台風のすぐ外側

ノダっち

21年9月30日(木) 17:20

台風16号は、
きのうの午後から
徐々に北東寄りに
向きを変えてきました。

きょうは、だいぶ
北東に動いてきています。

可視画像で見ると
中心の目もつぶれてきましたので
発達のピークも過ぎたようです。

それでも、
非常に強い勢力で進んで
きょうが県内との距離が
一番近くなりましたので、
沿岸には高い波が押し寄せています。

あすは、
関東の南を北東に進む見込みで、
近くを通る伊豆諸島の影響は
心配です。

海上は、
あすの明け方までシケが予想され、
あす日中も
注意報レベルの高波が続く予想
なっています。

あさってには、
台風が次第に東に離れるにしたがって
だんだんと
波が落ち着いてくる見込みですが、
ウネリは残りそうですので、
海釣りやサーフィンなどは
慎重に見極めてください。


一方、きょうの県内は、
台風の雲もかからず、
東からの湿った空気の流れ込みも、
台風の北上によって
風向きが北に立ってきたため
日中には弱まってきました。

また、台風の雲の外側で
台風で上昇した空気が
下降する場所になっているとも思われ、
広く晴れてきています。

日差しが多くなっていて、
暖かい空気も流れ込んでいますので、
30度前後まで上がりました。


あすから週末にかけては、
しっかりと晴れます。

あすは、きょうよりも
さらに暑くなりそうな予想です。

10月になりますが、油断せずに
十分に熱中症予防を心がけましょう。

洗濯物は、よく乾きます。

一方で、朝晩は
秋らしい涼しさも感じられそうです。

朝が涼しくても、
昼間は熱中症に気を付けたいですし、
逆に、昼間が暑くても、
夜は寝冷えにお気を付けください。


さて、きのうもお知らせしましたが、
あすは、
イプシロンロケットの打ち上げ
見えそうです。

再度書きますと、
午前9時51分21秒
打ち上げ予定となっています。

打ち上げ計画書によりますと、
リフトオフ後、
第1段ロケットの燃焼が
1分48秒間となっていて、
その間に73km上空まで上がり、
さらにリフトオフ後、2分45秒から
第2段の燃焼が開始され
約2分間燃焼予定です。

第2段の燃焼によって
200kmを超える高度まで上がります。

第1段は南南東向きに上がった後は、
第2段は南から南南西気味に飛行予定ですので
こちらにお尻を向けて
飛んでいく形になりそうです。

どんなロケット雲が出来るか
楽しみに見てみたいと思います。

なお、
H2A,H2Bの打ち上げを見慣れている方には
いつもの種子島の方向とは、
地域によって
少しずれた所から出てきますので、
事前に確認しておくと良いでしょう。

宮崎市から
内之浦のロケット発射場は
種子島とほぼ同じ方向ですが、
ほんの少し右側かなぁ、
城だと、逆に少し左かな、
というズレがあります。

210930_1
正午の衛星画像
(気象庁HPより)
210930_2
正午の衛星可視画像
(気象庁HPより)

赤外画像だと
目がはっきりしていますが、
可視画像だと、
目の中に低い雲が
増えているのが分かります。
210930_3
午後3時ごろの
宮崎市から東の空

台風外側の雲が
東の空に見えていました

 

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