夏側に入ってきました

ノダっち

22年6月21日(火) 17:52

雨の強まり方が、
前線の南側になったことを
感じさせた未明からの雨雲でした。
 
夜中に目が覚めたので、
レーダーを確認すると、
九州南部にも発達した雨雲が入っていて、
日南や串間で
3時前後までの1時間で
40ミリを超える激しい雨も観測しています。
 
浸水害に対する警報も
一時的に発表されました。
 
線状に並んだ雨雲でしたが、
線が横に動いていたので、
大きな災害につながる降り方には
なっていません。
 
日中は、次第に雨雲が弱まってきています。
 
前線の活発な部分が、
午後にかけて次第に東に抜けたようです。
 
前線南側で
ややムシムシした空気が流れ込んで、
けさの最低気温は
今季一番の高さだった所も多くなりました。
 
また、日中は
雨が弱まったこともあって、
ムシムシとした暑さも感じます。
 
 
前線は、あすにかけて
九州付近でさらに活動が弱まりそうです。
 
湿った空気の流れ込みもあるため、
山沿いを中心に雲が広がりやすくて
所々でにわか雨があるものの、
午後にかけては、平野部を中心に
晴れ間が広がってきそうな
予想になってきました。
 
ということで、暑くなります。
 
きょうより
大幅に暑さが強まる所もあるでしょう。
 
暑さ指数も、昼頃から昼過ぎにかけて
熱中症の危険度が高い
厳重警戒レベルになる所が
多くなりそうです。

この時期、最初の
梅雨前線南での晴れと暑さは、
真夏ほどの気温が無くても
体が慣れていないため
熱中症の危険度が高い傾向があります。
くれぐれも
熱中症にならないように
注意していきましょう。
とくに、周囲に体力の弱い方が
いらっしゃる方は、声掛けもお願いします。
 
あさっても同じく、
晴れ間が広がって
明日よりさらに厳しい暑さの可能性があり、
熱中症に要警戒です。
 
今の所、梅雨前線は
九州の北までこの先伸びやすくなる予想で、
暑さが続きやすいでしょう。
 
このパターンは基本的に
平野部を中心に晴れ間があります。
ただ、日によって
湿った空気が多くなると
山沿いを中心ににわか雨もあるでしょう。
 
そのあたりを
随時ご確認ください。
 
また、梅雨明けを思わせるような空が
広がることも、
今後は、たびたび出てくると思いますが、
梅雨明けが発表されるまでは
まだ梅雨前線が南下してくる可能性がある、
という予想になっていることになります。
 
再南下してきたときの雨の降り方は
シビアになりがちです。
梅雨明けが発表されるまでは、
油断せずに、最新の予報をご確認ください。
 
なお、きょう発表された3カ月予報では、
7月は、前半が
平年より曇りや雨の日が少ない予想が
続いていますので、
早めの梅雨明けの気配が見える可能性は
引き続き高いです。
 
ということは、来月も
暑さには警戒しましょう。
 
一方、8月が
南からの湿った空気を受けやすい時期がある、
となっていて、
平年より晴れる日が少ない予想になりました。
つまり、太平洋高気圧が
弱まる時期がありそうということになりますので、
南からの湿った空気の塊である
台風の動きに注目する必要も
出てくるかもしれません。
 
9月は、今年も残暑が厳しそうです。
220621_1
午後3時ごろの
MRTから西の空

少し晴れ間も
220621_2
九州南部の3カ月予報
(気象庁HPより)

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