季節が進む週末となるか

ノダっち

21年6月25日(金) 18:00

5月の後半に強まって
梅雨前線を早々に押し上げてきた
太平洋高気圧ですが、
その後、今月は、どちらかというと
おとなしくしていました。

そのせいで、今月は
季節があまり進んでいません。

梅雨前線が時々
九州付近に北上していますが、
特に今月後半は、九州の南に
位置することが多くなっていて、
特に今週は南に離れがちで
晴れ間も多くなりました。

日照時間は、
最近10日間が
平年の1.2~1.3倍前後の所が多く、
最近5日間だと
平年比2倍~2.4倍前後の
所も多くなっています。

太平洋高気圧が弱い影響で、
台風5号もこちらに近づくことなく、
日本の東に向かいそうです。

きょうも、県内は、
薄い雲がかかっているくらいで
各地でしっかり日差しがありました。

日差しとともに気温も上がって
山沿いは所々で真夏日になっています。

午後3時現在では、
雨雲の発生もあまり見られません。


ただ、週末から来週にかけては
徐々に勢力を強めてくる
予想になっています。

その影響で、週末は
梅雨前線が北上してきそうです。

ただ、まだまだ
太平洋高気圧の本気は感じられません。

まだ来月に入っての予想も
資料によっての差もあって、
どこまで強まってくるかも含めて
様子見です。

来週以降、詳しく見ていきましょう。


梅雨前線の北上は、
きのうまでよりも早い予想に
変化してきました。

このため、あすは
午後以降、次第に雨が降り出しそうです。

傘を準備してお出かけください。

夕方以降が本降りの所が増える予想ですが、
もう少し早まるかもしれません。
昼頃からは
パラパラ降り出すところもあるでしょう。

日曜日には、
梅雨前線が九州南岸付近まで来そうです。
(今週初めに時点では
 もっと北に予想していましたが、
 やはり太平洋高気圧が弱く
 そこまでは
 北上しない予想に変わりました)

日中から午後にかけては
一旦やや南下する予想もあるため
雨の止み間が山沿いを中心に予想されます。
(平野部は東からの湿った風の吹き付けで
 止み切らないかもしれません)

月曜日は
再び活発化するとともに北上して
九州南部付近で
やや発達した雨雲が予想されます。

現時点では、どの程度活発化するか
まだハッキリしませんが、
あすからの雨の総雨量が多くなって
地盤が緩んでくる可能性もあるため、
最新の注意報・警報の発表状況を
ご確認ください。

また、とくに警報が発表された際には、
実際にどのあたりが危なくなっているのか、
キキクルを使っての確認をお願いします。

宮崎県の注警報、
キキクル、気象台発表の情報が
一度に確認できるページはこちらです。


来週になると、後半にかけて
徐々に太平洋高気圧が強まる
流れの予想ですが、
本格的な強まりが、
こちらも今週初めのものと比べて
少し遅れ気味な資料にも見えます。

それでも、再来週くらいには
九州南部付近まで
太平洋高気圧が来そうな予想も
引き続きありますので、
夏好きとしては期待したいです。

その前に大雨がないかどうかも
同時に注目にはなります。


この予想のように進むと、
今週末から来週にかけては
梅雨のステージが変わっていく、
つまり季節が進んでいく
切り替えのタイミングとなるのでしょう。

この週末はその始まりかもしれません。

来週にかけて、そういう意味でも、
前線の位置、雨の降り方など
注目していきましょう。


きょうは毎月恒例の3か月予報の
発表の日ですが、
7月、8月は
あまりはっきりした傾向は無い中の、
ほぼ平年並みという予想です。

どう転ぶかわかりません。

9月は、残暑がありそうです。
平均気温の予想が
低:並:高=2:4:4ですので、
低くなる可能性は低くなっています。

最近の9月は暑いですからね。
運動会など熱中症に要注意でしょう。

ということで、
梅雨明けについても、
まだハッキリとは見えないものの、
昨日もお伝えしたように
それほど遅れる感じは無いです。

210625
昼過ぎの宮崎市上空

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