10号・11号も発生!

ノダっち

21年8月5日(木) 16:58

午前中の早いタイミングを中心に
一部に弱い雨雲もありましたが、
やはり、キレイに晴れてきました。

熱低と熱低の間で
下降気流が強まったと思われます。

沖縄付近の熱低は、
正午までは熱低のままでしたが、
午後3時で台風10号になりました。

朝から、衛星画像では、
熱低中心と解析された付近と別に
下層の渦巻きが見えていて、
単独でも発達に向けては
複雑な状況のようです。

一方、本州の南にも熱低があって
こちらも、北西寄りに進んで
本州付近に近づいています。

この本州の南の熱低と
沖縄付近の台風候補は、
影響しあう距離になって
反時計回りの動きを互いにする
藤原の効果と呼ばれる動きをする
予想になってきました。

この影響で、
沖縄付近の台風候補は、
九州に近づかずに
九州の南をやや離れて
奄美付近を東寄りに進む予想が
優勢となってきています。


台風9号の影響は、
まだハッキリしません。

中国大陸でどの程度衰弱するか
によって変わってきそうです。
つまり、あすから明後日の状況で
変わってくるということになります。

ただ、中国大陸で
十分に弱まって
台風としての形が崩れた後も、
湿った空気として九州に流れ込んできて、
雨雲を発達させそうな予想もあるため、
台風ではなくなったとしても
来週にかけて
注目しておく必要がありそうです。

一方、上陸しなかった場合は、
さらに厄介になります・・・

こちらも、明日以降にお伝えする予想で
ぜひご確認ください。


よく晴れたきょうは、
気温も上がっていて、
この時期らしい暑さになりました。

あすも、晴れ間があるものの、
本州南の熱低が西に進んできて、
外側の雲がかかりそうな予想が
優勢となってきました。

あすは、きょうよりは
だんだんと雨が降りやすくなると思って
傘を準備しておいた方が良いでしょう。

晴れても油断できない空になります。

この雲の影響は、
土曜日にかけても続く可能性があるものの、
台風10号の東進によって
解消していきそうですが、
影響が長引く予想もあって、
その場合はなかなか回復しないでしょう。

一方、台風10号は
東京五輪への影響が心配されます。

また、県内の沿岸も、
あすから波が上がってきて、
あさっては、
シケの時間帯がありそうです。

海のレジャーは
慎重な判断をお願いします。


きょうの資料だと、
日曜日も、
まだ9号の影響は無さそうですので、
晴れ間が残る可能性もありますが、
9号の動き次第で変わりそうです。

また、早ければ
3連休最終日の月曜日あたりから
湿った空気が入りやすくなってきて、
火曜日を中心に
台風9号か、9号崩れの空気の影響が
出てくる予想があります。

来週は、雨の降り方に
注意が必要になりそうです。

最新の情報をご確認ください。

210805_1
昼過ぎの宮崎市の青空
210805_2
午後3時の衛星画像

熱低や台風の位置については
ノダが加筆

あすは、本州南の熱低の
西の雲の影響がありそうです。

なお、台風11号も
午後3時に発生しました。
雲の形的には
一番台風らしくも
見えますね

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