細い月と金星、きょうは雲の向こうで

ノダっち

21年11月8日(月) 17:55

難しかった週末ですが、
金曜日に予想していた土曜日は、
まずまずだったと思います。

天気マークで
北部に雨が反映できていなかった点が
残念でしたし、
悪目の雨がしっかり降る側で
経過した感じでした。

オンエアでお伝えしたように
昼の気温が上がりにくくて
ヒンヤリと感じられたと思います。
宮崎市内の昼間の気温は
15度から16度台の
横ばいで経過していました。

九州の南の低気圧が
日曜日ではなくて、
土曜日に通過したため、
雨が前に来た感じです。

一方、
この低気圧が東に抜けた日曜日は、
日中から次第に広く晴れました。

金曜日の段階で、
日中は雨が止むパターンが本線、
と書いていましたが、
それにしても、あそこまで
スッキリ晴れるイメージは
持てていなかったです。

夕方までは、
東からの風の影響も小さく、
スッキリと晴れていましたね。

夕方の西の空では
細い月がとてもキレイで、
地球照もよく見えていました。

地球照は、
太陽の光が当たっていない
月の影の部分が、
うっすらと見える現象です。

これは、
太陽の光が地球で反射して
月に届いて
(さらに再び地球に返ってきて)
ほのかに見える現象で、
月が細くてよく晴れているときに
見ることが出来ます。

月の左上には
金星も見えていました。

この月と金星は、
今日の昼過ぎに実は重なって見える
金星食というの起きていて、
夕方には
すぐ近くに見えるはずだったのですが、
残念ながら、
きょうの宮崎は朝から雨です。


昨夜には雲が広がってきて、
平野部の所々に
雨雲がかかり始めていました。

きょうの朝から日中にかけては、
日本の東に抜けた
高気圧の縁をまわる
暖かく湿った空気が
南東から流れ込んでいて、
所々にやや発達した雲もかけて、
土砂降りになった所もあります。

暖かい空気が入っていますので、
この時期の雨の割には
暖かさもあったでしょう。

一方、前線に伴う雨雲の帯が
だんだんと西から近づいてきました。

この前線は、今夜にかけて
九州付近を通過する予想で、
前線使前後での
突風や落雷の発生にもご注意ください。


あすは、前線が東に抜けて、
空気感は一変してきそうです。

天気は回復して
平野部を中心に広く晴れますが、
山沿いは、上空の気圧の谷や
西からの風の吹き付けで
雲が多くなることもあるでしょう。

気温は、きょうよりも低くなります。

日差しがもどるため、
日差しの温かさがあるものの、
日陰に入ったり日が落ちてくると、
寒さを感じてくるでしょう。

洗濯物はしっかり乾かせますが、
強めに風が吹く所もありそうすので、
飛ばされないように
対策をしておいてください。

なお、再延長された
イプシロンロケットの5号機ですが、
あす9日の午前9時51分21秒
再設定が昨日発表されています。

が、、、風があります。
ちょうどひと月前の10月7日に
上空の風が制限にひっかるとのことで
延期が発表されましたが、
あの時よりも、
強い風が予想されているため、
大丈夫かな??と
不安視しているノダです。


あさってから週末にかけても、
この時期にしては、
少し強めの寒気が入った状態が
予想されています。

ただ、九州南部への南下具合は、
この時期にしては
よくあるくらいでしょう。

木曜日は少し弱まった後、
金曜日が最も強まりそうな
予想になっています。

この辺りは、まだ変化もあるでしょう。

最新の予想気温に注目して
体調管理に
気を付けていただければと思います。

211108_1
きのうの夕方の
宮崎市の南から南西の空

細い月と金星と電車を
一緒に撮ってみました。
スマホでの撮影です。
211108_2
地球照の月
211108_3
日曜日朝の宮崎市の
西の空

このあと、
西側の晴れの区域が
どんどん広がってきました。

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