梅雨空もどる

ノダっち

21年6月2日(水) 17:15

朝から
分厚い雲になっていましたね。

日差しが弱まった分、
朝の通勤中の暑さが
きのうより弱く感じた分、
逆に湿度による
蒸しっと感は強まった気がします。

レーダーでは、
朝から弱い雨雲の反応が出ていました。
地上付近がまだ
十分に湿っていなかったため、
ほとんど落ちてきていないかもですが、
やはり昼間から
少しパラパラした所もあったでしょう。

このあたりは
まだコンピューターも
予測しきれないですね。

念のための可能性を
お伝え出来たのは良かったなと思いますが、
このバランスは難しいんですよねぇ^o^;

一方で、宮崎上空は
きょうのように
レーダーが雨雲をとらえていても、
地上が乾いていたら
雨が落ちてこないことがありますし、
逆に、レーダーで雨雲がなくても
一層低い雨雲がかかると
レーダーが反応しない雨雲もあります。

このあたりの見極めも難しいです。

いずれにしても、
きょうは、高気圧が東に離れて
だんだん湿った空気が入ってきました。


あすになると、
梅雨前線本体が九州付近に延びてきます。

夜にかけては、
いったん九州の北まで北上する予想です。

県内は、南からの雨雲の素の
温かく湿った空気が流れ込んで、
雨雲が局地的に発達しやすい
前線の南側に入ります。

特に午後ほど
発達した雨雲も予想されていて、
急な激しい雨による
道路の冠水などに注意が必要です。

また、いつも通り
落雷や突風の発生にもご注意ください。

その後、あさってにかけて
前線が南下しそうですが、
その南下のペースは
資料によってまだブレがあります。

早く南下すれば
早めに止んできますが、
ゆっくり南下した場合には
雨が長引いて総雨量が多くなることが
懸念点です。

長引いたり、雨雲が
予想以上に発達したりすると、
警報になる可能性もあり、
すでに気象台からも
警戒を呼び掛ける情報が出ています。

あすお伝えする見解でも
ご確認ください。


土曜日は、
前線が九州南岸に予想されます。

この週末の前線の位置も、
まだブレがあって、
資料が新しくなるために、
各国の資料も変わっていますので、
まだ予報が変わる可能性ありです。

きょうの段階では
前線に近い南部を中心に
雨の可能性もある予想になっています。

その場合には、さらに
総雨量が増える可能性もありますので、
ココの前線の動向も
防災上、気になるところです。

日曜日以降の
前線の動向も含めて、
あすの予報でもまたご確認ください。

210602
お昼ごろの
宮崎市上空

少し青空が
見えていました。

日付が出ると
一層蒸し暑さも
感じました。

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