#50 SHURI(ダンス&ボーカルグループ/SPiN)

お~い!元気しちょる?

25年10月1日(水) 20:00

SHURIさん(宮崎市出身)

 

(SHURIさん)

「アーティストとして自分の歌声であったりとか、表情であったりとか、そういう一つ一つのことで、

 老若男女問わず一人でも多くの方の心に響く音楽を届けられる人間になりたいなって思っています。」

 

磨き上げた歌とダンスを武器に、アジア、そして世界へと羽ばたきます。

 

―――今回の主人公がいるのは、大阪。

宮崎市出身のSHURIさんは、2022年に大阪で結成された8人組ダンス&ボーカルグループ「SPiN」のメンバーです。

 

 

(SHURIさん)

「私たちSPiNは、日本文化やJ-POPのすばらしさを世の中に広めていきたいという思いで活動していて、

 ”SPiNというジャンル”を、大阪から世界へ届けたいって思っています。」

 

―――

 

SHURIさんは、7歳の頃から、宮崎市内のダンススクールに通っていました。

夢は、”歌って踊れるアーティスト”。

 

(SHURIさん)

「自分だけじゃなくて、周りにも同い年くらいの子たちがいて、その子たちと並んで踊ることの楽しさとか、

 鏡をみて踊ることも初めてだったので、いろんな、新鮮な気持ちだったりとか、音に乗ることの楽しさ

 って言うのをすごい感じてましたね。」

 

さらに、SHURIさんはMRTの番組にも出演していたんです。

 

 

(SHURIさん)

「(当時は)小学校3年生とかだったと思うんですけど、撮影のとき毎回緊張して、顔ガチガチみたいな。

 (スタッフに)”もうちょっと笑っていいよ~”とか言われていたのを覚えています。」

 

SHURIさんはその後もダンスや歌に熱中。

その当時、SHURIさんのライバル的存在だったのが、妹のMIKUさんです。

 

MIKUさんは宮崎市の『& DANCE STUDIO』でダンスのインストラクターとして、子どもたちにダンスを教えています。

MIKUさんは、姉・SHURIさんの影響でダンスを始めたんだそう。

 

(妹・MIKUさん)

「(ダンスを)お姉ちゃんがやっていて、おうちで練習とか結構していたんですけど、

 それを、自分も一番近くで見ていて、イベントとか発表会とか見ていくうちに、

 徐々にやりたいなという気持ちが沸いてきたのかなって思っています。」

 

二人は切磋琢磨しながら、宮崎でダンスを続けていました。

そして、SHURIさんは高校卒業後 大阪へ。SPiNのオーディションを受け、夢をかなえました。

 

(妹・MIKUさん)

「ダンスの面でも、お互い刺激しあえるというか、(SHURIさんは)自分にないところを持っているし、

 逆にお姉ちゃんにない自分の強みもあるし、多分、お互い高めあえる存在でもあるなと思っています。」

「あと、お姉ちゃんは歌ができるので...。自分は、やっぱりマイクをもって歌うというのはあんまり経験がないので… 

 やっぱりそこの面では尊敬という気持ちがすごく大きいかなと思います。」

 

(SHURIさん)

「やっぱりどうしても、姉妹だと、比べられることもあったりとか、自分自身も、”妹に負けたくない!”と思うし、

 妹も”負けたくない!”と思っていたと思うんですけど、それがいい意味でお互い高めあえる存在だったし、

 本当に夜遅くまで家のダンス部屋で夜中までずっと踊っていたりとか、鏡の取り合いみたいな感じで

 2人で練習していましたね。」

 

―――

 

取材当日、SPiNは地元大阪のライブスタジオ「Yogibo META VALLEY」で

ワンマンライブ【The SPiN World ~魂 tamashi~】を開催。

 

1人1人が、歌って踊れるというのが、SPiNの魅力です。

 

SPiNのメンバーに、SHURIさんについて聞いてみました。

 

(メンバー・YUUさん)

「SHURIの笑った顔が結構好きです。

 あと、歌声が本当に素敵で透き通った声なので、ぜひみなさんも注目してきいていただきたいです。」

 

(SHURIさん)

「私はもう、このSPiNというグループに人生を懸けているので、そういった意味では、この先の夢であったりとか、

 目標などを共に叶えて行く仲間であり、こう、ほんとうに毎日一緒に過ごしているので、

 宮崎を離れている分、家族以上に長く時間を共に過ごしているので、私にとっては大切なかけがえのない存在です。」

 

(メンバー・OTOHAさん)

「なかなかSHURIは普段こういうこと言ってくれないので(笑)今聞いて、私は嬉しかったです!」

 

この日のライブは300人。チケットは          SOLD OUTでした。

 

(ファン)

「最初は路上で見て、それから一気に惹かれて、ずっと通っています。」

「みんな個性的ですごいかっこいいです!」

 

ライブの1曲目は、昨年11月にリリースされた曲『M.I.J』。

 

(SHURIさん)

「(この曲は)”Made In Japan”を題材にして作られた曲なんですけど、

 私たちのSPiNというグループ名の”iN”の部分にはインバウンドという意味が込められていて、

 私たちの音楽であったりとかパフォーマンスを通して、世界に日本の素晴らしさを発信していきたいなと。」

 

 

歌声に定評のあるSHURIさん。

ソロ歌唱では中島みゆきの「糸」を熱唱しました。

 

(ファン)

「SHURIちゃんは、歌がめっちゃうまい!

 バラードに適しているというか...バラードをSHURIちゃんが歌っていると、泣きそうになるくらい、

 最高な歌声を持っていると思います!」

 

SHURIさんはこの日も、歌にダンスに、魂のこもったパフォーマンスを見せてくれました。

宮崎弁での挨拶をする姿も。

 

ふるさと宮崎を離れて活動を続けるSHURIさんに対し、妹・MIKUさんは―――。

 

(MIKU)

「上京してすぐは、気持ちの面でも結構やられてるっていう話はいろいろ聞いてはいたんですけど…

 ストレスもそうだし、慣れない環境であったり…。

 そういう中で、それを、1年、2年と段階を踏んで、1人の力ではないんだろうけど、すごい強い気持ちがないと

 普通だったら挫折して辞めちゃうっていう人もいる中で、上京しても強い意志を持って

 夢に向かって頑張っている姿がすごいなと思ってました。」

 

 

”お~い!元気しちょる?”

 

 

宮崎にいる妹・MIKUさんからSUZU KIRISHIMAの贈り物。

 

(SHURIさん)

「(SUZU KIRISHIMAのパッケージが)かっこいい・・・!和柄・・・!すごい、SPiNにぴったりですね。」

 

 

(SHURIさん)

「すごくすっきりしていて呑みやすいです!」

 

MIKUさんからのビデオメッセージに笑顔のSHURIさん。

これからの夢は―――?

 

(SHURIさん)

「SPiNとしての夢なんですけれど、来年のうちに、

 大阪・難波にあるZepp Osakaでワンマンライブを開催するという夢があります。

 でも、その先にはまだまだ大きい夢もたくさんあるんですけれども、そこを今は私たちの1つの通過点として、

 Zepp Osakaで絶対にワンマンライブをしたいです。」

 

「SPiNの明るい未来に向かって、乾杯!」