さらに今年最高猛暑日更新

ノダっち

24年8月16日(金) 17:45

台風７号が
関東の東をかすめて
北上しようとしています。
 
お盆の台風が
ここの所よくありますね。
 
先日も書きましたが、
今年はそれも危惧して
早めに休みを取ったノダでした。
 
一方、この７号は
関東に近づくにつれて徐々に発達して、
北緯３５度付近まで北上して
ほぼピークの勢力になり、
関東をかすめようとしています。
 
しかも940ｈPaになる予想・・・
 
関東近海の海面水温が高いためで、
上陸しないことで
衰えなかったこともありますが、
ふつうは、関東付近に近づくときは
だんだんと温低化が進むか
勢力を
落としながらになっているでしょう。
 
気候変動の影響という面でも
とても気になった台風７号の
発達具合でした。
 
あすは、午後にかけて
次第に陸から離れて
交通機関も正常化するでしょう。
 
 
一方、県内は
台風の外側の高圧部で
広く晴れて気温が上がっています。
 
きのうよりさらに
猛暑日日数を更新しました。
 
県内の
年間猛暑日最多記録更新中の神門は
38.7度まで上がって、
今年の県内最高も更新しています。
 
一方、東シナ海にある
上空の寒冷渦の影響があって、
朝から雲がかかりやすかった所があったり、
午後は大気の状態も不安定になって、
一部にやや活発な雨雲も出来ました。
 
ただ、きょうも、平野部は
雨雲がかかっていなくて、
きょうで降水０ミリ状態が
所々で２０日目になっています。
 
この時期（７月～８月）に
２０日以上のゼロミリが続くのは、
久しぶりで、
宮崎、西都、油津は
２０１３年以来の１１年ぶり、
串間が１９９８年以来２６年ぶり、
日向が２０１７年以来７年ぶりです。
 
ただ、１位の連続記録には
もう少し余裕があります。
（宮崎、西都、日向は３０日以上の記録アリ）
 
いずれにしても、
そろそろ一雨ほしいと
思われている方も多いでしょう。
 
 
この週末も、この寒冷渦の影響で
午後を中心に
大気の状態が不安定になりそうです。
 
晴れて暑くなりますが、
午後の急な天気の変化には
山沿いを中心にご注意下さい。
 
レジャーをされる際は、
予め、雷が鳴ったときの避難場所を
確認しておきましょう。
 
また、川では
上流で降った雨での流れの変化にも
注意が必要です。
 
さらに、海は、
明日までウネリが残りますので
急な高波にお気を付けください。
 
そして、当然ながら、
熱中症に備えて
タイマーなども使って
定期的に日かげでの休憩と
水分補給の時間を作りましょう。
 
平野部でも、
夕立の雲がかかるかどうかは
微妙な状況です。
 
 
来週の月曜日は、
南北に割れた太平洋高気圧の間の
弱い前線隊の影響で
暖かく湿った空気が流れ込んで
各地で雨の時間がありそうで、
少し暑さが落ち着きそうです。
 
予想通りに猛暑日が出なければ、
これも先月２６日以来で
久しぶりになります。
 
また、平野部のゼロミリ地点で
恵みの雨があるかどうかも
注目です。
 
ただ、
水曜日にかけては
南側の太平洋高気圧が強まってきて、
再び広い範囲で
猛暑になる可能性があります。
 
いったん暑さが緩んだ後での暑さも
警戒しておきましょう。
 
また月曜日にお伝えする
新しい予報の確認もお願いします。
240816_1
朝は
やや雲が多かった県内です。

東シナ海の
寒冷渦による
渦を可視化していた雲が
かかっていた感じでした
240816_2
昼過ぎには
モクモクと
入道雲の成長気配も
見えていました
240816_3
午後３時の衛星画像
（気象庁HPより）

関東の南東に
台風のキレイな目が見えます。
まだ発達傾向です。

一方、九州の西には
寒冷渦による
大きな渦があります。

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