七夕はアースクール・デー

ノダっち

21年7月7日(水) 16:58

本州の日本海側を中心に
再び梅雨前線が猛威を振るっています。

梅雨前線が九州より北に上がった時の
大雨のパターンです。

もう前線が南下してこないか、
引き続き週末にかけての動向を
注視しています。

南下してこなかったら、
さて、梅雨明けはどうだったでしょう、
という感じにもなっちゃうでしょう。


きょうは、日本海で前線が活発で、
そこに向かう湿った空気が
九州にも流れ込んでいるため、
昨日より雲が増えました。

山沿いの所々に雨雲が出来て、
平野部でも北部を中心に
弱い雨雲がかかった所もあります。

今夜の七夕の夜空は
雲の間から少し星が見えるでしょう。
南部ほど見やすいと思います。

ただ、雲が多めなので
星座を見慣れていないと
織姫星、彦星を探すのは
難しいかもしれません。

なお、
今年の伝統的七夕の日は
8月14日です。
そちらの方がよいでしょう。

昨日予想していたよりも、
雲が多くなりました。

一方、雲が多くなった分、
昨日よりさらに日差しが少なくて
きのうよりも
昼間の暑さが弱まっています。

逆に朝にかけては、
雲が増えて放射冷却が弱まり、
南部は気温降下も小さくなりました。

宮崎市内や都城、日南、串間では
熱帯夜になっていて、
今年一番の蒸し暑い朝の所もあります。

きょうは、国が制定した
クールアース・デーという
環境問題、地球温暖化を考える日、
ということで、きょうのCheck!で
この熱帯夜に関する
宮崎のデータとともに、
話をさせてもらいました。(予定です)

この日記にも、
このデータは載せておきます。

グラフを見ると、
増加傾向が一目瞭然でしょう。

平均気温なども
明かに上がっているのですが、
この熱帯夜のグラフが
一番わかりやすいと思います。

熱帯夜が増える傾向は、
地球の温暖化の影響に加えて
都市化の影響もありそうです。

夜の気温が
下がりにくくなっている傾向は、
冬日に関しても顕著に言えます。

また、最高気温に関しては、
今後の予想をお伝えしようと準備中です。

2018年に気象庁が発表した予測では、
今のままのペースで
二酸化炭素鵜の排出が続いた場合、
今世紀末には、今よりも
夏の平均気温が
3.7度上がる予想になっています。

今の7月の最高気温は31.3度なので、
これが3.7度上がると、35度です。
最高気温の平均が35度の予想です!!

つまり、猛暑日になるのが普通
ということを意味しています。

今世紀末には、
私はもうこの世にいないでしょうが、
今の子供たちが、お年寄りになって
最も熱中症に苦しみやすい年代に
なってきていることでしょう。

今の子供たちに、どんな地球を
受け渡していくことになるのか、
この蒸し暑い七夕の夜空とともに、
家族でこの問題も
少し考えてみてください。


さて、あすも、
梅雨前線は九州の北に予想されます。

前線南側の南の
暖かく湿った空気の通り道で、
山沿いを中心に雲が出来て、
雨雲がかかる所もありそうです。

一方、平野部を中心に
あすも日差しが予想され、
厳しい暑さになるでしょう。

朝にかけても、平野部を中心に
蒸し暑い熱帯夜も予想されます。

引き続き、あすにかけても
十分な熱中症予防を心がけましょう。


あさっても、明日と同じような
状況が続きそうです。

土曜日は、少し前線が南下傾向で
九州で雨が強まる可能性がある
資料もあります。

ただし、まだハッキリしません。

九州北部に発達した雨雲がかかると、
県内でも、北部を中心に
雨雲が増える可能性があります。

もう少し様子見です。


来週になると、
梅雨前線の活動が弱まって
不明瞭になりそうです。

さて、さて、
梅雨明けの発表は
どのタイミングでしょう!?

210707
熱帯夜日数の変化

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