梅雨の災害と夏の暑さに警戒

ノダっち

22年5月24日(火) 17:12

昨日よりは
シッカリ日差しがありますが、
スッキリ五月晴れ、
というほどでもないですね。

薄い雲も多めで
少しぼんやりした
春霞な空になっています。

上空に寒気があって
地面付近の昼の気温上昇もあったため、
昼過ぎから
山沿いで雨雲が出来てきました。

局地的には、なかなかに
発達した雨雲になっています。

きのうの昼間は
高気圧で乾いた空気が入っていましたが、
今日は昨日よりも日差しがあって
地面がしっかり暖められたことに加えて
湿った空気もあって
雨雲が発生しやすくなったようです。

一方、最高気温は、
えびの市加久藤で29.1度まで上がっています。


あすは、
高気圧と高気圧に挟まれた気圧の谷の中で
九州の南に低気圧が出来る予想です。

この影響で、南部ほど雲が多く、
低気圧をまわる風や
高気圧周辺の風の影響で
午後を中心に雨雲がかかる可能性があります。

傘を準備してお出かけください。

雲が増える分、
きょうよりも暑さが少し抑えられそうです。

あさっては、寒冷渦の南東側にできる
前線の影響を受けて、
ザッと雨が降る予想になっています。

寒冷渦自体は、
だいぶ北に離れているので、
直接的な影響は小さそうですが、
ザッとした強まりには
念のため気を付けておきたいです。

金曜日には、次第に雲がのけて
天気が回復してきそうですが、
きのうの資料よりは、
前半に南部を中心に
雨雲が少し残る可能性も見えます。

土曜日は、広く晴れるでしょう。

月曜日の崩れが、
日曜日のタイミングでもかかってきそうに
少し早まってきました。

日曜日は、今のところ、
午後からの崩れが本線で、
月曜日にかけては
梅雨前線の影響で雨が降るでしょう。

火曜日には、いったん
前線が南下しそうですので、
この日月での梅雨入りの可能性は
低いのではないかとみていますが、
気象台がきょう発表した予報が
31日もくもりになっているのは
気になる点です。
ココの予報がどうなるかで、
気象台の考えが見えてくる気がします。

あすの予報にも注目しましょう。


きょうは、この先の三か月予報も
発表されています。

ラニーニャ現象が
夏まで続く可能性が高くなりましたので、
その傾向がハッキリと出ていそうです。

とくに6月は、
降水量が平年並みか平年より多い予想で、
ラニーニャの時は
梅雨時期の降水量が増える傾向もあるため、
梅雨時の災害の発生に
警戒していきましょう。

7月の天気傾向は
平年並みの経過で予想されていますが、
気温が平年並みか平年より高い予想で、
降水量の予想も
少ない:並み:多い=4:3:3ですので、
早めの梅雨明けの傾向も見えます。

梅雨明けが早まる傾向も
ラニーニャ時にはあるので、
これも一致です。

一方、8月の天候は、
平年より晴れる日が少なくなりそう、
という予報も出ています。

一方で、特に梅雨明け後は
暑さへの警戒も必要な予想です。

太平洋高気圧が北に張り出す予想ですので、
太平洋高気圧が北に張り出しすぎて、
九州南部が高気圧の南側に入ってくると
南からの湿った空気が入りやすくなって
不安定な空模様が出やすくなる可能性
示唆しているような予報と解釈しました。

このあたりは、高気圧の張り出し次第です。

また、この傾向は、
台風等の進路についても、
気を付けておく必要もあるとも言えます。

まだ先のことですが、
少し頭の片隅に置いておいてください。

220524_1
気象庁HPより
3カ月予報の
大気の特徴
220524_2
朝の南西の空

青空もありましたが
雲も多めでした

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