再び太平洋高気圧の空に

ノダっち

24年9月11日(水) 16:43

南西諸島を通過した熱低は
気象庁が
台風になる予想をしていましたが、
きのうの画像欄で見たように
まとまりが弱い熱低のまま
中国大陸に沿岸に進んで
台風にはなりませんでした。
 
この熱低が離れたことで、
きょうの県内は、
より高気圧の影響が強まって
雨雲の発生が減って、
蒸し暑さが強まっています。
 
一方、グアム付近の雲は
昨夜9時で台風13号になりました。
 
きのうの予想よりも
台風としての発達も見込まれて
南西諸島付近を
西か西北西進する予想です。
 
基本的には
昨日のような雨の降り方を
予想しますが、
台風本体から離れた所にある
雲の動向や台風本体が
どのくらい九州本土に近づくかなど
進路によっても
雨の降り方は変わるでしょう。
 
念のため、雨が強まることも念頭に
強風域に入るかどうかも含め、
最新の情報をご確認ください。
 
 
きょうは、
上に書いた通り
雨雲が減っていますが、
午前を中心に雲が多めでした。
 
その影響もあって放射冷却も弱く、
朝にかけての蒸し暑さも強くて、
宮崎市の最低気温は26.7度と、
かなり熱帯夜でしたので
エアコンなしでは
寝苦しかったでしょう。
 
なお、9月の宮崎での
過去最高の最低気温は、
2022年の9月14日に観測した
27.3℃という記録があります。
 
いったん、エアコンを切って
気持ちよく眠れていたのに
また真夏の寝苦しさに戻りましたね。
 
日中は、雲が多いものの、
午前から日差しもあって
都城で34.2℃まで上がっています。
 
昼頃から、宮崎市の東の空は
濃い青の空が広がりました。
 
梅雨明けの時に見る
あの太平洋高気圧の存在を感じる
真夏の空の色です。
 
この高気圧が
台風13号を
防いでくれるということにもなります。
 
 
あすも引き続き広く晴れそうです。
 
その分、あすも暑くなります。
 
ただ、
朝の太陽が高くなる前の蒸し暑さは
放射冷却がある分、
マシになる所もありそうです。
 
日中は内陸ほど厳しい残暑で、
引き続き、十分な
熱中症予防が必要になるでしょう。
 
一部では、朝までを中心に
サッと通り雨の可能性もありますが、
広い範囲での
大きな崩れはないと予想しています。
 
あさっても、引き続き広く晴れて
あすと同じような
暑さが続きそうです。
 
 
一方、週末は、
上に書いた通り
台風13号の外側の雲次第で
雨の降り方が変わります。
 
連休中、日曜日にかけては
今の所、コンディションが
あまりよく無さそうです。
 
台風13号の西には
また寒冷渦もあるようですので、
念のため、今後の動きにも
注目しておきましょう。
 
一方、月曜日には
台風が離れる見込みで、
天気は回復に向かいそうですが、
このあたりも動き次第になります。
 
来週中ごろも
いったん天気が回復しますが、
引き続き、後続の台風予想もあり、
21日からの連休に関しても
最新の予報の確認をしていきましょう。
 
13号の北上を阻む高気圧が
来週まで強ければ、
引き続き次の台風も近づいてきませんが、
弱まった場合は心配な状況になります。
 
まだ、その予想はハッキリしません。
 
このままだと、
次は14号です。
 
嫌な番号が付いてきます・・・
240911_1
青空も見えつつ
まだ不安定感満載だった
けさの空
240911_2
梅雨明け直後のような
太平洋高気圧を感じる
昼過ぎの宮崎の南東の空

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