日照不足

ノダっち

24年4月26日(金) 16:48

予想資料よりも早まる傾向で
きょうも、午前から
弱い雨雲がかかりました。

けさ出ていた資料の段階でも
各資料で
午前中の雨雲を予想できてなかったので、
前線の北側の雨雲のぶ厚さを
コンピュータが上手く
予想出来ていないようです。

前線の北側で雨が降ったため
昼の気温が上がりにくくなりました。


あすは、次第に雨が止んできそうですが、
南部や平野部は昼過ぎくらいまで
雨が残る可能性もあります。

北部ほど早めに止んできそうですが、
南部ほど残りやすいでしょう。

あすも、南部を中心に
傘の出番はありそうです。

きょうの資料でも
日曜日は雨の可能性が低いです。
晴れ間は少ないかもですが、
北部を中心に日差しもあって
この3連休の中では
一番お出かけがしやすいでしょう。

月曜日・昭和の日には
再び雨が降りやすくなって
低気圧の進路によっては
雨雲が発達する可能性もあります。

レジャーをする際は
雷注意報の発表状況にも注意して、
発表されていたら
スマホなどで、頻繁に
雨雲の状況を確認しましょう。

また、
これはいつも夏季に言ってることですが、
レジャーに入る前に
避雷針の確認も含め、
雷からの避難場所を
予め確認するようにしておくのを
おススメします。


そのまま、
1日・水曜日まで
前線の影響が続く予想に変化はありません。

ただ、水曜日ごろに関しては
前線の位置の予想にばらつきが大きくなって
降り方の表現が変わってきます。

様子を見る必要があるでしょう。

その後もバラつきがあるのですが、
3日が晴れそうな気配は
きょうの資料でも変化なしです。

4日以降に関しては、
高気圧に覆われる予想と、
次の気圧の谷が近づく予想で
真っ二つに割れています。

高気圧の資料(欧米)だと
こどもの日まで晴れそうです。
もう雨は十分なので、
そうなってほしいと願いますが、
日本資料が最近成績が良いことが
気がかりであったりします。

また、火曜日から
詳しく解説もしますので
みやざきにいらっしゃる方は
またそちらで新しい予報を
ご利用ください。


なお、気象台からは、きょう、
九州南部は今月の日照時間が
少なくなっていて、
今後2週間は続く可能性がある、
という情報が発表されました・・・

農作物の管理に注意が必要です。

データ的には
最近20日の日照時間が
平年の6割前後、
一か月の日照時間は
平年の7割前後になっています。

なお、宮崎(気象台)での
4月の最も少ない日照時間の記録は
78.5時間となっていて、
1896年に記録していました。

今年は、きのうまでで
すでに95時間に達していますので、
この記録より悪くないことは無いですが、
3連休明けにかけての
雲の多い予想を考えると、
上位10位、あるいは5位に入る
可能性があります。

なお、この今月の日照が少ない記録の
上位10位の中で最も最近なのは
1967年ですので、
今年は最近50年の中で
最も日照が少ない年になりそうです。

そして、6月の平年値よりも
少なくなる可能性がある状況で、、、

なんだか、ホントに
梅雨みたいな今月になっていますよね。

(日曜日に予想以上にしっかり晴れて
 10時間くらい日差しがあれば、
 該当しなくなりますが・・・)

まだ夏の高気圧が
前線の南に出てきていないですので
本来の九州南部の梅雨時期の
梅雨前線とは少し違いそうですが、
今年は太平洋高気圧が
南で強まりそうな予想ですので、
本来の梅雨の時期になると、
一気に太平洋高気圧が強まって
梅雨前線を
一気に九州の北まで押し上げてしまい、
あれがやはり梅雨だった、
なんてことにならないことを
祈りたい気分でもあります。。。


なお、本来の梅雨真っただ中の時期に、
H3ロケット3号機の打ち上げ
予定されていると発表されました。

6月30日(日)の昼になっています。

梅雨末期になっていく時期なので
すんなりその日に行くと考えにくいですが、
日曜日なので
天候が許せば南に出かけたいなぁ
と思ったりもするノダでした。

また、近づいたらお知らせします。

240426_1
きのうの夕焼け

幻日が見えそうな
雲でしたが、
じっくり見ることが
出来ない時間だったので
諦めました。

なお、きのう
たくさん送っていただいた
写真の一部と
野田が環水平アークについて
解説したものを文字起こしして
こちらに掲載されています。

きのうの解説が
放送で見ることが出来なかった方、
良かったらご覧ください。
240426_2
きょう昼過ぎの
宮崎市内の公園の
曇り空の下の
シロツメクサ
240426_3
きのうまで30日間の
日照時間平年比
(気象庁HPより)

 

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