#53 REO(RefRise)

お~い!元気しちょる?

26年1月7日(水) 20:00

REOさん(宮崎市出身)

 

「今日も仕事頑張ろうとか、つらい事があったけど乗り越えていかなきゃなという覚悟になるような

 頑張れる、一歩踏み出せるような楽曲をテーマに掲げて作ることが多いです。」

「子どもたちの夢を応援したいというのが、今のRefRiseの主なテーマです。」

 

こう話すのは、今回の主人公REOさん。

RefRiseというハートフルボーカルデュオで、福岡を拠点に活動しています。

 

 

(REOさん)

「元々は、『芸能人』というか、戦隊ヒーローになりたくて。オーディションを、100回近く色々なものを受けて

 ほとんど落ちて、3年目でやっとジュノンボーイというものに受かって。」

 

そして高校卒業後、俳優になるために福岡に拠点を移したREOさん。

しかし、夢を叶えることはできませんでした。

 

そんな時、REOさんが新たに見つけたものが―――。

 

(REOさん)

「ヒーローって子どもたちの夢じゃないですか。というのを考えたときに、

 じゃあ自分は、”音楽で子どもたちと関われるんじゃないかな”と思って、独学で音楽を始めました。」

 

RefRiseは、家族愛や応援をテーマにした楽曲を歌い続けています。

また、一昨年には福岡市民会館に1700人を超える観客を集め、特別支援学校の生徒などを無料招待しました。

 

 

♪繋

僕のこの一歩であなたを救えるなら 迷わずに進むさ

僕とあなたと 一緒に繋いでいこう

 

―――

 

そんなREOさんの夢を後押ししてくれた恩師が、宮崎にいます。

高校3年間、REOさんの担任を務めた、天神哲也さんです。

 

(恩師・天神さん)

「(高校時代のREOさんは)明るくて、元気で、笑顔を絶やさずに毎日学校生活を楽しく送っていて、

 オールマイティーにあらゆる面でリーダー的な立場に立って頑張っている生徒だった印象です。」

 

入学当時は進学を希望していましたが、俳優になる夢を選んだREOさん。

天神先生も、当初は反対だったそうですが...。

 

(恩師・天神さん)

「エンターテインメント業界はなかなか大変だなというイメージがあったので、本当にそれでいいのか?

 というところを本人にもいろいろ語る機会があったんですけれども、

 自分でその道に行くということを模索し始めて色々チャレンジしていたので、

 ”ああこの子は本当にそっちの方に行きたいんだ”と思って、担任としても応援していました。」

 

(REOさん)

「先生のおかげで今の自分が音楽をできていますし、芸能活動というものへの意識もしっかり高められたのは、進学校でありながら芸能に進む道を支えてくださった先生のおかげだったのというのは今すごく思っています。」

 

―――

 

取材当日、REOさんの姿は福岡市の東福岡特別支援学校にありました。

今日は出張コンサート。同じ場所でコンサートをおこなうのはこの日で3回目です。

 

(REOさん)

「僕の妹が障がいをもっているということもあって、そういった、障がいをもった子どもたちが

 心から楽しめる空間というか、子どもたちに、ライブ――音楽というのを、肌で感じてもらうことができますし、

 僕らに会ったことで、夢とか目標に向かって頑張るキッカケになればいいなと思って。」

 

♪family

かけがえないfamily 笑ったり泣いたり

躓く度に手をとって歩いてきた

少し長い旅にさあ出かけようか

もう一人のストーリーじゃないんだから My family

 

 

(東福岡特別支援学校・野口校長)

「子どもたちがすごく(RefRiseに)愛情を感じているみたいなんですよね。

 RefRiseも子どもたちにすごくたくさん愛情をかけてくださる。

 そのつながりが、(子どもたちが)これから社会に出ていった時にきっと役に立つ。

 共生社会に生きる力になると思っているので、とてもいいライブだと思っています。」

 

♪HOME

目を閉じればいつも 浮かぶ景色が今ここにある

僕らの帰る場所みんなの帰る場所

ただいまとおかえり

 

愛し愛されることを 思うままにあなたが誰かに

あなたの根にあるその優しさを重ねて包み込むように

ただいま(おかえり) おかえり(ただいま)

血の繋がりがなくても関係ない 僕らはファミリーだから

 

(生徒)

「(RefRiseのことが)はい、好きです。」

「本当にRefRiseはすばらしく最高です」

「RefRiseは歌がうまくてカッコいいところ(が好き)です。」

 

―――

 

取材日の夜。

出張コンサートを終えたRefRiseのお二人の姿は、福岡市の「はかた魚宴」にありました。

 

 

(REOさん)

「(出張コンサートを振り返って)子どもたちの素直さというか、

 ああいう真っ直ぐな子どもたちが社会で傷つけられてしまうのが俺は許せない。

 こういう子たちを守っていきたいなと。未来を守っていきたいなという気持ちに(ライブをすると)なるよね。」

 

(RYOMAさん)

「なる。やっぱり、ステージに立っていて思うこともあるし、俺らってライブをいっぱいやってるけど、

 1回しかステージで歌っていない曲を今日改めてまた歌ったらみんな口ずさんでて。

 ”覚えてるんだ””聴いてくれてるんだ””家帰って練習してるんだ”みたいな気持ちになることってあんまりないから、

 そこをすごくやっぱり感じる。」

 

今年7月に10周年を迎えるRefRise。

その記念すべき年に、二度目のZepp福岡でのライブが決定しました。

 

(REOさん)

「もちろん前回を超えるステージ、歌、音楽。たくさんの仲間を連れてライブできたらいいなと思います。」

 

(RYOMAさん)

「Zepp福岡は、やっぱりなかなか取れないステージなんですけど、

 あそこにまた立たせていただけるチャンスをいただけたので、全力で取り組めたらなと思っています。」

 

”続けよう!”と二人で熱い乾杯。

 

RefRiseとして活動を続けておよそ10年。

REOさんの私生活にも大きな変化がありました。

 

結婚。そして長女音華ちゃんの誕生です。

 

(REOさん)

「子どもが出来たことで、やっぱり音楽でちゃんとご飯を食べられないと子どもも好きなことをさせられないなと。

 そこが一番じゃないですかね。今は。」

 

家族ができて、REOさんが作る楽曲にも影響が出てきたそうです。

 

(REOさん)

「やっぱり曲で家族の歌を歌う時に、今までよりも一層感情がのせられるようになって、

 届く人の範囲も広がったのかなというのはすごく感じます。」

 

―――

 

(恩師・天神さん)

「高校時代のREOくんのクラスでの様子を改めて思い返すと、みんなを勇気づけて元気づけるような人柄だったので

 そういったものを大事にしながら表現しているんだなと思って、本当に嬉しくなりました。」

 

”お~い!元気しちょる?”

 

宮崎にいる天神先生から、霧島焼酎の贈り物。

天神先生からのビデオメッセージに泣きそうになるREOさん。

 

(REOさん)

「あの頃の仲間と、あの頃と変わらない先生で、またみんなで集まれたら嬉しいです!

 その時は、一緒に乾杯しましょう!」

 

 

紅白出場が夢だというREOさん。

夢の実現のために一歩一歩進みながらたくさんの人たちの夢を応援し続けます。

 

(REOさん)

「目の前にいる方々に届かないものって、多分第三者には届かないと思っているので、

 一人一人目の前にいる人への感謝だとか、届けたいという思いを忘れずに音楽を続けていくことなのかなと思ってて、

 そこを忘れずに音楽を続けていきたいなというのは常に心にとめています。」