昨夜、宮崎市で初雪

ノダっち

25年1月10日(金) 17:30

宮崎地方気象台の自動観測で、
20時49分に降水があり、
湿度と気温の自動判定で「みぞれ」を観測し、
初雪となったとのことです。
 
その後10分程度「みぞれ」を
自動判定しているようです。

昨シーズン、
宮崎市での「雪」の観測は無く、
初雪は
2シーズンぶりの発表になります。

みぞれ(霙)は、
雨混じりの雪、
または雪混じりの雨、で
雪と雨が同時に降る現象で
雪が降っていることになるので
初雪の観測対象です。
 
ただ、
アラレ(霰)は氷の小さな粒なので
雪としては扱われません。
(粒が大きくなるとヒョウ(雹))

なお、その時間に
降水があったことは確からしいですが、
自動判定なので、
本当に雪が混じっていたかどうかは
分かりません^o^;
 
このあたりは、
自動化されてしまったことで
以前よりも
雪として扱われやすくなった感じは
ややしますが、
日差しのない夜間で
湿度が65%で4.9℃だったので
雪があったとしても不思議ではない、
気温湿度の感じです。
 
 
いずれにしても、
昨夜は寒気が強まったことはたしかで、
その寒気を連れてくる気圧の谷で
平野部にまで雪雲(雨雲)が
弱まりきらずに入ったのでしょう。
 
山沿いは寒気の雲ああって
放射冷却が
それほど強まる状況ではなかったものの、
五ヶ瀬鞍岡で-6.6度まで下がって
今季の県内最低タイになっています。
 
ただ、風が立ってきたので、
朝鮮半島の風下になって
流れ込む雲が減ってきました。
 
日中は山沿いも含めて
広い範囲で晴れています。
 
日中の気温も、
平野部でも一けたで経過していて
厳しい寒さになりました。
 
ただ、宮崎は
風が弱まれば、
日なたにいると
日差しの温かさも感じられますね。
 
一方、鞍岡の最高気温は
0℃ちょうどまで上がりました。
 
0度未満が真冬日なので、
真冬日にはなっていません。
 
それでも、厳しい寒さですが^o^;
 
今夜からあす朝にかけても
このまま良く晴れて
放射冷却が効きますので、
冷え込みそうです。
 
引き続き、北部の内陸部や
山沿いの県境付近を中心に
水道管の凍結や
路面の凍結にご注意ください。
 
 
週末は、ジワジワと
下層の寒気が弱まって
等圧線が広がってきそうです。
 
この等圧線が広がるタイミングでは
東シナ海に出来た雲が
入ってきやすくなります。
 
また、上空5500m付近では
日曜日に気圧の谷の通過があるため
日曜日は不安定になりそうです。
 
山沿いを中心に
所々でにわか雨があって、
寒気が残るため、
標高が高い地域は雪の可能性もあります。
 
新たな積雪に備えて、
山間部や県境付近を通行予定の方は
チェーンなどのスリップ防止を
ご準備ください。
 
また、慎重な運転を心がけましょう。
 
気象台からも
日曜日は
南部山沿いの標高が高い所を中心に
雪が積もる可能性があり、
注意を呼び掛ける情報も出ています。
 
平野部ではほとんど降らない所もあって
晴れ間が出る可能性もありますが、
午後にかけては
念のためにも傘を準備しておくのが
おススメな資料です。
 
一方、九州北部も
福岡県や佐賀県などは
早い時間を中心に
雪の可能性が出ています。
 
九州道を利用予定の方も
最新の気象情報や交通機関の情報を
ご確認ください。
 
 
月曜日は再び広く晴れるでしょう。
 
日曜日の夜から晴れてくるので
月曜日の朝も、冷え込みそうです。
 
月曜日も後半には寒気が弱まってきます。
 
火曜日は、朝が放射冷却で冷えるものの、
昼はポカポカ陽気で
朝と昼の寒暖差が大きくなるでしょう。
 
水曜日に気圧の谷が通過して
一雨あった後、
木曜日は再び寒さが強まりそうです。
 
きょうの資料だと次の週末以降は
強い寒気の気配が
一旦見えなくなっています。
250110_1
けさの五ヶ瀬町鞍岡
(宮崎県HPより)
250110_2
正午の衛星トゥルーカラー画像
(JMA,NOAA/NESDIS,CSU/CIRA)

筋状の雲が
こまかくたくさん並んでいて、
太平洋にもびっしりで、
以下にも強い寒気を感じます。

ただ、きょうは
東シナ海で縦じまになっていて、
県内には
雲が入りにくいタイプの
風が吹く冬型になったため
県内は広く晴れてきます。
250110_3
冬晴れの宮崎のきょうの空

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