下り坂のサインが出ていました

ノダっち

22年4月20日(水) 17:05

朝からスッキリと青空が広りましたが、
昼前からは、薄い雲が
やはりだんだんと出てきています。

ハロも見えました。

きのう、17時台のお天気チェックで
ゴーストを出さずに
ハロを撮影する方法を説明しましたが、
上手く撮影できたでしょうか?

※見ていない方には
 いきなりゴーストって、
 なんで幽霊の話を始めたの?
 って思われるかもなので、
 念のため書いておきますと、
 ココで言ったゴーストとは、
 太陽などの強い光を含む写真を撮った時に、
 意図せずに合わられる
 水色のような緑色のような光の点のことです。
 太陽などの強い光が
 レンズ内などで
 乱反射するなどすることが原因で
 ハロを撮ると、よく現れます。

きょうのハロは、
まさに下り坂のサインです。

ただ、今夜までは
ほとんどの所が雨を気にせずに
過ごせるでしょう。

昼間は、各地とも
おおむね過ごしやすい陽気だったと
思います。


ただ、あすは、
次第に九州南岸に前線が伸びてきて、
次第に雨が降り出しそうです。

前線に近い南部を中心に
雨脚が強まる所もあるでしょう。

早ければ
南部を中心に朝からパラパラしてきそうですが、
出かけるときに雨が降り出していなくても、
忘れずに傘を持ってお出かけ下さい。

前線北側の雨で、
昼の気温が上がりにくくて、
ヒンヤリ感じる所もありそうですが、
南部は、南寄りの風も入りそうなので、
そこまでヒンヤリでもないかもしれません。
(今日ほどの温かさは無さそうです。)


金曜日にはいったん天気が回復して
広く晴れるでしょう。

この金曜日の日差しは、
有効に使っておきたい予報になっています。

土曜日も晴れ間がありそうですが、
南部ほど
不安定な空模様になる可能性もあって、
金曜日の日差しに比べると
安心して使いにくいかもしれません。


そして、日曜日以降の週間予報は、
梅雨のような雰囲気ですよね。

きょうは、二十四節気の一つの穀雨で、
穀物の芽などを潤す雨が降るころ、
という暦もあるくらいで、
穀物など植物にとって
恵みの雨が降る時期なのですが、
いわゆる、
あすの雨は
周期的な天気変化の中で降る雨で
それに該当するものの、
来週の予報の並び方は、
ちょっと、季節外れと言えます。

来週は、気圧配置そのものが、
もう梅雨のそれなのです。

去年は、5月11日という
異例な早さの梅雨入りをした
九州南部でしたが、
それでも、GWまでは
この時期らしい周期的な天気変化でした。

この時期に、沖縄では
梅雨の走りが出ることがあるのですが、
九州南部で、4月下旬にこうなるというのは
かなり違和感を感じます。

ただ、去年のような
5月前半での梅雨入りがあるのなら、
もう来週の天気は、梅雨の走りです。

去年は、特異な状況と思っていたので、
これが続くということになると、
気候変動という面でも、
意味を持ってきます。

逆に、沖縄の梅雨はどこに行ったのか?
という心配も同時に沸くでしょう。

さすがに、5月になると、
晴れる時期があるのだと思いますし、
きのうの3カ月予報でも、
5月は、まだ
周期的な天気の予想でした。

ですから、
このまま梅雨入りでも無いと思いつつ、
5月の降水量の予想の確率が
少:並み:多=3:3:4と
傾向が弱くて
多い寄りだったのはやや気になる点です。

去年のこともありますので、
あすの一カ月予報にも
注目してみたいと思います。

220420
昼過ぎの
宮崎市内で見えた
ハロ(日暈)

投稿月