改めて防災点検を

ノダっち

22年1月17日(月) 16:36

深夜の津波注意報とサイレンに
びっくりされた方も
多かったかもしれませんね。

15日の日本時間の昼過ぎに、
南太平洋のオーストラリアの東の
トンガ諸島にある火山で発生した
大規模な噴火により、
大きな空振が発生して、
その空気の震えが海面も揺らして、
津波として日本にも届いたようだ、
とされています。

我々宮崎県民は、
新燃岳や桜島の噴火によって、
空振による窓のガタガタなどで
空振を実感したことがありますが、
それの大規模なものです。

波の中には、海水中で発生した
噴火の衝撃によるものも含まれいたのか、
といったあたりも含め、
これから検証されることでしょう。

いずれにせよ、
現地の被害が気になるところです・・・

また、まだ噴火活動自体が
収まりきっていないようですので、
今後も、大規模な噴火が起きて
同様の現象が発生しないか、
という点にも注意していきましょう。

きょうは、
阪神大震災が起きた日でもあります。

私自身、当時は
奈良での学生生活一年目でした。
ちょうど休暇で実家に戻ってきたときで、
その後、奈良に戻るのに
新幹線などがストップして
とても大変だった記憶とともに、
現地の被災状況も目の当たりにして
衝撃を受けた記憶があります。

宮崎県は火山のお膝元ですし、
地震の巣も抱えていて、
いずれも他人事ではありません。

この機会に、身の回りの防災、
いざという時の家族との連絡方法など
確認しておきましょう。


週末、特に土曜日は、
予想よりも分厚い雲が
しっかり広がった日中でした。

晴れ間もありましたが、
日差しが弱くて、
寒々しく感じられたでしょう。

日曜日は、
しっかり晴れた時間があるものの、
日中は山沿いを中心に雲が増えて、
やはり一部で弱い雨がパラついています。


きょうは、高気圧と高気圧の隙間で
また雲が増えたものの、
山沿いは昼前から晴れてきました。

レーダーで反応があったものの、
高い所の雲の反応で、
地面付近は乾いていたため、
降水となったところは
ほとんどなかったのでは以下と思います。

なお、潮位の変動は
津波注意報解除後も
通常より大きい状態が続いていて、
きょう午後3時現在でも
しっかり残っているようです。

あすにかけても、
海に入っての作業やレジャー磯釣りなど
いつもと違う潮の流れが
あるかもしれませんので、
念のため、ご注意ください。

あすは、しっかり冬型で
県内は大陸からの高気圧に覆われそうです。

しっかりと晴れてくるでしょう。

今週の寒気の強さは、
先週ほどの強さはない予想になってきました。

ただ、あすの夜からあさっての朝は、
放射冷却による冷え込みも
効きやすくなりそうです。

あさっての朝は、冷え込みが強いでしょう。

空気の乾燥した状態が続きますので、
火の取り扱いには十分にご注意ください。


金曜日までは
寒気が強めで寒さが続きますが、
金曜日になると
次第に冬型も解消して、
寒気も弱まってきそうです。

金曜日までは
晴れ間もしっかりありますが、
土曜日以降は、
次の低気圧の進み具合によって
下り坂のタイミングになってきます。

日曜日から月曜日は
低気圧の進路によっては
しっかりと雨が降る可能性もあって、
季節外れの降り方をする可能性も
資料によっては少し見えていますので、
念のため、注目しておきましょう。

その後、特に強い寒気の予想は見えません。
先週の1カ月予報で示されていた
月末あたりからの寒気の可能性が見えるか、
注目しつつお伝えしていきます。


ところで、金曜日の
17時台のお天気チェックは
いかがだったでしょうか!?

新たな試みとして
最小人員でのお天気中継に
挑戦してみました。

天気は生き物ですので、
ライブでお伝え出来る空の様子、
空気感というものが
とても大切だと思っています。

初回でなかなか見苦しい点も
あったかもしれませんが、
そんな雰囲気をお伝えできるように、
今後も頑張ってみますので、
応援していただけると幸いです!

220117_1
金曜日の
中継時の夕焼け
220117_2
こんな感じで
中継してました
220117_3
きょう昼過ぎの
宮崎市の空
220117_4
土曜日からの
宮崎港の潮位変化
(気象庁HPより)

青い線は、
計算上の潮位(天文潮位)
から
実際に観測された差を
示しています。

15日の21時前から
揺れが大きくなり、
16日の明け方にかけて
特に大きかったあと、
注意報が解除後も
きょう午後3時現在で
まだ続いています。

気象庁は
今後1日程度は
続く可能性があると、
午後1時過ぎに
発表しています。

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