10日ぶりに夏日無しか

ノダっち

21年6月16日(水) 18:00

朝にかけて、心配したほどの

非常に激しい雨は観測されませんでした。
 
夜中に何度か目を覚まして
雨雲レーダーの確認をしましたが、
特にシビアな雨雲は
主に鹿児島県内までで、
県内まで北上しなかったようです。
 
それでも、
やや発達した雨雲もかかって
1時間に20ミリを超える
強い雨を観測した所もありました。

きのうからの雨量は、
県の雨量計の多い所で100ミリを
超えたくらいですが、
土砂災害のキキクルで
黄色が付いた所もあります。
 
週末からの雨によって
危険度が上がりやすい状況です。
 
懸念した発達した雨雲が
かからずに済んだのは
助かりました。
 
 
午後は、
前線が次第に南下しているはずですが、
北部ほど雨雲がしつこく残っています。
 
地上の前線から北に離れたあたりに、
上空の前線のピークもあったのでしょう。
上空の風の観測結果を見ていると、
3000m上空付近の前線が
県北部辺りを通っていそうでした。
 
夕方にかけては
徐々に雨雲が少なくなって
ばらけてきているものの、
まだ降ったり止んだりしています。
 
前線の北で雨が降りやすくなったため、
昼にかけての気温上昇が鈍くて、
午後3時現在、県内の全アメダス地点が
25度に届いていません。
 
このまま県内の全地点が
夏日にならなければ、
6月6日(日)以来10日ぶりです。
 
 
梅雨前線は、
あすになると、南に少し離れます。
 
湿った空気の流れ込みがあるため
雲の広がりやすい状態は続きますが、
日中は雲が薄くて、
晴れ間もありそうです。
 
一方で、夕方以降には
熊本県境付近を中心に
雨雲の発生も予想されています。
 
湿った空気の流れ込みもありますので
やはり不安定感はぬぐえません。
 
ほとんどの所は影響がないでしょうが、
洗濯物は、
空模様を見ながらの対応がおススメです。
 
 
あさっては、午後にかけて
再び前線が西から北上してくる予想で、
午後ほど雲が分厚くなるでしょう。
 
遅い時間を中心に雨が降り出しそうです。
 
週末の予想は、
まだ資料によって差があります。
 
早ければ、土曜日の日中には
雨が止んできそうですが、
遅いと日曜日になりそうです。
 
早いパターンなら、
日曜日は晴れ間が出る可能性もあります。
 
最近の資料の傾向からすると、
日曜日は晴れ間も出そうな資料が
優位ではないかと思うのですが、
もう少し様子を見ましょう。
 
来週は、もう6月下旬です。
 
梅雨の大雨が起きやすい時期になります。
 
来週は、後半になると、
南の太平洋高気圧が強まって
梅雨前線を次第に押し上げて、
しっかり前線がかかりそうな
気がかりな資料もあります。
最新情報の確認をお願いします!
 
あす発表の一カ月予報に、
梅雨明けの気配が
出てくるかというあたりも
注目しましょう。
210616_1
午後3時までの最高気温

4月中旬並みの所もありました

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