桜島にも注目しつつ

ノダっち

22年1月28日(金) 16:43

新燃岳の本格噴火から11年が経過しました。

きのう、おとといと
そのことに触れずにすぎてしまったのですが、
きのう、家でその話をしていたら
当時幼稚園児だった娘は、
あまり覚えていないようだったので、
あ、素通りせずに
この記憶はちゃんと毎年、
記憶に残るようにしておかないといけないな、
と感じまして、
きょう書かせていただきました。

その時の日記のリンクをも張っておきます。
2011年1月26日
2011年1月27日
2011年1月28日

この時は、まだ私も、
火山に関する知識が少なかったです。
このあと勉強したので、
ある程度は詳しくなったと思っています。

と書いていたら、
桜島が噴煙量「多量」の噴火
午後1時19分にして、
県内でも空振が感じられたところも
あったようです。

こちらに関しては、
先週18日にも「やや多量」の
噴火をしたときに書きましたが、
再びGPSの伸びも見えていて、
気象台の発表でも
さらに活発化の可能性もあると
定期的な火山情報に書かれていますので
とくに、
桜島の噴火で降灰の可能性がある南部の方は、
活動を気にしておきましょう。


きょうの空は、
南部に時おり薄い雲がかかったものの、
日中は北部を中心に広く晴れて、
薄雲がかかった南部も、
日差しも、各地でしっかり観測しています。

朝の気温は、きのうに比べて
ほんの少し低いくらいでしたが、
高千穂や鞍岡は、
所々で氷点下まで下がりました。

日中は、
14度から15度前後まで上がった所が多く、
平年より少し高めの気温になっています。


今夜以降は、また
微妙な感じの予想なのですが・・・

遅くから分厚い雲がかかる可能性があって、
あすの朝にかけては、
南部で弱い雨雲がパラついても
おかしくないような上空の湿りの予想です。

ただ、予想が出るたびに
その傾向が弱まっていますし、
中国大陸での降水の観測状況を見ても、
一昨日ほど、しっかりは
降りにくいと思っています。

その後、あす日中は、
いったん雲の帯が南下して、
北部を中心に晴れるでしょう。

南の地域ほど、
日差しの弱い時間が多くなりそうです。

朝のくもり具合によっては
けさよりも朝の寒さが弱まって、
昼間は北部ほど
日差しの暖かさがが感じられるでしょう。

日曜日の雨の予想は
きのうよりもハッキリ予想したものが
少なくなりました。

ただ、やはり、上空の湿りの予想を見ると
南部を中心にパラつく可能性は
考えておいた方が良いでしょう。

きょうに比べると
あす、あさっては
ジワッと寒気の南下もあって、
分厚い雲が広がりやすいので、
昼間はヒンヤリしそうです。


来週の寒気は、
週初めは日曜日とあまり変わらず、
3日(木)ごろに南岸低気圧が通過した後、
寒気が強まりそうな資料が出てきています。

まだ、この辺りはブレがあります。

○○が来ると寒くなるが、
今年も当てはまるのか・・・

月曜日からお伝えする新しい予報を
ぜひご確認ください。

220128_1
朝8時半ごろの
宮崎市の北の空
220128_2
午後9時ごろの MRTから南西の空
220128_3
午後1時20分ごろの
桜島の噴火
(気象庁HPより)
220128_4
きょう午後4時前の阿蘇
(気象庁HPより)

先週に火山性微動が大きくなったり
火山ガスの放出量が多かったり
しているようです。

こちらも、特に県北の方は
注目しておきましょう。

 

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