奄美が梅雨入り

ノダっち

22年5月11日(水) 16:38

奄美地方が梅雨入りしました。
 
今のところ、来週からは
周期的な天気変化に戻って、
晴れ間も出そうな予想が続いていますので、
まだ、この九州南部の天気は
梅雨の走りという見解で変わりません。
 
ただ、、、
 
もしも、今の予想が外れて、
来週もこんな感じになってしまったときには、
8月終わりの見直しで、
 
実は・・・
 
なんてこともないとは言い切れないのが、
難しい所ではあります。
 
あすは梅雨前線が北上してきますので、
これで梅雨入り、と言っても
それはそれで問題は感じません。
 
来週の晴れ間に関しても、
梅雨の晴れ間としても、
問題ないでしょう・・・
 
この辺りをどう感じるかは、
またそれぞれの感じ方になってきます。
 
が、気象庁としては、
まだ、という判断のようです。
 
 
きょう時点では、
梅雨前線は奄美付近に解析されていて、
九州南部の梅雨本番の状況では無い
気圧配置です。
 
では、きょうの雨の要因は何か・・・
 
資料を見てみると、
きのうも天気図上に残っていた
九州の南にあるあまり発達していなかった
動きが遅い低気圧が
きょうも不明瞭ながら
残っていた可能性があります。
(そんな雰囲気の風が予想されていました)
 
詳細な解析までは出来ていませんが、
地上の風の予想など見てみますと、
この低気圧の北東側で吹く南東の風と、
東海上から張り出す
高気圧の縁を吹く東風がぶつかって、
発達した雨雲が出来たのではないか、
というのが簡単な解析です。
 
この風のぶつかりは
昼にかけて
だんだんと東海上に移動しました。
 
 
一方、今夜からあすにかけては、
梅雨前線が北上してきます。
 
あすは、前線の活動も強まって
前線上に低気圧が発生して、
夜にかけて九州に近づいてきそうです。
 
前線の北にいる間は
冷たい風を感じますが、
夜にかけて、前線の南側に入ってくると、
ムシムシした風に変わるでしょう。
 
あすも、発達した雨雲がかかって
景色が霞むように
激しく降る所もありそうです。
 
きょう午前11時発表の
気象台による警報級の可能性では、
大雨警報の可能性について、
平野部で
あす日中から「高」に上がっています。
 
時間雨量は
まだ注意報レベルの予想になっていますので、
これまでの雨もあって、
土壌雨量指数が悪化し、
土砂災害の警戒が必要になりそうな予想です。
 
時間雨量についても、
きょうのように、悪い方に経過して
警報級になる可能性も捨てきれません。
 
あすも、最新の注意報・警報の発表状況にも
確認するようにしていきましょう。
 
さらに、前線は、
あさってにかけても九州付近に
停滞しそうです。
あさっても、前線の活動が
強まるタイミングがある予想で、
それに伴って発達した雨雲が
かかってくる可能性があります。
 
きょう正午現在でも、すでに
日向や都農で
24時間雨量が170ミリを超える
大雨になっている状況で、
ココに、今後さらに雨が加わってくると
地盤が弱まる所が出てきそうです。
 
あさってにかけても、
とくに土砂災害に関する大雨警報が
発表される可能性が高い予想になっています。
 
またあすお伝えする
新しい情報もご確認ください。
 
 
土曜日には次第に前線が南下して、
日曜日の日中にかけては、
雨が止みがちになりそうな予想が
引き続き優勢です。
 
招待高校野球も出来る可能性が
高い予想が続いています。
 
ただ、きのうのサンマリンの様子を見ると、
あの弱い雨でも
すぐに水が浮いてきたようでしたので、
あす、あさってと降る雨で
引き続き、弱い雨でも
水が浮いてきやすいグランドコンディションが
週末も続くと思われます。
 
土曜日に早めに止んでくること、
月曜日の雨マークに向けた雨の降り出しが
後ろ側にズレてくれることを願いたいものです。
220511
きょう昼過ぎの
青葉雨

新緑に雨が降りかかって、
鮮やかなのですが、
きょう午後くらいの
しとしとで
経過してほしいものです。

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