来てくれるお客様も結構多くて、インスタグラムなど発信するツールを使うのが得意なので、そういったところからも集客できているいいトレーナー。」
そんな亮さん、高校を卒業し専門学校に通った後、宮崎市で消防士として働いていました。
消防士として身体を鍛えるために通い始めたジムで、人生をかえる出会いがありました。
(市元亮さん)
「ジムの会長にトレーニングとか習う過程で、“亮くんは競技に出たほうがいいんじゃない?“と誘っていただいて、それでフィジークに挑戦してみようかなって。」
“フィジーク”とは、海でサーフパンツが似合う身体をコンセプトとして始まった競技。
求められるのは、肩と背中、ウエストのシャープなⅤライン。
ビーチでかっこいい!といわれるような逆三角形の身体です。
ボディビルほどの筋肉量は求められないので、若者を中心に人気が高まっています。
(市元亮さん)
「競技の楽しさというか、毎年毎年自分の最大限のパフォーマンスができる、身体を作っていく過程も楽しいですし、のめり込んでいった。」
フィジークでナンバーワンになることを目指し、消防士をやめてまで上京した亮さん。
宮崎の家族は・・・
(母)
「“お母さん、僕消防士をやめるかもしれん”って言われて、考えたんですけど、人生を親が変えるわけにはいかないので。」
(兄)
「親含め周囲は最初、消防士をやめるとなったときは、大分反対していたと思うんですけど、東京に行くなら最後まで妥協せずにやってこいという感じだったので… (弟に一声かけるとすれば)日本一になるまで帰って来るな。」
しかし、トレーナーとしての日々を送る中で心境の変化が訪れます。
(市元亮さん)
「いままでは、競技をやって優勝したらその先に何かがあると思っていたんですよ。ただ実際こっちに来て、情報とかいろんな人と会って話を聞くと、自分のやりたいことであったり目標というのが明確に出てきたので、トレーナーの方が優先順位は圧倒的に高い。」
一流のトレーナーになるという新たな目標を持った亮さん。
大切にしていることは?
(市元亮さん)
「僕の好きな言葉は“出会い”、自分が何かを必要としているときにそれに適した人が周りにいてくれるというのが、自分の中でいいことだなと思っていて、こういったジムで働きたいと思ったらお声がけ頂いたりもしますし。」
通勤は自転車です。
食事はほとんど自炊。筋肉量を維持するためたんぱく質を多く取るようにしています。
この日のメニューは「鶏胸肉の塩麹炒め」と「ほうれん草の卵とじ」。
(市元亮さん)
「このお米、おじいちゃんとおじちゃんが作ってくれる美味しいお米なので、すごく感謝している。」
分量もしっかり量ります。”亮さんの筋肉飯”。出来上がりました。
(市元亮さん)
「めっちゃうまい。塩こうじに浸けると柔らかくなるので、食べやすいですよね。」
たまにお母さんの手料理が恋しくなるといいます。
(市元亮さん)
「母親の料理だとハンバーグが好きですね。あとはパンケーキ好きなんですよ。小さいころ母親がよく作ってくれたんですけど。」
(母)
「ハンバーグは多いときは5個6個くらい食べてましたね。食べることが大好きなので、帰ってきたら思う存分好きなものを作ってあげたいと思います。」
亮さんの将来の夢は?
(市元亮さん)
「トレーナーとしてしっかり活動しながら、宮崎で事業をしたいなと、こっちで学んだ知識や技術を宮崎でもっと広めて、これから活躍するであろう子供たちのサポートをするのもいいし、健康寿命を上げるような事業を展開していけるように、これから頑張っていきたい」
国富の家族も、その夢を応援していました。
(兄)
「トレーナーとして頑張るとなったら、信じて応援するだけですよね。」
(母)
「身体が資本の仕事です。頑張ってください。応援してます。」
亮さんからふるさとの家族へ
(市元亮さん)
「東京に来て色々迷惑かけたり、不安なところもあるとは思いますけど、一生懸命こっちで頑張っていきたいなと思っていますので、見守っていただけたらと思います。 これからも頑張りますので応援よろしくお願いします。」
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