熱帯夜のデータを調べてみるのも

ノダっち

22年8月22日(月) 17:15

前線の南下は
ハッキリと解析されていなかったものの、
前線の延長線上に
弱い低気圧が出来て
これがきのうの未明から
午後にかけて
九州を北東に通過したという天気図が
発表されています。
 
なかなか珍しいパターンです。
 
この低気圧の南に
暖かく湿った空気が流れ込んだため、
きのうの未明から朝にかけては
九州の東シナ海側に
発達した雨雲が出来ました。
 
県内も、山沿いや南部に
この雨雲が一時的にかかって
雷雨となった所もあります。
 
ただ、
低気圧が県内に入ってきたころからは
雲がばらけてきて、
県内は昼前から次第に晴れてきました。
 
とはいえ、きのうは
日差しの量が減ったこともあって、
県内の猛暑日は脱出しています。
 
一方、土曜日は、
朝からの気温が高かったこともあって、
昼までの日差しによって
猛暑日になった所もありました。
 
また、土曜日の朝にかけては、
暖かく湿った空気も流れ込んだため、
蒸し暑い朝で、
なんと朝の最低気温は28.3度と
今年一番の暑い朝にもなっています。
 
 
きょうは、
再び朝から広く晴れていて、
都城で、34.8度まで上がっています。
 
また、朝も宮崎市で
2週間連続の熱帯夜になりました。
 
オンエアでお伝えしましたように
熱帯夜の日数は、
昔に比べて多くなっている傾向です。
 
過去のデータがたくさん載っています。
膨大なデータ量ですが、
おうちの方にも手伝ってもらって、
温暖化について、調べてみるのも
良い自由研究になると思いますので、
いかがでしょうか。
 
このテーマなら、まだまだ間に合います!
 
一方、きょうも
県内の一部に雨雲も出来ていますが、
午後3時現在では
とくに発達してきていません。
 
 
あすも、県内は
薄い雲がかかるくらいで、
しっかりと日差しがあって
暑くなりそうです。
 
雲が多めなので
放射冷却も強くなく、
宮崎市の熱帯夜はまだ続くでしょう。
 
朝にかけての気温が高いため
時おり日差しが弱まっても、
昼間はきょうとあまり変わらないくらいの
暑さになりそうです。
 
引き続き、屋内外を問わず
熱中症予防が必要です。
 
平野部は、夜から朝の間も
熱中症にならないように気を付けましょう。
 
 
今週後半は、
不安定な天気が続きやすくなりそうですが、
曇りで様子を見ているような
予報のようにも見えます。
 
雨が降る日も、きょうの資料だと
それほどまとまった雨雲でも無さそうです。


なお、フィリピンの東と
マリアナ諸島の東にできた熱低が
きょう、それぞれ
台風9号と10号になりました。
いずれも、日本への接近の可能性は低く、
大きな影響は無さそうです。

先週前半の資料の中で
大きな低圧部や
一部に発達を予想した資料もあった
熱低のものと思われます。
 
前にも書きましたが、
ココまでの所、
台風発生のペースが緩く、
また発達したものも少ない、
今季の台風ですが、
来月以降、この傾向が続くとは
全く限りませんので、
引き続き注目していきましょう。


さて、今年も
夏の高校野球が終わりました。
 
富島と一回戦で戦った下関国際は、
山口県出身とはいえ
ノダとは特に縁がないしなぁ、
と思っていたのですが、
この週末、高校時代の野球部仲間と
SNSで話をしていて、
なんと、高3の夏に、
一回戦で対戦して
勝っていたことを思い出しました^o^;
 
あの無名だった高校の快進撃、
ココまでのチームに
育てられた監督さんがすごいなぁと
心から尊敬します。
 
そして、ついに、
東北地方の高校が初優勝をかざり、
高校野球の歴史が動きました。
 
来年こそは、今度は
宮崎に初の優勝旗が来ることを
願いたいです。

毎年、高校野球が終わると
夏が終わる雰囲気が漂ってきます。
 
気温的には、
暑さがまだまだ続きますので、
宮崎の気温的な夏は
9月までは続きますが、
今年は、地方大会から
高校野球を堪能したので、
心情的に、
夏が終わる雰囲気が
ノダの中に漂ってきそうです。
220822_1
きょう正午の衛星画像

フィリピンの東と
本州の南東に
渦巻きがあります。
220822_2
土曜日夕方の
宮崎市の空

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