気候を見つめている者として

ノダっち

25年1月21日(火) 17:12

予想されていたことですが、
アメリカがパリ協定からの離脱をすると
新大統領が表明したと報道されています。
 
すでに、
ノダたちの世代が子供のころの地球には
戻れないくらいのレベルに来たと
感じられる昨今の状況ですが、
これから少なくとも4年、
それを加速させる方向に動くことが
懸念されるでしょう。
 
 
産業・経済の発展=今のお金
を優先するのか、
将来の子供たちに
どんな地球環境を引き渡すのかを
優先するのか、
それは様々に立場によって
異なる考えがあることは
仕方ないこととも理解しています。
 
ノダ自身、
生活するためのお金は必要で、
ガソリンなど燃料費は
安い方が助かるのは確かです。
 
ただ、私は、日々
気候を見つめている立場として、
今の大人には
将来の地球に対する責任がある
ということも頭において
情報発信など行動をしながら、
様々に考えながら、
過ごす4年になりそうだな、
と感じた今朝でした。
 
この問題は
世界での大きなコンセンサスが必要で、
同じ方向を向いて世界が取り組まないと
なかなかうまく行きません。
 
(オゾンホール対策で
世界が強調してフロンガスと
向かったときのように!!)
気象庁HPによると、
オゾン層は回復傾向にあり、
国連機関の2022年のまとめで
「オゾン層が1980年(オゾン破壊が顕著になる前の指標となる年)の量に回復するのは、南極では2066年頃、北極では2045年頃、高緯度を除く全球の平均(北緯60度~南緯60度)では2040年頃と予測」
と記載されています)
 
なるべく緩やかな気候変動にとどめ、
その間に適応していく方法も考えつつ・・・
 
少なくとも、今のことどもたちが
熱中症などの影響を
受けやすくなる年齢になるころ、
今よりもリスクは高くなるのは
確からしい予想です。
 
世界のリーダーの皆様には、
自然科学に基づいた思考で
話し合いをもって
「うまく」
対処してもらいたいとも願います。
 
 
そんな節目の今年は
地球が温暖化する中にあって
低温傾向で始まったのですが、
これはラニーニャの影響が
大きいと考えています。
 
また、
きょう発表された3か月予報では
今年の春も、
高温傾向な予想が出ました。
 
来月は、傾向が
ハッキリしなくなって
ほぼ平年並みの気温予想ですが、
低:並:高=4:3:3で
やや低温寄りの予想です。
 
資料を見ると
特に前半は低温傾向が見えますが、
あさっての一か月予報で
また確認しましょう。
 
3月と4月は
平年並みか平年より高い
気温予想です。
 
ただ、3月は
平年より晴れやすい予想なので
朝はしっかり冷える日が
多いかもしれません。
 
また、2月も
降水量が平年並みか平年より少ない予想で
プロ野球キャンプにとっては
助かる予報になっています。
 
来月は、夏に向けての
天候の予想も出ますので
そのあたりも注目してみましょう。
 
なお、
ラニーニャは顕著ではなく、
夏まで続かないようです。
 
 
一方、きょうの県内は、
朝から気持ち良く晴れました。
 
朝にかけては
放射冷却で
この時期らしい寒さでしたが、
日中の気温は、
平野部を中心に15℃前後まで
上がっています。
 
週末からの陽気で、
気象台の梅のつぼみも
ほころんできているようです。
 
なお、梅の開花は
あすが平年になります。
 
ただ、きのうほどは
気温が上がっていないのは、
やはり、弱いながらも
寒気が入ったようです。
 
東シナ海にも
弱弱しい筋状の雲があります。
 
 
あすも、
日中にかけては引き続き
広く晴れて空気が乾燥しそうです。
 
火の取り扱いには十分にご注意ください。
 
弱弱しいながらも
寒気が入りましたし、
今夜も鍋蓋の雲がないため
朝にかけて冷えていきます。
 
今朝よりも
やや冷え込みが強めの所が多い予想です。
 
午後になると、
薄い雲が増えてきますが、
昼過ぎまでは
日差しもしっかりとあって
日差しの温かさが感じられるでしょう。
 
内陸を中心に
朝と昼の寒暖差も大きくなりそうです。
 
 
あさっても
高気圧が離れて雲が多くなりますが、
薄い雲が中心で
晴れ間もある見込みで、
夕方以降に雲が厚みを増しそうな
予想に見えます。
 
そのまま、金曜日の午前中に
各地で雨が降る資料です。
 
ただ、まだその程度やタイミングは
資料によって差があります。
 
また、週末は
土曜日にいったん晴れた後、
また日曜日から月曜日にかけて
気圧の谷が通過しそうで、
そのタイミングでも
雨が降る可能性ありです。
 
さらに、
来週初めの気圧の谷が通過した後の
寒気の強さは
きのうの予想よりも弱まっています。
 
その後の予想も
傾向がイマイチハッキリ見えません。
 
様子を見ましょう。
250121_1
少し霞んでいました。

春霞というか、
PM2.5が九州北部を中心に
やや流入したようです
250121_2
3か月予報の資料
(気象庁HPより)

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