猛暑の処暑

ノダっち

24年8月22日(木) 17:10

今年の処暑は名ばかりですね。
 
二十四節気で
暑さが収まってくるころとされる
暦を迎えました。
 
例年、このころになると
朝晩を中心に涼しくなって
秋の気配が感じられたりするんですが、
今年は、まだ
ハッキリ感じられません。
 
きょうも、昼間は
猛暑日が出ていますし、
猛暑日になっていない所も
蒸し暑い空気が支配していて
暑さ指数は広く危険レベルになっています。
 
最高気温は、
加久藤で36.7℃まで上がったほか、
都城も36度で、
神門も35.6℃と
県内の最多猛暑日日数をさらに更新し、
このほか、西米良と小林も
猛暑日になりました。
 
上空の太平洋高気圧が
いったん強まった今日です。
 
午後3時現在で、目立った雨雲も
出来ていません。
 
 
あす以降は、
再び太平洋高気圧が
だんだん弱まりますが、
引き続き高気圧にも覆われるため
厳しい暑さも続きそうです。
 
十分な熱中症予防を心がけましょう。
 
一方、午後の雷雨は
きょうよりも発生しやすくなりそうです。
 
急な天気の変化、
激しい雷雨の発生にご注意下さい。
 
 
土曜日は
さらに高気圧が弱まって
午後の雷雨が起きやすくなりそうですが、
やはり晴れ間もあって暑いでしょう。
 
日曜日は、前線が南下してきそうですが、
九州南部付近は
まだ夏の空気のエリアのようです。
 
このパターン、晴れ間が有ります・・・
予報よりも晴れて暑いかもしれません。
 
 
一方、
予想通りに熱低は台風になりました。
10号です。
 
現状は台風を動かす風が弱い所で
太平洋高気圧に囲まれていて
動きが鈍い中で
徐々に発達してくると予想されます。
 
先日書いたように、
上空の風が弱いことは
渦巻きを整えやすく
発達しやすい条件です。
 
その後、十分に発達してくると
自力での北上力を持つので
次第に北に動いてきて、
日本付近で上空の偏西風に出会うと
東寄りに向きを変えるような
予想になっています。
 
自力での北上と
太平洋高気圧の動向によって
西寄りに進むか東寄りに進むか
まだハッキリしません。
 
また、どこで偏西風に出会うかでも
コースも変わってくるでしょう。
 
まだ、偏西風が
大きく南下してくる季節ではないため
日本の南で大きく東に向きを変える
季節ではないですが、
週末に秋雨前線が
日本海沿岸付近に予想されてくる
ということは、
少なく都の日本海付近には
偏西風が南下してくることにもなるため
どこかで向きを変えるでしょう。
 
もし早めに向きを変えるケースは
前線が南下してきますので、
そのパターンでも
前線の動向による雨を
気にする必要もあるかもしれません。

ということで、いずれも
まだハッキリしません。
 
特に月曜日から火曜日ごろの天気を
大きく左右する動きになります。
 
予報円の中心線にとらわれず
来週にかけて
最新予報の確認をお願いします。
 
東に向きを変えた後は
暑さが落ち着いて
秋が感じられるタイミングが
出てくるのではないか、
とも思っていますが、
そのあたりも今後の予報で
確認していきましょう。

この台風が
季節を進めてくれるかどうかも
ちょっと注目していますが、
31日からの一週間は、
かなり高温傾向の1か月予報の出ていますので
来月も
引き続き暑さへの注意が
必要になりそうです。
240822_1
朝の青空と
白く丸い月と
タプタプの大淀川
240822_2
昼前の青い空と
モクモク雲と
飛行機雲

モクモクとしてましたが、
午後になっても
大規模に雲が出来なかったので
上から高気圧が
抑え込んでいたのでしょう

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