おや?カルマン渦?

ノダっち

21年10月4日(月) 17:31

気持ちよく晴れて
運動会日和で、
洗濯日和な
週末になったかなと思います。

土日ともに
雲が少なく、
キレイな青空が広がって
夕方の空の
グラデーションも見事でした。

きっと
夜空もきれいだったことでしょう。

野田は、土曜日の昼前に
2回目のワクチン接種を受けたため、
副反応に備えて
ゆっくり過ごしていたのですが、
特に大きな反応が出ずにすんだため、
ただ、ダラダラと過ごしてしまった
週末になってしまいました^o^;

せめて、夜空と
戯れたかったなぁ。

アンドロメダ銀河も
見頃になってきていますので、
撮影に再挑戦したいのです。


よく晴れた分、
朝にかけては放射冷却が効いて、
内陸を中心に気温が下がりました。

きのう3日朝の最低気温は、
五ヶ瀬町鞍岡で9.6度まで下がって、
この秋の県内で初めての
朝寒日(最低10度未満)になっています。

県内の初朝寒日は、
去年は9月23日と早かったのですが、
2019年が10月9日で、
2018年が10月2日、
2017年は9月29日、
2016年が10月11日、
2015年が9月20日とメモしていましたので、
去年まで6年間の平均よりは
少し遅めですが、
取り立てて遅いほどでもないですね。

一方、日中の最高気温は、
強い日差しで
30度前後まで上がった所が多く、
都城と小林、西米良では
32度台まで上がって
10月としては
観測史上2番目の高い記録になりました。


きょうも、高気圧に覆われて
朝からスッキリ青空でした。

きのうの夕方辺りから
少し低い雲も見えてきているのは、
東からの湿った空気が
入ってきているためです。

きょうも、時おり
雲がかかった所もありますが、
特に雨を降らせるような雲には
なっていません。

日差しもたっぷりで、
きょうも、最高気温が
都城と串間、それに西都で
30度を超えて真夏日になっています。

このうち、都城と串間は、
先月30日から5日連続の真夏日です。

都城で、
10月に4日連続の真夏日になるのは、
1961年10月3日から6日以来、
50年ぶり2回目のことになります。

10月の観測期間が1977年以降の串間は、
10月の4日連続真夏日は
今回が、初めてです。


あすも引き続き晴れます。

都城と串間も
30度くらいまで上がる予想ですので、
都城で10月初の5日連続真夏日になるか、
串間が記録を更新するか、
注目してみましょう。

あすも、洗濯物もよく乾きます。

一方、海には、
ウネリが入っているようです。

台風16号は
土曜日に温帯低気圧に変わって
その発達した温帯低気圧も
もう離れていったのですが、
本州の南を吹いてくる
東風の影響で
ウネリは入っていると思われます。

このウネリが、
あすは注意報レベルになりそうです。

海のレジャーや漁業関係の方など
ご注意ください。


なお、この東風が
とってもマニアックな珍しいものを
けさ作っていました。

以前にも、
ココやオンエアで紹介したことがある
カルマン渦と呼ばれるものです。
(カルマン渦について詳しくは、
 こちらもご覧ください)

画像欄に載せておきますが、
いつも東シナ海にできるカルマン渦は、
北から(大陸から)の
冷たく乾いた空気が吹く出してくるときに、
済州島にぶつかってできる渦が
東シナ海の上の雲になって見えるのですが、
きょうの風向きは
上に書いたように、東から吹いていて、
いつものそれとは違う風で
出来ていました。

済州島の方に流れているので、
あたかも済州島でできたかのようにも
見えなくもないのですが、
風は東から南東から吹いていて、
おそらく、東風が屋久島に当たって
その風下にできたカルマン渦が
雲として可視化されたものと思われます。

ノダは、今回初めて見ました。

なお、逆の風向きで
屋久島の風下の太平洋に
カルマン渦が出来ることは、
寒候期にしばしば見られます。


明後日も晴れた後、
週の後半は、
先週からの予想から変わらず、
だんだんと湿った空気が
流れ込んできそうです。

木曜日くらいまでは
晴れ間がありそうに見えますが、
金曜日以降は、
どのくらいの湿った空気が
入るかによって変わります。

もう少し様子を見ましょう。

211004_1
土曜日の朝は、
注射の前の涼しい時間に
気持ちの良い青空の下を
6キロほど走りました。

ただ、まだ
汗だくになります^o^;
211004_2
きのうの夕方、
愛犬との散歩中の
キレイな空
211004_3
けさ8時の
衛星可視画像

東シナ海に
カルマン渦の
渦巻きが並んでいます。

動画にすると、
南東から北西方向に
動いていました。

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