珍しく乾燥した夏至

ノダっち

21年6月21日(月) 17:33

昼の影の短さが
しっかり感じられる
夏至になりました。

梅雨真っただ中で、
しかも、梅雨末期に向かう
梅雨の最盛期の時期なので
宮崎の夏至は
しっかり感じにくかったりすることも
しばしばあるのですが、
今年は、朝から気持ちよく晴れた
夏至になっています。

夏らしい暑さにもなりましたが、
まだ、真夏の暑さのそれとは
次元が違うのは感じられているでしょう。

梅雨前線の南にある
真夏の空気ではなくて、
どちらかというと、
まだ前線北の空気ですので、
初夏の空気の中です。

日差しは強くて暑いものの、
真夏に比べると
水蒸気の量が違います。

この水蒸気の量の違いが、
体感的な暑さに違いです。

真夏には海育ちの
太平洋高気圧に覆われますので
湿度も高く蒸し暑さが強まって、
熱中症の危険度も上がります。

まだ、大陸育ちの高気圧の圏内で
カラッというほどではないものの、
真夏に比べると湿度が低めなのです。

きょうは、そんな中でも、
湿度が50%前後まで下がった所が多く、
宮崎は、
昼前に48%まで下がっています。

過去の夏至の日の湿度を調べてみると、
宮崎市で夏至の日の最小湿度が
50%を下回ったのは、
なんと1990年の夏至以来、
31年ぶりでした。


週末も、土曜日から
だんだんと晴れてきました。

土曜日の午後には
だいぶ気持ちよい青空になってきて、
アオタイにエントリーしたこともあり、
久しぶりに走りに出かけたノダです。

ただ、この半年、
ほとんど走っていなかったので、
ホントになまっていました。

焦らず
徐々に上げていきたいと思いつつ、
きのうも、
朝から気持ちよい青空だったので
走れるときに走っておこうと
さらに重ねて走ってみたところ、
だいぶ太ももパンパンの筋肉痛です。

次はこの痛みが取れてからにします^o^;

土曜日も
晴れた後で所々で雨が降ったり、
日曜日も、広く晴れたものの、
夕方になって雨雲が
所々にかかりました。

日曜日は、にわか雨の可能性が低い
と予想していたので、
おやおや、やはり梅雨か、
と思いつつ見上げた空には、
少しも出ていた夕方です。


さて、今週は、このまま
前線が九州より南に
やや離れて予想されます。

土曜日までは、
前線の直接の影響を
受けにくいでしょう。

連日晴れ間もありそうです。

ただ、あすも、
午後に山沿いを中心に
にわか雨の可能性があって、
あさっては、さらに
にわか雨が起きやすくなるでしょう。

木曜日から金曜日は、
湿った空気が流れ込んで
一層不安定になる可能性があります。

土曜日は少し安定感が戻りますが、
日曜日になると、
前線が北上してきそうな資料が
優勢になりつつあり、
月曜日には、
前線の影響を受ける可能性が
だいぶ高まっているきょうの資料です。

ただ、まだ先ですので、
もう少し様子を見たいと思いますが、
活発な状態での北上気配もあります。
今後の情報にご注目ください。

そもそも、この夏至に、
こうしてしっかりと
昼の影の短さが感じられているのは
まだ九州の南で
太平洋高気圧が強まってこずに、
梅雨前線を押し上げてきていないためです。

きょうは、
沖縄の梅雨明けの平年日ですが、
まだ梅雨前線が南西諸島に延びていて、
少なくとも
今週土曜日くらいまでは
明けられないでしょう。

太平洋高気圧自体は、
日本の東でだいぶ強まって
北への勢力を広げていますが、
当初予想されていたほど
西に張り出してきていません。

このため、九州付近では、
前線が南西諸島付近に延びて、
なかなか北上してきていないのです。

来月になると、
一気に強まってきそうな
気配を示す資料も一部にあります。

そうなると、
暑さが一気に強まってくるでしょう。

熱中症に気を付けつつ、
体を暑さにならす
暑熱順化も進めていきましょう。

210621_1
きのうの
ちょこっと出た虹
210621_2
土曜日夕方の
青空とウロコ雲
210621_3
今日の昼の
短い影

影ふみをしたら
オニが圧倒的に
不利な夏至前後です。
210621_4
けさの青空

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