秋の空気の方が強かったか

ノダっち

21年9月27日(月) 17:54

台風16号は、きのうの午後3時に

猛烈な勢力に発達しました。
 
きょう午前9時の発表で
一旦非常に強いになりましたが、
この先も台風としての
力を維持しやすい
海面水温と風の場が予想されるため、
再び猛烈になる予想で、
そのまま北東に向きを変える前まで
勢力を維持しそうです。
 
日本の南で、台風を西に押してくるほど、
太平洋高気圧に
もう力がなかったのでしょう。
 
日本付近では、
秋の空気の方が
幅を利かせてきているとも
解釈できます。
 
そのおかげで、
県内にとっては、
台風直接の影響は、
限定的なコースの可能性が
高くなりました。
 
間接的に、
風が強まる可能性がありますし、
海は時化そうです。
 
けさまで、
30日の波浪警報の可能性が
「高」になっていましたが、
現在は、
「中」になっています。
 
いずれにしても、沿岸はしばらく
高波に注意が必要です。
 
 
一方、きのうまでは
雲が増えながらも大きな崩れはなく、
晴れ間もありましたね。
 
きょうも、午前中までは
山沿いを中心に
晴れ間が残っていましたが、
沿岸部からだんだんと
分厚い雲が流れ込んできて、
早い所で昼前から
弱い雨がパラパラしてきています。
 
午後は、だんだんと
しっかりとした雨雲が増えてきました。
 
この雨の要因は、
東からの慣れこむ湿った空気なのですが、
衛星画像を見ると、
宮崎の南東のあたりに
小さな渦巻きが見えています。
 
天気図に表現されていないのですが、
小さな局地的な低気圧が出来ていて、
それがだんだんと南西に動いている影響で、
県内にその小低気圧の北側にある雲が
流れ込んでいる状況です。
 
ただの雨雲の流れ込みではなくて、
この小低気圧の北の雲で、
しかも小低気圧によって
そこそこに風も強まっているため、
県内の地形の影響などで
雨雲が局地的に発達する恐れもあります。
 
この小低気圧は、
北から張り出す高気圧の南側の風で
順調に動く見込みですので、
それとともに風の状況が変化すれば
同じところに
発達した雨雲がかかり続ける事態は
免れるでしょう。
 
ただし、風の状況が変わらない場合は
雨雲の状況が少し心配です。
 
今夜は、念のため、
雨雲の様子などにご注意ください。
 
もし、激しい雨音が続く場合は
最新のキキクルの確認もお願いします。
 
 
あすも、県内には、
東から湿った空気が吹き付ける影響で
雨が降りやすいでしょう。
 
とくに、沿岸線よりも
少し内陸に入った地域ほど
雨雲がかかりやすい予想です。
 
雨雲がかかるため
暑さも落ち着いた状態が続きそうです。
 
 
あさってから木曜日は、
台風外側の雲が
どの程度かかるかでしょう。
 
濃密な雨雲がかかる予想はないですが、
空の高い所の雲がかかったり、
周辺の湿った空気の流れ込みもあって
にわか雨程度はあるかもしれません。
 
台風が関東の南に進むころには、
スッキリと晴れてくる見込みです。
210927_1
きょう午後3時の衛星赤外画像
(気象庁HPより)

台風16号の渦巻きが
立派です・・・
それだけ強いことを
示しています。
210927_2
上と同じ時間の
衛星可視画像

可視画像は、
いわゆるカメラで撮ったのと
同じものですので、
こちらは、低い雲も
ハッキリ移ります。

注目は、
九州南都の渦巻きです。
低い雲が映りにくい
赤外画像では
ぼんやりしていますので、
あまり発達した雲は
含まれていなくて、
低い所の雲で構成された
渦巻きであることを
示しています。
210927_3
きのう朝の宮崎の空は
秋らしさが感じられました。

きのうの朝も、
そんな秋らしさを感じながら
10キロランをしました。

金曜日の夕方も
10キロ走っていたので、
疲れが取れていなくて、
きつかったです。
210927_4
23日明け方の国見ケ丘

日の出とは反対の空には
十六夜の月がありました。

ブランコが
良い感じだったので、
タイマーで、ノダが
写りこんで撮影してみました。

ただ、
フードを抜いて、
ダブルムーンで
撮るべきだったと、
反省の一枚です。

また、元気な時に
弾丸リベンジしたいと
思います。

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