再び梅雨末期

ノダっち

24年7月11日(木) 16:38

暑くなった後に
降りてくる梅雨前線は怖い、
ということを書いた記憶がありますが、
今回も西日本に大雨をもたらしています。
 
梅雨前線が南北に移動があるため、
停滞性が弱くて
まだ助かっている状況です。
 
また、県内に南下してくるころには
活動を弱めてきているため、
きょうにかけても
所々で雨が強まっているものの、
すき間も十分にあって
高校野球の試合も一部出来ました。
 
一方、雨は増えて
日差しも減ったこともあって、
暑さは北部を中心に落ち着いています。
 
とはいえ、、、
南部では30度を所々で超えていますし、
特に朝にかけて
最低気温が日南で28.6℃、
串間で27.8℃など、
厳しい熱帯夜になった所もありました。
 
 
梅雨前線は、
あすにかけて次第に九州南部付近まで
南下してきそうです。
 
とくに、午前にかけては
まだ活動が強めに予想されますので、
山沿いを中心に雨の強まりに
注意しておきましょう。
 
予想以上に発達したり
雨雲が組織化しないことを祈ります。
 
予想以上に前線が活発になったり
停滞したりして、
大雨となる可能性も捨てきれません。
 
もし、連続的な雷などを感じたら
キキクルなどの確認をお願いします。
 
ただ、あすの午後以降は、
梅雨前線の活動が
いったん弱まりそうですので、
止み間も出てくるでしょう。
 
土曜日も、九州南部付近に
梅雨前線が予想されて、
やや強める時間もある予想ですので、
引き続き雨の降り方にご注意下さい。
 
 
日曜日は、
太平洋高気圧の強まりについて、
タイミングの予想に差があります。
 
早めに強まってくれば、
回復が早く、
遅ければ、遅くなる可能性もアリ、
あす以降の新しい予報もご確認下さい。
 
梅雨前線が北上しても、
南からの暖かく湿った空気の流入で
局地的に雨雲が発達したり、
という可能性がある一方、
北上していくタイミングでは
平野部で晴れ間も出る可能性もある、
パターンにも見えてきています。
 
月曜日も不安定さは残りそうですが、
前線次第です。
 
日曜日以降、予想より早めに晴れると
また蒸し暑さも強まるかもしれません。
 
レジャーを予定されている方は、
雨の降り方とともに
晴れたときには蒸し暑さが強まって
熱中症の危険度が上がる可能性があることも
頭に入れておきましょう。
 
 
火曜日以降は次第に晴れてきて、
とくに水曜日には
しっかり夏本番の空になってきそうです。
 
梅雨明けの発表はこのあたりでしょうか。
 
きょう発表された一か月予報も、
20日以降、
平年並みに晴れる日が多い予想ですので、
気象庁的にもそう考えているのだろうと
十分に感じられます。
 
ただ、資料を見ると、
27日以降の太平洋高気圧が
あまり強く無さそうにも見えていて、
おやおや?という感じもしますし、
日本海あたりに
梅雨前線がありそうな気配もあって、
来週以降の資料にも
この辺りは注目したい点です。
240711
雨が弱まっていた
きょう午後4時過ぎの
西の空

湿度が高くて
低い層雲が見えます

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