ノダっち

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9月の夏空宮崎

ノダっち

24年9月12日(木) 17:55

天気の話なノダ

引き続き夏空の宮崎です。
 
きのうも解説したように
上空の太平洋高気圧があります。
 
東からの風で
一部で通り雨が起きたかもですが、
広く晴れて
厳しい残暑になっています。
 
えびの市加久藤で35℃まで上がって、
加久藤としては、観測史上最も遅い
猛暑日になっています。
(これまでは2019年9月10日が最遅)
 
(県内の最も遅い猛暑日は
 宮崎(気象台)での
 1948年9月16日があります)
 
ただ、
朝にかけては、
放射冷却があったので
きのうの朝よりも少し
蒸し暑さがマシでしたね。
 
このまま、あすにかけても
広く晴れそうです。
 
同じような暑さが続きます。
 
引き続き、
9月だからと油断することなく、
十分な熱中症予防を心がけましょう。
 
周辺の方への声掛けもお願いします。
 
 
一方、
週末は、やはり台風の外側、
というか太平洋高気圧縁辺の雲が
流れ込んできそうです。
 
早ければ、あすの夜から
雨が降りだす所もあるでしょう。
 
基本的には、
雨雲の筋が入ってきて、
その通り道になった所は
雨が降りやすい一方、
上空に高気圧もあるため
筋から外れると
晴れ間が出る可能性もある、
とみています。
 
高気圧が強ければ
雨雲の発達が抑えられるでしょうが、
その効果が弱くて
筋の南北への動きが鈍いと
同じところで雨量が増える、
そういう懸念も少ししていたり、
地震の影響で
危険度が上がりやすい点も
懸念材料です。
 
週末は雨雲の確認や
気象台からの注意報警報、
情報発表の確認などもお願いします。
 
また、海は
あさってから次第にシケそうです。
 
波打ち際に近づくのは
慎重な判断が必要になります。
 
月曜日になると、
台風が中国大陸に近づくのに従って
だんだんと雨雲の流れ込みが減って
晴れ間も増えてきそうです。
 
 
来週の中ごろは
再び強く上空の高気圧が覆う予想で、
この時期にしては
かなりの厳しい残暑になるでしょう。
 
その後の、気になる熱帯低気圧の予想は
まだハッキリしません。
 
進路については、
高気圧の状況次第でしょう。
 
なお、きょう発表された
一か月予報の資料を見ると、
とくに、今月下旬以降、
高気圧が弱まっていきそうなので、
そのタイミングでの進路は
かなり気がかりということになります。
 
一方、高温傾向は
なかなか収まりそうにありません・・・
 
平均気温自体が下がりますし、
日照時間も減ってくるので
気温のベースは下がりますが、
いつもの9月の後半よりは
暑い日が多くなりそうです。
 
運動会などある所は
とくに注意が必要でしょう。
240912
昼前のMRTから南西の空

夏感満載です

再び太平洋高気圧の空に

ノダっち

24年9月11日(水) 16:43

天気の話なノダ

南西諸島を通過した熱低は
気象庁が
台風になる予想をしていましたが、
きのうの画像欄で見たように
まとまりが弱い熱低のまま
中国大陸に沿岸に進んで
台風にはなりませんでした。
 
この熱低が離れたことで、
きょうの県内は、
より高気圧の影響が強まって
雨雲の発生が減って、
蒸し暑さが強まっています。
 
一方、グアム付近の雲は
昨夜9時で台風13号になりました。
 
きのうの予想よりも
台風としての発達も見込まれて
南西諸島付近を
西か西北西進する予想です。
 
基本的には
昨日のような雨の降り方を
予想しますが、
台風本体から離れた所にある
雲の動向や台風本体が
どのくらい九州本土に近づくかなど
進路によっても
雨の降り方は変わるでしょう。
 
念のため、雨が強まることも念頭に
強風域に入るかどうかも含め、
最新の情報をご確認ください。
 
 
きょうは、
上に書いた通り
雨雲が減っていますが、
午前を中心に雲が多めでした。
 
その影響もあって放射冷却も弱く、
朝にかけての蒸し暑さも強くて、
宮崎市の最低気温は26.7度と、
かなり熱帯夜でしたので
エアコンなしでは
寝苦しかったでしょう。
 
なお、9月の宮崎での
過去最高の最低気温は、
2022年の9月14日に観測した
27.3℃という記録があります。
 
いったん、エアコンを切って
気持ちよく眠れていたのに
また真夏の寝苦しさに戻りましたね。
 
日中は、雲が多いものの、
午前から日差しもあって
都城で34.2℃まで上がっています。
 
昼頃から、宮崎市の東の空は
濃い青の空が広がりました。
 
梅雨明けの時に見る
あの太平洋高気圧の存在を感じる
真夏の空の色です。
 
この高気圧が
台風13号を
防いでくれるということにもなります。
 
 
あすも引き続き広く晴れそうです。
 
その分、あすも暑くなります。
 
ただ、
朝の太陽が高くなる前の蒸し暑さは
放射冷却がある分、
マシになる所もありそうです。
 
日中は内陸ほど厳しい残暑で、
引き続き、十分な
熱中症予防が必要になるでしょう。
 
一部では、朝までを中心に
サッと通り雨の可能性もありますが、
広い範囲での
大きな崩れはないと予想しています。
 
あさっても、引き続き広く晴れて
あすと同じような
暑さが続きそうです。
 
 
一方、週末は、
上に書いた通り
台風13号の外側の雲次第で
雨の降り方が変わります。
 
連休中、日曜日にかけては
今の所、コンディションが
あまりよく無さそうです。
 
台風13号の西には
また寒冷渦もあるようですので、
念のため、今後の動きにも
注目しておきましょう。
 
一方、月曜日には
台風が離れる見込みで、
天気は回復に向かいそうですが、
このあたりも動き次第になります。
 
来週中ごろも
いったん天気が回復しますが、
引き続き、後続の台風予想もあり、
21日からの連休に関しても
最新の予報の確認をしていきましょう。
 
13号の北上を阻む高気圧が
来週まで強ければ、
引き続き次の台風も近づいてきませんが、
弱まった場合は心配な状況になります。
 
まだ、その予想はハッキリしません。
 
このままだと、
次は14号です。
 
嫌な番号が付いてきます・・・
240911_1
青空も見えつつ
まだ不安定感満載だった
けさの空
240911_2
梅雨明け直後のような
太平洋高気圧を感じる
昼過ぎの宮崎の南東の空

熱帯夜復活

ノダっち

24年9月10日(火) 16:36

天気の話なノダ

金曜日に予想してた感じの
雨の降り方でした。

やはり、晴れ間も出てますね。

きのうも晴れ間はあるかも、
ということで
念のための紫外線対策なども
お伝えしましたが、
直前のコンピュータの予想を信じて
金曜日にお伝えしていたよりは
雨よりでお伝えした感じでした。

このタイプは
コンピューターの雨の予想が
過剰に出ることが多いのは
ココに何度も書いているのですが、
きのうは実際の雲の様子も見て
それほど晴れないかもとも思った
ノダです。

ただ、実際には
けっこうしっかり晴れたので
おそらく、上空の高気圧も
しっかりいらっしゃるのでしょう。

たしかに、熱低が
離れて南を進んでいるので
それは、確かにそうだと思えます。

いずれにしても、
やはり蒸し暑くなっていますね。

熱帯夜も再び戻って来ました。

きのうの17時台でもお伝えしたように
宮崎市は最多の熱帯夜日数を更新中です。

一方、昼間も
日差しがあったこともあって
きのうの予想よりも気温が上がって
蒸し暑さが強かったです。


あすも、午前を中心に
雨が降ったり止んだりしそうですが、
きょうの午後よりも止み間が増えて、
晴れ間も次第に増えて行くでしょう。

ただ、午後まで不安定ですので
急な強雨や雷、突風など注意が必要です。

一方、蒸し暑さも続きます。

平野部は熱帯夜の所が多そうですし、
昼間は、各地で
30度を少し超える
真夏の蒸し暑さになる所もあるでしょう。

引き続き、
十分な熱中症予防が必要です。

そのまま、
あさってから金曜日は広く晴れて
暑くなるでしょう。

特に内陸ほど気温が上がりそうですので、
加久藤などで、再びの猛暑日が出るか、
注目しています。


一方、きのうお伝えした
グアム付近にある雲は
順調に熱低になってきていて、
明日までに台風になる予想になりました。

ただ、上空の風の動きがあるため
発達としては弱そうな予想です。

おおむね予想の中心は、
きょう、外側の雲や
太平洋高気圧周辺の空気によって
県内に雨を降らせている
熱低と似たコースになっています。

県内での雨の降り方も
土曜日から日曜日ごろに
似てくることになるでしょう。

ただ、
その時の高気圧の強さはどうかで
まだ進路の予想に幅があるため
北寄りになるか南寄りになるかで
雨の降り方も変ってきそうです。

今後の新しい予報もご確認ください。

一方、海には
ウネリの入りやすい状態が続きます。

海のレジャーを計画されいてる方も
最新の波の予想の確認を
お願いします。

なお、10日予報の資料では
さらに同じような進路の熱低予想を
しているものもありますので、
引き続き南の雲の状況も
注目していきましょう。

240910_1
朝、宮崎市の東に見えていた
青空と雨雲
240910_2
きょう午前10時半の衛星画像
(Weather Modelsから
同意を得て転載)

南西諸島付近の熱低は
相変わらず
明瞭な渦には見えませんが
やや発達傾向なようで
気象庁は台風になる見込み、
との予想も発表していますが、
すぐに大陸の上陸して
再び熱低に戻りそうです。

熱低→低圧部→熱低→
台風→熱低と
なかなか様々な姿を見せた
熱帯擾乱でした。

 

9月にしては暑すぎた週末でした

ノダっち

24年9月9日(月) 17:15

天気の話なノダ

金曜日から猛暑日になった加久藤は
結局、日曜日まで、
3日連続の猛暑日になりました。
 
金曜日にお伝えしていた通り、
加久藤では、9月としては
初の3日連続の猛暑日です。
 
県内で、9月に
3日連続の猛暑日が出たのも、
1947年に宮崎の気象台で
4日連続を観測して以来、
77年ぶりのことになりました。
 
きょうも朝から
広く晴れて気温が上がりましたが、
きのうよりは雲が多くなって
だんだんと海の方から
雨雲も近づいています。
 
日差しが減ったこともあって
猛暑日には届いていません。
 
さすがに9月に4日連続の猛暑日は
なかなかでない記録ですが、
この温暖化などの流れを考えると
いずれ、更新されてしまうでしょうね。
 
 
今夜以降は、
東から流れ込む雨雲が
時おり入ってきて、
各地でザッと雨が
降ったり止んだりしそうです。
 
晴れ間もあるのではないかな、
と金曜日時点では思っていたんですが、
雲がしっかりはいっているので
晴れ間は少なそうで、
あすは、そこそこの
雨量になる所もあるかもしれません。
 
とくに、竜巻被害が大きかった家屋への
影響が心配です。
 
落雷や突風を伴う可能性もありますので
ご注意下さい。
 
気象台からは激しい雨のおそれも
予想が出てきていますので、
地震で地盤が緩んでいる可能性がある
南部平野部は
土砂災害にも注意が必要です。
 
出かけるときに雨が止んでいても
傘を持ち歩いておくのが
平野部を中心に安心な一日でしょう。
 
日差しが減る分、
昼の暑さは弱まりそうですが、
ただ、蒸し暑い空気が入るため
熱中症予防が必要です。
 
また、宮崎市などは
再びの熱帯夜に戻る予想で、
寝ている間の熱中症にも
お気を付けください。
 
今週の宮崎は、
熱帯夜が続きそうな予想です。
熱帯夜の年間最多日数を
さらに更新するでしょう。
 
 
この暖かく湿った空気の流れ込みは
先週注目していた熱低が
いったん不明瞭になって
低圧部になったものに伴うもので、
中心からばらけて
北上したもののようにみえます。
 
この低圧部(あるいは熱低)が
次第に西に進んで
東シナ海から大陸に向かって
離れていくと、
県内への湿った空気の流入も
収まりそうです。
 
あさってにはだんだんと
天気が回復に向かうでしょう。
 
海は、ウネリにもお気を付けください。
 
 
週の後半は、
再び上空の高気圧が県内付近でも強まって
夏の空になりそうです。
 
昼の暑さも再び強まりそうですので、
今後の新しい予報を確認して
熱中症予防をお願いします。
 
さらに連休にかけては
次の熱低の動き次第で
また変わってくると思われますので
今後の予報の確認もしていきましょう。
240909_1
きょうの朝の
南東の空

飛行機雲が長くて
上空の高気圧も弱まって
湿ってきていました
240909_2
きのう朝の青空
9時半ごろで
すでに30度を観測していた
市役所前の温度計です
240909_3
きょう正午の衛星画像
(気象庁HPより)

低圧部は
再びきょう正午で熱低に
なりましたが、
大きな循環に見える雲が
その中心からは
だいぶ離れているのが
特徴的で、
なかなか珍しいです。

なお、この熱低の西には
寒冷渦もいらっしゃいます。

一方、右下の雲のかたまりにも
今後、注目してみましょう。
240909_4
金曜日の
MRTから見えた夕陽

だいぶ日の入りが
早くなってきました

加久藤で2年連続の9月の猛暑日

ノダっち

24年9月6日(金) 16:40

天気の話なノダ

涼しさとともに
秋を感じた朝の雲でした。
 
画像欄に載せておきます。
 
空気自体は平年並みでした。
 
日中は、
強い日差しで気温があがっています。
 
きのうよりも雲の発生が少なくて、
えびの市加久藤は猛暑日になりました。
 
加久藤で9月に猛暑日になるのは
2年連続ですが、
その前は2019年、
その前は2011年で、
毎年あるというわけでも無くて、
さすがにちょっと珍しめの
9月の猛暑日です。
 
加久藤は、
土日も猛暑日予想が出ています。
加久藤での過去の9月の連続猛暑日は
2003年に2日連続(3.4日)がありますが、
9月に3日連続猛暑日になると
加久藤としては初になります。

(加久藤は
この2003年が初も9月の猛暑日だったようで、
今回は観測史上6回目の9月の猛暑日です)

県内の9月の過去最長連続猛暑日は、
宮崎で1947年9月9日までで
4日連続というのがあります。
 
4日連続が出るかどうかは
月曜日の晴れ具合次第でしょうが、
きょうの資料・予報だと
厳しそうに見える状況です。
 
いずれにしても、
今回、加久藤では
9月に猛暑日が2年連続で出たことが
初めてとも言えます。


ということで、
少なくとも、
この土日は晴れやすくて、
レジャーやフェス参加の皆さんは
十分に熱中症に警戒して
対策をお願いします。
 
朝は同じように涼しくなりますので、
油断しないようにしてください。
 
また、日焼けが気になる方は
引き続き紫外線対策も必要です。
 
午後のにわか雨も
ごく一部に限られそうで、
洗濯物を干したままでも
出かけられる所が多いでしょう。
 
 
月曜日以降は、
南海上を進む例の注目していた
熱低の北側をまわっている
熱帯由来の湿った空気が
流れ込んできそうな
資料になってきました。
 
熱低としては
台風になるかどうかも微妙なくらいの
発達具合を示す資料が
優勢になっていて、
その分、中心に空気がまとまらず
広範囲に湿った空気を伴って
進むようです。
 
進路も九州に近づきそうにないのですが、
北側に広がった熱帯由来の空気が
入ってくる予想になりました。
 
(きょう午後に出たあす朝の
 予想天気図では、熱低でもなくなり
 低圧部になる予想になっています)
 
熱低が北上してこないのは
太平洋高気圧が本州~九州上空にあるためで、
この高気圧が強ければ
湿った空気が入ってきても
雨は限定的で
晴れ間も出る可能性もあります。
 
夏の不安定な
晴れたり雨が降ったりの
変りやすい天気のパターンではないか、
と予想しているノダです。
 
火曜日以降も同様に
高気圧と湿った空気のせめぎあいの
天気ではないかと思います。
 
また月曜日にお伝えする
新しい予報もご確認ください。
 
次の連休や再来週の天気も、
さらに後続の
グアム付近にある雲の動きによっても
変ってくるでしょう。
 
月曜日にお伝えする
新しい予報の確認をお願いします。
240906
秋を感じたけさの空

3872件

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