初冬日は20日でした

ノダっち

21年11月24日(水) 17:07

きのうは、
祝日でお天気日記の更新がない中、
すでに書いてしまっていたので、
けさ、更新してもらいました。
きのうのCheck!でもご紹介した、
宮崎市内の黄葉・紅葉の写真を
載せていますが、
そこからさらに漏れた写真があるので、
またきょう、載せさせていただきます♪

そして、月曜日のお天気日記に、
大事なことを書き忘れていたことも、
思い出しました。

20日(土)に
県内の今シーズン初冬日を
観測していたのです。

五ヶ瀬町鞍岡で-1.0度、
高千穂で-0.8度まで
下がっていました。

県内の最近10年の初冬日は、
去年(2020年)が11/05、
一昨年(2019年)が11/15、
2018年が11/21、
2017年が11/5、
2016年が11/24、
2015年が11/27、
2014年が11/14、
2013年が11/21、
2012年が11/16、
2011年が11/21、
となっていて、
去年が最近の中ではかなり早く、
10年の平均は11/16で、
30年の平均が11/14なので、
少し平均的に比較しても、
今年は、やや遅めでした。
それでも、
20日前後に出ていることも
よくあって、
去年や10月下旬に出ることが
たまにあって平均を早めていますので、
標準的な範囲内だったでしょう。


きょうは、朝から広く晴れて
ライブカメラを見ると、
韓国岳や新燃岳に
初(おそらく)冠雪も確認できました。

ただ、まだ
寒気は抜けきっていないため、
山沿いを中心に
時おり雲が多くなっています。

また、朝にかけては
良く晴れた平野部を中心に
所々で今季一番の寒さを更新しました。

日中は、風が昨日より弱めで
その分、日差しの暖かさも
しっかり感じられますが、
日かげに入ると、
やはり空気が冷たいです。


あす朝にかけても、
放射冷却が効いて冷えますが、
日中にかけては、寒気が弱まって
きょうよりさらに
平野部を中心に
過ごしやすい陽気が戻るでしょう。

山沿いは、北部の県境付近など
まだ寒気による雲がかかって
寒さが強く感じる所もありそうです。

雲がかかっても
大きな崩れは無い見込みです。

金曜日の未明からは
空の高い所の雲が増える予想があって、
その後、5500m上空の寒気が
強まりそうな予想になっています。

下層の寒気もやや強まりますが、
週末の寒さは、中層以上の寒気が
影響しそうです。

この影響で、
週末から週明けにかけて
朝晩を中心に寒さが強まりそうな
予想になっています。

一方、来週火曜日には、
前線が通過するため
前線のううか前には暖かい空気が入り、
前線通過後に、
また寒気が入ってきそうです。

来週後半の寒気の強さは、
まだブレがありますが、
強ければ
真冬でも強いと感じるくらいのレベルの
予想もありますので、
今後の予想に注目していきましょう。


きょう発表された3カ月予報では、
平均気温の予想が
低:並み:高で
12月が50:30:20で平年より低く、
1月が40:40:20で平年並みか低く、
2月が40:30:30で
低い寄りのほぼ平年並みの予想です。

3か月をトータルすると、
平年より低い予想になっています。

暖冬の可能性が低いどころか、
平年よりも
寒さが強い冬になりそう、
という予想です。

しっかりと冬支度をしておきましょう。

211124_1s
科学技術館横の紅葉を
撮影していたら、
ノダの腕に、
赤とんぼが止まりました。

しばらく、ジッと。

こうして
写真が撮れるくらいですので、
きっと、野田の腕を
木の枝と勘違いでも
していたのでしょう^o^;
211124_2
けさの新燃岳火口付近
(気象庁HPより)

火口周りが
うっすらと
白くなっていました。
211124_3
こちらも、
けさの新燃岳
(気象庁HPより)

左端に
韓国岳の白っぽい様子も
チラッと見えています
211124_4
この冬の天候の要因の予測
(気象庁HPより)

右下の海面水温が低い、
となっているのは、
ラニーニャ現象が
続く予想となっているためで、
その反作用的に
フィリピン近海などの
海面水温が高く、
積乱雲が多く出来る予想です。
この影響によって、
偏西風の流れが
図のように変化することで、
西日本に、大陸からの寒気が
南下して入りやすい
というのが予報の根拠と
なっています。

つまりは、フィリピン近海で
雲が出来なかったりすれば
また変わる可能性もある、
ということも言えるでしょう。

ただ、可能性的には
図のようになるの方が高い、
ということになります。

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