初夏は一旦今日まで

ノダっち

22年3月16日(水) 18:30

3日連続の夏日が出ました。

(都城、小林、油津、田野、神門、西米良)の
各地では、
3月に3日連続のなる日になるのは
初めてのことです。

また、県内で、
3月に3日連続の夏日が出るのは、
9年ぶりになります。
(2013年3月10日までの3日間、
 宮崎空港と高鍋で観測した以来です)

田野は、観測期間が短いですが、
月曜日の観測史上最高を更新しました。

記録づくめのこの暑さでしたので、
きょうの17時台のお天気チェックで
まとめて
お伝えするように準備しています。

また、きのうも書いた
この時期の高温傾向が気になりましたので、
過去からの
3月の気温の統計も調べましたので、
そちらも、お伝えするように準備しました。

やはり、3月の気温にも、
温暖化の傾向がありそうです。


ただ、今回の気温上昇のシステムは、
3日とも違ったようにも見えます。

初日の月曜日は、
東に抜けた移動性の高気圧が
夏の太平洋高気圧のような形で張り出し、
北にある低気圧に向かって
暖かい空気が流れ込んで、
昼の回復した日差しと
西風の影響も手伝って
平野部を中心に気温が上がりました。

きのうの火曜日は、
朝にかけて前線が通過して
暖かい空気が流れ込んで、
夜の雲が多くて放射冷却も弱く、
そもそもスタートの気温が高くて、
昼間に強まった日差しにより
地面が温められるとともに
そもそも高かった空気が温められて
気温が上がったカタチです。

きょうは、朝にかけては
移動性の高気圧に真上からしっかり覆われ
雲が少なくて放射冷却が効いたので
内陸を中心に、きのうまでよりも
ややヒンヤリしました。

ただ、移動性の高気圧は
午後にかけて南東に移動して
また温かい空気が入りやすい形になり、
朝からの強い日差しで
ぐんぐん気温が上がっています。

朝と昼の寒暖差が大きくなりました。

神門は、
最低3.7→最高27.4とその差が23.7度まで
広がっています。


あすも、
午前を中心に晴れますが、
ああ高い空気の流れ込みが収まります。

1500m付近上空の気温の予想が
今日に比べると、3度くらい低めですので
その分、地上の気温は
今日ほど上がらない予想です。

また、だんだんと薄い雲が増えてきて、
きょうよりは日差しのパワーも
きょうより弱まるでしょう。

昼過ぎまでは、
各地で日差しもありそうですので、
洗濯物が乾くのには
問題はないと思われます。

また、あすにかけて
西日本に黄砂飛来が予想されますが、
九州南部は、ほぼ影響ない予想です。

ただ、花粉は多い状態が続きます。

午後はだんだんと雲が厚みを増して、
夜遅くになると、
一部に雨雲がかかり始めるかもしれません。


その後、あさっては
前線や低気圧が近づいて雨が降りそうです。

気象台からは、
警報級の可能性が「中」と
発表されてきました。

低気圧の進路次第です。

今日もやや発達した雨雲
かかる可能性のある資料があります。

警報にならなくても、
注意報クラスの雨の強まりがないか、
またあすお伝えする予報も
ご確認ください。


土日も雲が多いですが、
一旦晴れ間もありそうな資料です。

ココも、明日以降の予報で
再度ご確認ください。

一方、気温は、明後日の雨から
落ち着いてきて、
平年並みか
平年より低めで経過しそうです。

月曜日の春分の日は、
早ければ次の前線の雨雲がかかりますが、
遅れれば連休明けからの
雨になる可能性もあります。

まだ先ですので、
このタイミングは様子見です。

ただ、雨が降ると昼の気温が上がらず
ヒンヤリするでしょう。

この陽気は、今日までで
あすは春に戻ってきて、
明後日以降は
日差しや雨の降り具合によって
また春先くらいになる日も出てきます。

最新の予想気温など確認しながら
体調管理にお気を付けください。


なお、気象台の標本木のつぼみ
けっこう膨らんできて
近々開きそうなものも出てきた
とのことなのですが、
明後日以降の雨の影響、
気温の低下でどうなるでしょうか。

いずれにしても、
来週の気温の低さを考えると、
見ごろになるのは、
月末から来月初めの見通しで
変化なしで良いと思います。

来週の菜種梅雨明けに、
キレイになった桜を
楽しみにしましょう。

220316_1
スッキリ晴れた
昼頃の空
220316_2
今日の最高気温

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